【速報】「報道ステーション」終了直後の古賀茂明氏に岩上安身が緊急直撃インタビュー!降板の内幕を衝撃暴露~岩上安身によるインタビュー 第520回 ゲスト 古賀茂明氏 前編 2015.3.27

記事公開日:2015.3.28取材地: テキスト動画独自
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 番組内で「I am not ABE」のプラカードを掲げ、安倍総理を批判した元経産官僚の古賀茂明氏は、3月いっぱいでテレビ朝日「報道ステーション」を降板となった。

 最後の出演となる2015年3月27日、古賀氏は再び番組内で「I am not ABE」のプラカードを取り出し、堂々安倍政権批判を展開。番組に緊張が走った。

 「テレ朝の早川会長や古舘プロダクションの社長の意向で、今日で報道ステーションを降板することになった」「菅官房長官は陰でものを言うのではなく、直接自分に言ってきて欲しい」。

 官邸の圧力によるテレビ朝日、大手メディア内部の自粛と転向を暴露し続ける古賀氏に、番組終了直後、岩上安身が緊急直撃インタビューを行った。

 番組、テレビ局内部に、今何が起きているのか。官邸の圧力はどのようなものなのか。そのリアルな内幕を赤裸々に語った。以下、ぶら下がりインタビューの実況ツイートとともにお伝えしたい。

 なお、古賀氏へは4月2日15時からCh1でロングインタビューを予定しているので、降板劇のより詳細な実情はそちらをご覧いただきたい。今、日本がどのような危機におかれているのか。岩上安身がその深部に迫る予定だ。

■待機中

【以下、インタビューの模様の実況ツイートをリライトして掲載します】

菅官房長官が「放送法違反だ」と裏で圧力をかけている!?

岩上安身「報道ステーション、最初にアドリブで降板に至った経緯を話したところで止められましたね」

古賀茂明氏「官邸に抗議することが今回の目的でした。古舘さんは私に『何もできずすみません』と言っていたのであれくらいいいかと思いましたが、古舘さんには立場がある。

 古舘さんとはとても仲良くしていただいていたので、止められて、非常に驚きました。だから『言っていることと違うじゃないか』と言わせていただいた。『I AM NOT ABE』のプラカードを出し、『なぜあそこまでするか』と思う人も多かったでしょう。

 何もなくプラカードを出せばただの馬鹿ですが、官邸が個人攻撃をしてきているんです。菅官房長官が、名前を出さず、私を批判してきています。『とんでもない放送法違反だ』と裏で言っていると聞いています。それは大変なこと。免許取消もあるという脅しですから。

 脅されて、常に不安を持ちながらも『黙ってはいけない』ということで、無理矢理、自分を追い詰めていました。ガンジーが言っていたように『1人騒いでも社会は変わらない。大人になろうと思って何も言わなくなったら、自分が変えられたことになってしまう』。

 僕はいつもそう強く思っているので、攻撃されて黙るのではなく、言われたら言いたいことをどんどん言うつもりでやっています。テレ朝には申し訳なかったですが、私がいきなり言ったので、誰の責任にもなりません」

番組終了後、吊るし上げに反論「日本の報道がどうなっているかの議論のきっかけになれば」

古賀氏「最初『I AM NOT ABE』のときは事前にやるとスタッフに言っちゃったんです。あとで(上から)言われてしまったようなので、今回は内緒でいきました。僕としては最大限気を使ったつもりですが、突然ですから裏切りだと思う人もいると思います。

 今日は番組後に、報道局長をはじめガンガンガンガン言われました。あんなニュースと関係ないこと言うのはおかしい、事前に言ってくれないのもおかしい、と。でも僕は、話す内容を打ち合わせること自体が変だと思っています。

 彼らは『そんなこと突然言われても世の中の人は何もわからない』といいます。わからなくてもいい。日本の報道がどうなっているかの議論のきっかけになればいいし、『番組を私物化している』などとも言われましたが、僕は自分の利益でやっているわけではないんです。利益を考えたらこんなことはやりませんよ。

「皆が転向していっている」今の日本はかつてない危機的状況

(…サポート会員ページにつづく)

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  1. hotaka43 より:

