2013年7月9日(火)12時10分から、東京都千代田区のビックカメラ有楽町店前で、参院選東京選挙区の鈴木寛候補(民主党)の街頭演説が行われた。
(IWJテキストスタッフ・柴崎/奥松)
2013年7月9日(火)12時10分から、東京都千代田区のビックカメラ有楽町店前で、参院選東京選挙区の鈴木寛候補(民主党)の街頭演説が行われた。
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応援弁士の松本剛明元外務大臣は「鈴木氏は、慶応大学の助教授から国会議員になって12年。鈴木寛の政策は、与野党関係なく皆さんに支持される、それだけの中身と積み重ねをしてきた」と紹介した。
鈴木寛氏は「助教授時代、いろいろな問題を抱えた子どもに会ってきた。その子に合った学ぶチャンスを作ってあげるというのが、大人の責任ではないか。こういう思いで、2期12年間、文部科学副大臣も務め、親の経済的状況で子どもの学ぶチャンスを奪ってはいけないと、希望者全員奨学金、都立高校無償化、私立高校就学支援金などの施策を行なってきた」と業績を強調した。
「東京オリンピックとパラリンピック開催への立候補を、スポーツ担当副大臣の時に行なった。今も、招致を進める超党派の議員連盟で事務局長をしている。日本中の心をひとつにし、世界中の若者たちを迎え入れて友だちにしていく。こういうことの積み重ねが平和を作る」と述べた。
そして、「国防軍創設や、徴兵制の導入が平和を作るのではない。自民党が掲げている憲法改正草案には、表現の自由の制限をはじめ、さまざまな問題がある。日本は、近代憲法を持たない国になり、民主主義の国に相手にされなくなってしまう。そうした流れを作る参議院選挙にしてはいけない」と訴えた。
続けて、「76歳の私の父は、小学生の時に空襲に遭った。その時の爆弾が、あと500メートル南側に落ちていたら、私はこの世にいなかった」と語り、「これは、つい最近の話である。この68年間、日本の、われわれの先輩たちが作ってきた平和を、われわれの世代で守るのか、一線を越えるのか。それが、今回の参議院選挙である」と訴えた。