医師による「災害医療と原発事故危機管理体制への緊急提言」記者会見 2012.4.11

記事公開日:2012.4.11取材地: テキスト動画
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(IWJ・遠田)

 2012年4月11日(水)、東京都千代田区の衆議院第一議員会館で、「医師による『災害医療と原発事故危機管理体制への緊急提言』記者会見が行われた。

■ハイライト

  • 日時 2012年4月11日(水)
  • 場所 衆議院第一議員会館(東京都千代田区)

 福島第一原発事故で、介護が必要な患者の避難が遅れたことや、避難途中や避難先で亡くなった患者がいたことを受け、佐賀県を中心に集まった医師ら30名は、患者の避難体制確立を求める緊急提言をまとめた。提言は、災害医療と原発事故危機管理体制を確立するため、

1.原子力災害に対する地域防災計画において、自治体主体の地域医療ネットワークを確立する
2.コミュニケーション系統を二重に確保する
3.避難の経路と手段を確保する
4.避難先の生活と医療インフラを確保する

 という4項目で構成された。

 満岡内科消化器科医院の満岡聡院長が、提言をまとめた医師らを代表して会見を行った。満岡院長は「私の知人は、玄海原発から20キロメートルの地点で宅老所をしている。事故時に、50キロメートル圏外へ避難させるとなれば、人の避難だけではなく、食事や医薬品、トイレ介助など、介護のシステムごと引越が必要になる。このような対策が取れていない以上、原発事故のリスクを高める再稼動をしてはならない。今のままでは災害弱者の患者たちを守ることができない」と述べ、原発再稼働への反対の姿勢を示した。

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