    古賀氏の気持ちや意気込みは理解できるのですが、御自分が世間に、それもテレビという大きなメディアに於いて発信できる機会を自分から失わせてしまうのは惜しいと思ってしまいました。
    少しづつでもいいから世間の人々が覚醒するように導いて欲しかったですね。
    きっとそのようなことが出来ない性分だから、役所も辞めざるお得なくなったんでしょうけどもね。
    ネットでの発信というものはいくら大きな声を上げても、特定の世間にしか届きませんよ。特に老人などには無理ですね。
    私は今60歳ですが仕事を殆どしていないので、このように岩上氏の配信を読む時間も有るし、古賀氏の発言を見聞きする暇も有るのですが、世間一般の成人は忙しくてそれどころじゃない筈です。テレビのニュースをメシでも喰いながら見るのが精一杯なのが現状だと思うのです。その中で古賀氏のような方が安倍政権を批判していれば理解できる人もいたのだと思うのですがね。
    惜しい存在を失ったなあ、と思っています。

  2. 山本 より:

    >> 最近、テレビを降ろされた人が沢山います。死屍累々と

    確かにそうですね、ちょっと思い出しても長く続いた番組を降板したのは、青山繁晴氏に、勝谷誠彦氏に、宮崎哲弥氏に……
    あれれ? 安倍政権に比較的好意的な人ばかりが降板させられてますよ。まさかなにかの陰謀が……。

  3. 燎原の火 より:

    この古賀さんとのインタビューを始め IWJの動画を全て是非 YouTubeにアップして下さい。世界中が見ますので国際常識で考えれば誰が正しいか一目瞭然だし、貴方がたの保身にもなります。私のような海外に住む日本人や駐在員達も見れるし。英語訳が画面の下に出ればベターです。

  4. チョク より:

    岩上さん、スタッフの皆さん、古賀さん、お忙しい中、小生を含め一般の人に、今回の報道ステーション内でのコメントに至った丁寧な説明をして頂き、ありがとうございます。小生は納得できました( ̄^ ̄)ゞ 折しも、ドイツ機、副操縦士の件で「権力者の自己陶酔による暴走」が如何に恐ろしいものか、、アメリカなどの軍産複合体、安倍政権の暴走と重なり、今の日本の現状に恐怖しております。貴殿たちの勇気ある行動が、危険な洗脳を解くものであると信じ、今後の活躍に期待します。小生も微力ながら応援し、小さな声を出し続けます。I am not abe!

  5. ひなが より:

    経済破綻、大地震。どっちも必ずやって来る。
    権力で弱体化を覆い隠すよりも国民を思う慈愛の政治を!
    僕チャン政治にそれができるか?

  6. 武田光良 より:

    古賀さんに拍手です!消されないでください!

  7. 名無しのおにゃのこ より:

    すごくうがった見方をしてるよね。60年代の左翼暴徒やオウムと同じ。「日本のやつら」と言った韓国与党代表とも同じ思考回路。品が全くない。知性が無い。自身が、ずっとちやほやされて、まわりからおだてられて生きてきてるからかな。自分が否定されることが人生で一度もなかったエリートは、自身を否定されると、感情的に即物的にテロ行為に走るということか。安倍晋三が首相を降りたとき、自民党が在野に下ったときに、自分たちがどんな事をし、どんなコメントをして、優越感に満ちて勝ち誇って毒を吐いていたか、それに対して自民党や安倍がどんなコメントを出したかを思い出さないといけない。常に、正義と世論の中心は自分にあるなんて、この人たちが嫌う自民党だって安倍晋三だって、泥に落ちた時に表面には出さなかったしコメントしなかったじゃないか。多様性とか国際化とか共生とか、耳触りのいい言う人間に限って、自身を否定されると、こういうエゴまるだしの本性を現す。特定の利害関係がある支援者以外に誰が信頼する?だから、日本の左派や民主党はだめになったんだ。

  8. 山本太郎 より:

    共感しました。
    ぜひ一緒に戦いましょう!

