京都96条の会第13回憲法サロン ―講師 佐野潤一郎氏「創価大学有志の会×戦争法を考える。」 2016.4.16

記事公開日:2016.4.16取材地: 動画

 2016年4月16日(土)16時より、同志社大学・志高館(京都市上京区)において京都96条の会主催の第13回「憲法サロン」が開かれた。「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者有志の会」を結成し国会前で公明党へ変化を訴えたものの、3月で大学を雇い止めとなった元創価大学教員・佐野潤一郎氏が講演した。


第8回憲法サロン ―講師 浜矩子氏 2015.3.17

記事公開日:2015.3.17取材地: 動画

特集 憲法改正

 2015年3月17日(火)18時から、京都市上京区の同志社大学烏丸キャンパス志高館で、「第8回憲法サロン」が開催された。今回はエコノミストで同志社大学大学院ビジネス研究科教授の浜矩子氏が、「人間による人間のための経済を目指して〜平和の経済学を考える〜」と題し講演を行った。


「テロとの戦争は『敵』を勝手に決め、どこにいようが攻撃。国内を非常時にして強力な制圧と統制を生む」 ~西谷修・立教大学大学院特任教授が警鐘 2014.12.23

記事公開日:2015.1.30取材地: テキスト動画

※1月31日テキストを追加しました!

 「どこかで戦争が起きると、あらゆる人がそこに巻き込まれる。だから、戦争をやりたい人だけに、戦争を論じさせておいたら大変なことになる。素人だからこそ、われわれは戦争について考えなくてはいけない」──。

 『破局のプリズム:再生のヴィジョンのために』(2014年9月、ぷねうま舎)の著者であり、『自発的隷従論』(2013年11月、筑摩書房)の監修を務めた、立教大学大学院特任教授の西谷修氏は、20世紀の戦争について、このように語った。


「現行憲法はGHQによる押しつけ」に反証 ~映画『日本の青空』上映会で中里見博・徳島大学准教授が人権条項の「先進性」をアピール 2014.11.22

記事公開日:2014.12.24取材地: テキスト動画

※ 12月24日テキスト追加しました!

 「日本はGHQの介入が始まる前に、2種類の憲法草案を自主的に作っていた。ひとつは戦前と変わらない保守的なもの。もうひとつは先進的なもの。GHQは先進的な方を高く評価し、現行憲法の下敷きにした。決して、アメリカに押し付けられたわけではない」──。

 京都96条の会が定期開催する「憲法サロン」の第6回目が、2014年11月22日、京都市上京区の同志社大学烏丸キャンパスで開催された。日本国憲法(現行憲法)の誕生をテーマとした映画『日本の青空』(2007年・大澤豊監督)を上映したのち、徳島大学准教授の中里見博(なかさとみ・ひろし)氏が解説を行った。


第4回憲法サロン 寸劇「憲法ができるまで」 2014.7.12

記事公開日:2014.7.12取材地: 動画

 2014年7月12日(土)15時より、京都市上京区・同志社大学今出川キャンパスで「第4回憲法サロン」が行われ、明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)兵庫の弁護士らが憲法の意義をわかりやすく説明しようと寸劇「憲法ができるまで」を演じた。憲法サロンは京都96条の会(代表 岡野八代・同志社大学教授)が主催して2か月に1度行われている。


「解釈改憲は、憲法を知らないということ。憲法に失礼だ」 ~憲法サロンin郡山 谷口真由美氏 岡野八代氏 2014.5.18

記事公開日:2014.5.18取材地: テキスト動画

 「集団的自衛権は、ヤンキーの喧嘩。『友だちが殴られたから、自分が殴り返しに行く』という昔の学園ドラマのようなもの」──。

 2014年5月18日、福島県郡山市のミューカルがくと館で「出前・憲法サロンin郡山 黒帯教室『ケンポー読んだことありますか?』」が行われた。京都で憲法サロンを開催する、京都96条の会代表の岡野八代氏と、憲法サロン第1回にも招かれた谷口真由美氏(大阪国際大学准教授)が、軽妙な口調で憲法や集団的自衛権の問題について語った。


「憲法尊ぶ『○○の会』乱立は、革新派劣勢の証拠」 〜上野千鶴子氏「護憲か改憲か」に異論 2014.5.10

記事公開日:2014.5.10取材地: テキスト動画

 「今の護憲派は『愚民民主主義』の台頭を嫌う、二枚舌のエリート主義者の集まりだ」──。

 2014年5月10日、京都市にある同志社大学今出川キャンパスで、京都96条の会が主催する「第3回 憲法サロン」が行われた。先ごろ『上野千鶴子の選憲論』(集英社)を上梓した上野千鶴子氏(ウィメンズ・アクション・ネットワーク理事長、東京大学名誉教授)の講演に、市民ら約200人が詰めかけた。


9条神話に浸るリベラル派は安倍政権に勝てない! ~君島東彦氏、護憲「理論再構築」を促す 2014.3.15

記事公開日:2014.3.15取材地: テキスト動画

 2014年3月15日、京都市上京区の同志社大学鳥丸キャンパスで、京都96条の会主催「第2回憲法サロン 護憲論はガラパゴス化していないか」が行われ、立命館大学教授の君島東彦(きみじま・あきひこ)氏が登壇した。

 憲法学と平和学が専門の君島氏は、「戦後の日本では、常に憲法改正の議論が行われていたが、今みたいに盛り上がった時期は、過去には何度もない」とし、「現在、改憲を巡っては、いろいろな意見が出されているが、核心は9条2項(戦力の不保持)の改正だ。ちなみに、9条の1項(戦争の放棄)は常識であり、変えることはない」と語った。