第89回東京電力株主総会が行われる国立競技場の第一体育館正門付近で、株主総会前に、東電の株を所有している人々などにインタビューを行った。
総会で決議される、株主が提案した15議案に対し、東電側は15議案全てに「反対」の意見を示した。この結果について、株主たちの大半は、「『反対』はいつものこと。株の過半数を『原子力損害賠償支援機構』が所有しているから、自分たちの意見は通らないだろう」と答えた。
また、原発に賛成か反対かの質問には、「反対」と答える人が大半で、次いで「中立」という意見が多く、「賛成」と答えた人はいなかった。「中立」の立場と答えた人の理由として、「電気代が高くなることは困る」、「電気が足りなくなると困る」などがあった。