  9. 笹上一成 より:

    古賀さんのやつれた姿に受けたストレスのリアルさを感じた。そして古賀さんの番組降板に対する古舘さんのやや慌てた否定ぶりと、これまでの報ステ番組の、政府への批判姿勢を強調したことが、かえって今の体制内で自身およびテレビ朝日の生き残れる限界を示してたことになった。しかしこれも4月からはどうなるか判らない。
    古賀さんのとられてきた姿勢と御意見には強く共感し支持したい。

  10. 青山知弘 より:

    古賀さん、腹が据わっています。私も見習わなければ。世の中の雰囲気に流されず、発信し続けます。

  11. 野田 功 より:

    自民党「広報報道機関の読売系メディアと産経系メディア」は当然のこととして、今回の「報ステ古賀さん事件」の前から、日本の報道機関が何も政権の批判をしなくなったと感じていました。公式な記者会見でも「質問の内容が余りにも稚拙すぎて、良くお前さんたちは高給をもらっている記者なのに、折角の会見で何も聞かないのだ」と・・・・安倍と菅は、本当に国会議員なのかと疑う知能の持ち主で、何かあると「国民のみなさまに丁寧に説明して理解していただきますと・・・」。国民に説明も大切だが、おまえの頭では国民には説明できないから、「国会の場できちんと議論せよ・・・・ヤジは不要〈知性のなさ丸出しが理解できないのか?)」 また、菅の「沖縄県辺野古の埋め立てに関して、法にのっとり粛々と行う」と馬鹿の一つ覚えの様にいうが、憲法が何か分かっていないお前に「法にのっとり」という言葉は使う権利はない・・・

  12. MS より:

    古賀さんはあそこまで反安倍の旗幟を鮮明にしているのはアッパレ!
    でも自分の(凝り固まった)考えで世論を誘導してやろうという魂胆が見え、一般ピープルはそこを見抜いている。面白がっても誘導はされまい。
    報ステ金曜日の彼の発言を(反面教師として)楽しみにしていたのに、今後見られないのは残念。

  13. レオン より:

    古賀さんに一言…

    格好良かったんです。
    勇気を貰いました。

    政治が云々以前に、
    古賀さんの人柄が好きです。

    内に秘めた熱さと優しさを持ってる人だと感じました。

    男らしくて、
    骨がある人ですね。

    賛否両論で、
    十人十色ですが…

    ずっと今のままで頑張って下さい!
    これから先も応援します。

    ひとまず、
    お疲れ様でした。

    またのご活躍を楽しみにしてます!
    貴方こそ今の日本に必要な人物だと、強く思います!

  14. 宇佐美 保 より:

    江川紹子氏は、次のような見解のようですが、
    「Shoko Egawa @amneris84 · 3月27日
    公共の電波で自分の見解を伝えるという貴重な機会を、個人的な恨みの吐露に使っている人を見ると、なんとももったいないことをするのか…と思う。」
    古賀氏の言動は、「個人的な恨みの吐露」ではなく、それこそ、今マスコミに一番必要な点、注意しなくてはいけない件に関しての古賀氏のご見解を勇気をもって吐露して下さったのだと思います。
    たとえ、江川氏のような的外れの非難が生じようとも!

  15. あのねあのね より:

     安倍晋三氏は1993年の自民党下野の原因を民放一局のせいだと堂々と嘘をついた、平気で嘘をつく人間です。その民放とはテレビ朝日のこと差しているが、実は自民党の金権腐敗体質に対しての有権者の自民党離れが1993年の自民党下野の原因の原因である。
     1993年の自民党下野の原因の大きいものとして、安倍晋三氏の父親の安倍晋太郎氏名前が出てくるリクルート事件がある。その他の事件として、右翼団体による自民党総裁候補ほめ殺し事件を止めさせる為にヤクザに頼んだ事件、大物政治家による巨額脱税事件、金屏風事件、馬毛島事件、ヤクザも登場する東京佐川急便事件などがあった。
     こういう原因を全て隠して、自民党の下野の原因を民放キー局一局のみのせいにするという“新しい歴史”を作ろうとしているのが安倍晋三だ。テレビ朝日はパーティーでのリップサービスで、酔っ払った勢いで政権交代するような報道をしたと適当なことを言ったに過ぎない。

  16. 仲矢真二 より:

    古賀さんの貴重な生の声が聴けて、少し気持ちもすっきりしました。これからは、報道ステーションといえども、少し引いて見なければなりませんね。ありがとうございます。

  17. 太陽のイビキ より:

    元気なお姿でもどってこられて、とてもうれしいです。
    無理をせずに、と悠長なことは言っていられない状況が続きますが、体に気をつけてがんばってください。

  18. yukihira1023 より:

    古賀茂明氏もすごい・・・!岩上安身氏もすごい・・・・・・・! 感動・・・!    

