2013年2月7日（木）14時から、東京都千代田区の自由報道協会で、国際環境NGOグリーンピース・ジャパンによる「お魚スーパーマーケットランキング２」が行われた。同団体は日本の大手スーパーマーケット５社（イオン、イトーヨーカドー、ユニー、ダイエー、西友）に対し、魚介類の調達方針や流通経路、放射能汚染問題対策などの調査を行い、魚介類の安全性と持続可能性への取り組みを評価するランキングを発表した。

• 会見者 グリーンピースジャパン 佐藤潤一氏（事務局長）、花岡和佳男氏（海洋生態系問題担当）

　スーパーマーケットで販売されている魚介類商品の放射能汚染を調査し、消費者に安全な食料品を選んでもらえる環境を整えるという趣旨のもと行われる「お魚スーパーマーケットランキング」は、２０１１年の１１月に続き２回目の実施となる。

　今回のランキングでは「トレーサビリティー（流通経路の開示）について」「消費者への情報提供について」「調達を避けるべき魚介類について」「積極的に調達するべき魚介類について」「調達方針について」「放射能汚染問題について」という６つの項目で調査を敢行。前回の放射能汚染調査に加え、現在世界的に深刻化している魚介類の乱獲問題にも焦点を当てた。