2013年7月4日(木)10時半過ぎより、東京選挙区で参議院選挙に立候補した山本太郎候補(無所属)の街頭演説が、東京都新宿区の新宿駅西口で行われた。山本氏は「しがらみのない中で、皆の想いを伝えるメッセンジャーとして、人々の命を守るために、本当のことを伝えていきたい」と、想いを語った。
はじめに山本氏は、食品の安全基準を、本来は放射性廃棄物として厳重に管理すべき値である1キロ当たり100ベクレルにまで緩和し、福島第一原発事故が収束したかのように演出する社会の問題を指摘した。そして、「こういう状況で、なぜ、声を上げる人がいないのか。自分は、元々、政治家になりたかったわけでないが、あまりにも今の政治状況は酷すぎる。『放射性廃棄物を食べてもよい』とする国に対して、はっきりとモノを言える、しがらみのない人間を国会に送ってほしい。皆さんのメッセンジャーとして、自分が国会に行くための力を貸してほしい」と訴えかけた。
また、原子力ムラによって、原発が推進されてきた社会構造を説明した上で、「東京の汚染状況もはっきりさせたい。不都合な真実を伝えていかないと、僕らは生きられないところまできている。目の前の経済だけでなく、長い将来を見据えて、持続可能な社会を築いていきたい。子どもや孫世代に、シビアな社会を引き渡すことはできない。命を守る目線に立って政治を行うことが必要であり、皆の周りの人たちにも、そのことを伝えてほしい」と述べた。
飛行機が落ちたら、ボイスレコーダーを回収し、原因調査しをして、再発防止につなげるが、今回のいろいろな調査は、やりました詐欺みたいなもの。現場に入れない、メルトスルーし、メルトアウトしているだろう溶融核物質を見ることも、触ることも出来ないで「津波のせいだ」にしている。委員会が政府の顔色伺って「安全」札を乱発しようとしている。
事故原因の真摯な究明も、反省もなく、東大法学部支配の役人が、現場をないがしろにして采配をする今の組織構造のまま、再稼働していけば、必ず日本発で、再度の原発大事故が起きる。近い将来に必ずと言えるだろう。
飛んだらいけない飛行機が、再度、乗客を乗せ、飛び立つのだから。
言えることは、そうなれば、もはや日本は立ち直れない。
関東・東北を中心とした健康被害は、これから顕著になる。
自分の廻りでも、亡くなったり病人がやたら多いし、自分の患いも、サッパリ治らない。