「その婦人の腹を裂くと腹の中から赤ん坊が出てきたが、赤ん坊が泣くのでその赤ん坊まで突き殺してしまった」―隠蔽された貴重な証言! 異郷の地で虐殺された人々を弔う~9.4関東大震災から98年 韓国・朝鮮人犠牲者追悼式 2021.9.4

記事公開日:2021.9.6取材地: テキスト動画

 2021年9月4日(土)午後3時より、東京都葛飾区の荒川河川敷木根川橋下手にて、関東大震災98年周年韓国・朝鮮人犠牲者追悼式が行われた。

 1923年9月1日の関東大震災で、当時この付近にあった旧四つ木橋では、震災による火災から逃げ延びてきた多くの朝鮮人が日本の軍隊、警察、自警団によって虐殺された。犠牲者たちは荒川に投げこまれ、あるいは河川敷に埋められた。


ほうせんか・西崎雅夫氏「この荒川土手で殺され、河川敷に埋められ、掘り返された数十~百余名の朝鮮人犠牲者の名前も遺骨の行方もわからない。日本政府が徹底して隠蔽した」~9.5関東大震災97周年韓国朝鮮人犠牲者追悼式 2020.9.5

記事公開日:2020.9.6取材地: テキスト動画

 2020年9月5日(土)、午後3時より、東京・荒川河川敷木根川橋下手にて、関東大震災97年周年韓国・朝鮮人犠牲者追悼式が行われた。

 1923年9月1日の関東大震災で、当時この付近にあった旧四つ木橋では、震災による火災から逃げ延びてきた多くの朝鮮人が虐殺され、一部は荒川に投げ捨てられ、一部は河川敷に埋められた。


あの日、あの夜、東京で何が起こっていたのか? 関東大震災朝鮮人虐殺といま―講師:社団法人「ほうせんか」代表・西崎雅夫氏 2017.11.6

記事公開日:2017.11.6取材地: 動画

 2017年11月6日(月)、大阪市中央区のエル・おおさかで、ロックアクション講演会「あの日、あの夜、東京で何が起こっていたのか? 関東大震災朝鮮人虐殺といま」が開催され、社団法人「ほうせんか」代表の西崎雅夫氏が登壇した。


南千住警察署の裏庭で後ろ手に縛られた朝鮮人が次々撃ち殺された――数多の証言から辿る関東大震災・朝鮮人虐殺の『真実』~岩上安身によるインタビュー 第688回 ゲスト 『ほうせんか』理事・西崎雅夫氏 2016.11.17

記事公開日:2016.11.27取材地: テキスト動画独自

特集 戦争の代償と歴史認識
※IWJ会員にご登録いただき、安定的な取材をお支えください!
ご登録はこちらから

 「10人くらいずつ朝鮮人をしばって並べ、軍隊が機関銃でうち殺した」「蜂の巣のようにつつかれた屍体を見た」「石油をぶっかけて二日二晩も続け様に焼きました」――。

 これらの凄惨極まる証言は、2016年9月に刊行された西崎雅夫著『関東大震災 朝鮮人虐殺の記録~東京地区別1100の証言』に収録されたもののうちの、ほんの一部である。

 1923年9月1日の関東大震災発生に際し、「朝鮮人が井戸に毒を入れている」などといったデマが流布され、一部の日本人が暴徒化。軍、警察、自警団によって、多くの朝鮮人が都内のいたるところで虐殺された。本書は、その虐殺に関する1100もの目撃証言を1冊の本としてまとめたものである。


「大きな地震がくればまた日本人が殺しに来る」――関東大震災から93年、遺族らが語り継ぐ朝鮮人・中国人虐殺の記憶、歴史を直視しない日本社会の今~西崎雅夫氏、加藤直樹氏らに聞く 2016.9.3

記事公開日:2016.9.3取材地: テキスト動画

 関東大震災から93年。この震災で7000人近い朝鮮人と数百人の中国人が日本人の手によって理由もなく虐殺され、その遺体にまで残酷な仕打ちがなされた。

 数々の証言や記録で、その犯行には武装した自警団(在郷軍人や青年団)だけでなく、警察や軍も深く関与していたことが明らかにされている。


関東大震災時・朝鮮人、中国人虐殺・追悼弾圧90周年記念集会 ー西崎雅夫氏 講演 2014.9.13

記事公開日:2014.9.14取材地: 動画

 流言飛語によって多数の朝鮮人などが虐殺された関東大震災から1年後、東京都新宿区にある早稲田奉仕園スコットホールで同胞の虐殺を悼む集会が行われた。しかし、集会は警官隊がなだれ込んで中止させられることになった。

 集会からちょうど90年にあたる2014年9月13日、同じスコットホールで「関東大震災時・朝鮮人、中国人虐殺・追悼弾圧90周年記念集会『90年前、早稲田奉仕園スコットホールで、何があったの?!』」が開催された。

 追悼碑建立など虐殺の記憶を伝承する活動を続けている西崎雅夫氏が虐殺事件の歴史を多数の証言を元に振り返った。