「憲法がない独裁国家はあるが、民のいない国はない。だからまずは俺たちを見ろ」――国民無視で強行採決間近!? 安保法案廃案を求め、5000人がSEALDs主催の国会前抗議で怒り 2015.9.4

記事公開日:2015.9.5取材地: テキスト動画

 強行採決のカウントダウンが始まったか。

 参院特別委で審議中の安保関連法案。現在、法案によっては自衛隊員の安全確保規定が欠落している問題(「米軍行動関連措置法」など)や、「軍部の暴走」を疑わせる、新たな防衛省の内部文書の存在が発覚するなど、国会審議は混迷を深めている。


【スピーチ全文掲載】「従順さと物分かりの良さがファシズムに加担しないために、私は学ぶことをやめません」ーー8.30国会前大行動直後の金曜日 SEALDs紅子さんスピーチ 2015.9.4

記事公開日:2015.9.4取材地: テキスト動画

特集 安保法制

 12万人の市民が国会周辺を取り囲んだ「8.30国会大行動」から5日後の2015年9月4日、国会前では再び、安保法制反対のコールが鳴り響いた。

 「6月頭の金曜日からここ国会前に来て、3ヶ月が経とうとしています。3ヶ月が経った今、私の周りで、この法案、安倍政権、そして政治全体に対する反応は3ヶ月前とは驚くほど大きく変わっています」

 この日、SEALDsの紅子さんが久しぶりにマイクを握った。


【緊急アップ!】樋口陽一氏「この国の今と未来にもう一度自信を持ちました」 雨の国会前に若者ら2500人が集結! 〜6.19 SEALDs主催「戦争立法」反対抗議 2015.6.19

記事公開日:2015.6.20取材地: テキスト動画独自

 雨のなか、国会前に「戦争反対」のコールがこだました。2015年6月19日、3回目をむかえた「戦争立法」阻止の金曜行動には、2500人の若者らが集結。前回の参加者数1000人を大幅に上回り、報道陣も多く詰めかけるなか、若者が一人ひとりスピーチした。抗議は学生を中心とした有志からなる「SEALDs(シールズ)」主催で行われた。

 大学4年生のわかこさんは、自分の知り合いも入っている自衛隊が、「後方支援」という「てきとうな」名前をつけられて戦地に向かわなければならないことを批判。「私の知らないところで、目や髪の色の違う人を、日本人の一人として殺めてしまうかもしれない」と痛切に訴えた。そして毎週、国会前のデモに参加する理由をこう語った。


【スピーチ全文掲載】 24歳女子が安倍総理に物申す!「戦場に安全なんて存在しない。安倍さん、あなたが行って証明してください」〜6.12 SEALDs主催 戦争立法反対・国会前抗議 2015.6.12

記事公開日:2015.6.14取材地: テキスト動画

※6月14日テキストを追加しました!

 「安倍晋三から日本を守れ」「勝手に決めんな」「集団的自衛権反対」

 学生を中心とした有志からなる「SEALDs」主催で、「戦争立法」に反対する金曜行動が2015年6月14日、国会前で行なわれ、約1000人が集結。安倍政権が今国会で成立を目指す安全保障法制に「NO」を突きつけた。