軍事環境問題国際ワークショップ「放射能汚染と被ばくに立ち向かうー被害とその不確実性をめぐって」 2014.10.11

記事公開日:2014.10.11取材地: 動画
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 10月11日(土)、京都市左京区の京都大学人文科学研究所で、核開発と先住民族らへの環境汚染・被曝の問題を主題にしたワークショップ「放射能汚染と被ばくに立ち向かうー被害とその不確実性をめぐって」が開催された。

 マンハッタン計画以来、米のプルトニウム生産を担ってきたハンフォード・サイト(石山徳子氏)、日本企業も進出し日本の原発を支えたオーストラリアのウラン鉱山(細川弘明氏)、マーシャル諸島ビキニ環礁での核実験による健康被害(聞間元氏)などについて報告がなされ、原発事故だけに留まらない広範な領域での放射能汚染の被害とそれが不確実性をもつことに起因する問題などについて議論が行われた。

※動画データ変換不良のため、動画と音声にズレのある箇所がございます。

■全編動画

0分~ 石山氏報告/47分~ 細川氏報告/1時間24分~ 聞間氏報告/2時間15分~ スティーン氏コメント/2時間31分~ 竹峰氏コメント
  • パネリスト報告
    根本雅也氏(一橋大学特任講師)「放射線をめぐる不確実性と原爆被爆者」(※録画には含まれません)
    石山徳子氏(明治大学教授)「アメリカ合衆国の原子力問題と環境正義」
    細川弘明氏(京都精華大学教授、原子力市民委員会事務局長)「核開発と少数民族・先住民族 — ウラン・サイクルの川上と川下」
    聞間元(ききま・はじめ)氏(静岡県保険医協会理事長、医師)「ビキニ核実験被害の医学的考察 — マーシャル諸島と日本の場合」
  • コメント スティーン智子氏(ジョージタウン大学教授)/竹峰誠一郎氏(明星大学常勤准教授)
    司会・コーディネーター 中原聖乃(なかはら・さとえ)氏(中京大学研究員)
  • (※この後行われたディスカッションは録画に含まれません)

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「軍事環境問題国際ワークショップ「放射能汚染と被ばくに立ち向かうー被害とその不確実性をめぐって」」への1件のフィードバック

  1. @55kurosukeさん(ツイッターのご意見) より:

    軍事環境問題国際ワークショップ「放射能汚染と被ばくに立ち向かうー被害とその不確実性をめぐって」(動画) http://iwj.co.jp/wj/open/archives/181131 … @iwakamiyasumi
    IAEAとWHOの不健康な関係によって放射能被害は矮小化されてます、一人一人が学ぶしかないのです。
    https://twitter.com/55kurosuke/status/521418320935804928

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