  19. 暮石 和秀 より:

    古賀さん頑張って下さいと。今現在、未来の日本は誰の物?民衆の物では?

  20. 三色スミレ より:

    私も27日の放送を観ていて,確かに生放送中にと思いましたが、今の日本の政治家は何かおかしい、でも私たちはただ傍観しているだけでどうしていいのかわからない、そんな気持ちでいましたので、古賀さんのお話をきいて共感いたしました。
    圧力に負けず頑張ってください、何もできませんが心より応援しています。

  21. 山本 光明 より:

    ジャーナリズムあるいは政治の世界に身を置くのでもなく、精通しているのでもありません。いやむしろ、そういうことには疎いというのが本当のところでしょうか。ですが、私は戦後歴代の首相の中で”安倍”ほど危険な人物はいなかったのではないか、そう見ています。不穏な空気に脅えています。日本の今後の有り様に関し、大きな不安を抱いています。この男は日本という国を、取り返しのつかない、破滅の方向に追いやってしまうのではないか。いや、すでにその途上を突っ走っているのではないか。この徒は何者なのか。こういう男に追随する連中は、いったい何を考えているのかなど、激しい憤りを禁じえません。この男は、国民と国の未来を、それもすぐの近い未来を、自分の思想(いや、死想)のために、死と破滅の道連れにする羊の面をしたオオカミであって、ジャーマンウイングズのあの副パイロットと何ら変わることのない気狂いだ。そう思うと、吐き気をもよおします。いやむしろ、吐き出したい。顧みるに、いつの時代も、時代の先見者は、いや真の意味での先駆者は、時代の異端児であり、そうみなされ、時代の権力から忌避され、排除されてきました。否定されました。彼ら少数派は、孤独な闘いを強いられました。しかし、最後に道を拓いたのは、そういう”妥協”しない勇者たちだったのではないでしょうか。岩上さん、応援しております。どうぞお体を大切に。古賀さん、腐敗した、間違った権力に対する闘いを頑張ってください。征服すべき地はまだ多くあります。孤独のように思えても、真の理解者と支援者はいっぱいいますよ。

  22. しゆみこ より:

    先日のテレ朝の古賀さんがいきなり降板というのを見ていて、、えっ~~何か裏で大変な事態が起きたんだと、
    緊張感が伝わってきました。やはり、以前から感じてたけど、民主から自民党政権になってマスコミの報道規制や圧力がかなりコントロールされてる感じはしてました!国民はどんどん安倍政権の思うがままに洗脳されてる気がします!もっとマスコミ現場は強く立ち向かって、国民に真実を伝えて下さい!

  23. 大塚 建一 より:

    官邸からの個人攻撃に乾坤一擲で反撃された古賀茂明さんは流石だと再認識しました。春の番組改編にかこつけて、古賀茂明さん、岩上さん、なかにし礼さん等、安倍政権に批判的なスタンスのコメンテーターをばっさり切ったテレ朝は、最早報道機関とは言えないと思います。

  24. 賛否両論の日本の言論のなかで より:

    古賀茂明さん、お疲れ様でした。また、岩上さんも身体を大切にしてください。現状の日本で、国論を2分して論争するのが、民意のもっとも適切な表れと思います。古賀さんも、健全な野党に意見を言えるインテリジェンスとして活躍してください。それにしてもメディアや野党関係者が単に「日和見」でなく、「転向」とは恐れ入ります。この際「安倍さんと会食するメンバーと、転向予想」が、退屈な官房長官のお決まり会見よりよいのではと思います。

  25. 渋江太郎 より:

    ホワイトハウスがメディアを恫喝したとの噂が流れたら、それだけで大統領は退陣でしょうね。民主主義国家ではそれが普通だと思いますが、日本の場合は「仮想敵国の二カ国」の独裁政治と大きな違いはないようです。
    日本のジャーナリストのレベルが低過ぎるのも問題ですが、国家主義者によって数百万の同胞を失った筈の国民の無関心さは更に深刻です。明日は我が身に気が付かない、羊たちの沈黙...

  26. 舟木保江 より:

    今心の太陽は。古賀さんです。古賀さんにも、応援している人にも拍手です。学問していませんが、心に、感じるのです。
    孫のため、元気な限り応援します。若い方も私世代も考えて欲しい。目先の事でなく。もっと未来を フォーラム4
    世界にGO

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