安田好弘弁護士「今の死刑の状況は約100年前の『幸徳事件』時点より以前に戻ってしまった」~森達也氏、オウム事件で死刑執行された弁護人らが上川陽子法務大臣の13人の死刑執行を糾弾! 2018.7.27

記事公開日:2018.8.2取材地: テキスト動画

 「今の死刑の状況は約100年前の『幸徳事件』(※)時点より以前に戻ってしまった」と安田好弘弁護士が訴えた。

 2018年7月27日(金)に東京都文京区で「『死刑執行に抗議する集会』~上川陽子法務大臣の13人の死刑執行を糾弾する」が、死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90他の主催により行われた。

 安田好弘弁護士は1911年の「幸徳事件」に言及し、以下のように述べた。


【第241-245号】岩上安身のIWJ特報!社会全体が「山谷」化している現代日本 ~山谷争議団事件と新宿西口バス放火事件から、差別と搾取の構造を問う 安田好弘弁護士インタビュー 2016.1.31

記事公開日:2016.1.31 テキスト独自

 

 安田氏との接点は、昨年の2月21日、北海道の帯広で開かれた石川知裕元衆議院議員(小沢一郎氏の元公設第一秘書)の、陸山会事件の「裁判報告会」だった。石川氏から司会を依頼された私は、石川氏の弁護をつとめた安田好弘氏の基調報告を聞きながら、パネルディスカッションをさばいた。


全体が”山谷”化した日本――事件は「貧困と裕福」の境目で起こる?新宿西口バス放火事件、オウム事件…「死刑弁護人」安田好弘弁護士に岩上安身が「生きる権利」を訊く!~岩上安身によるインタビュー 第554回 ゲスト 安田好弘氏 2015.6.24

記事公開日:2015.6.26取材地: テキスト動画独自

※6月27日、テキストを追加しました!

 「なんらかの形で犯罪に遭遇してしまい、結果として事件の加害者や被害者になるのは、たいていが『弱い人』たちなのである。他方『強い人』たちは、その可能性が圧倒的に低くなる」

 『死刑弁護人 〜生きるという権利』(講談社)のまえがきの一節である。

 著者の安田好弘弁護士は新宿西口バス放火事件、オウム真理教事件、和歌山カレー事件、光市母子殺害事件など、多くの「死刑事件」の弁護人をつとめてきた。

 こうした事件の犯人は、血も涙もない冷徹な「凶悪犯」だと報じられがちだ。しかし、本当にそうなのか。


【岩上安身のツイ録】社会全体がマイルドな「山谷」と化した現在~安田好弘弁護士インタビューをきっかけに考える 2015.6.24

記事公開日:2015.6.26 テキスト

※6月24日の岩上安身の連投ツイートを再掲します。

 今日、インタビューした安田好弘弁護士の話を、好き嫌いは別にして、ぜひ、聞いてほしい。これだけ数々の、時代を彩る事件を見つめ、関わってきた弁護士はそうそういない。今日は彼の弁護士としての原点となった山谷争議団の一連の事件についてお聞きした。

 この時代の山谷の労働者への激しい搾取の有様を、今こそ、振り返る必要がある。そう感じるのは、山谷のような寄せ場とそれ以外の世界がコントラストをもっていた時代と違い、今は社会全体がマイルドな「山谷」と化してしまっているからだ。


「石川さん、検察に対して『ツケを返せ!』と言ってくれ」 ──陸山会事件を振り返る 石川知裕前衆議院議員の裁判報告会(コーディネーター・岩上安身) 2015.2.21

記事公開日:2015.3.9取材地: テキスト動画

特集 陸山会事件
※岩上安身が狭心症の発作で倒れる直前にコーディネーターを務めた報告会です。
 3月9日テキストを追加しました。

 「あの事件で日本は歪められた。もう一度、石川さんが国会に行き、日本を元に戻してほしい」──。陸山会事件で逮捕された石川知裕前衆議院議員の主任弁護人を務めた安田好弘弁護士は、再審請求への決意を語った。

 2015年2月21日、北海道帯広市のとかち館にて、石川ともひろの裁判を支援する会の主催による「石川知裕前衆議院議員 裁判報告会」が開催された。前衆議院議員の石川知裕氏と、石川氏の弁護を担当した安田好弘弁護士、河合匡秀弁護士をゲストに迎え、IWJ代表の岩上安身がコーディネーターを務めて、陸山会事件を振り返った。


世界死刑廃止デー企画 響かせあおう 死刑廃止の声2012 2012.10.6

記事公開日:2012.10.6取材地: 動画

 2012年10月6日(土)、東京都新宿区の四谷区民ホールで、「世界死刑廃止デー企画 響かせあおう 死刑廃止の声2012」が行われた。