2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故を教訓として作られた、原発の新たな規制基準が今日8日、施行された。これに伴い早期運転再開を目指す、北海道・関西・四国・九州の電力会社4社が、5つの原発について審査の申請を行った。
原子力規制庁が入るビルの前には早朝からこの原発再稼働に反対する人たちが集まり「国と東京電力にきちんと責任を取って欲しい。責任を取る姿勢、損害賠償する姿勢を見せて欲しい」「原発の再稼働にお金を使うのなら、原発立地の廃炉事業に使うべき」など抗議の声が上がった。
10:00頃には原子力規制庁職員に申し入れが行われ「国民の多数は原発の再稼働を望んでいない。新規制基準の施行は許さない。我々は自民党安倍政権と、原子力規制委員会田中俊一委員長体制の、一体化した原発再稼働政策に強く抗議する」と訴え抗議文が手渡された。