2024年9月20日(金)午後6時より、東京都八王子市の船森公園にて、原発反対八王子行動が開催された。
この日の集会では、文科省の「放射線副読本」を問題視した。「どうして福島県の線量が高いの?」という質問に、小学生の6割が「わからない」と答えた調査もあるという。
- 放射線副読本(令和6年改訂)PDF版(文部科学省)
実際に放射線副読本に目を通してみると、全般に、「放射能は怖くない」ということを強調することに終始しており、福島第一原発事故の被害を正しく伝えず、事故の影響を矮小化していることがわかる。
集会では、これらの問題点を指摘し、「これをきちんと批判することは大事」と、副読本の内容を正すよう求めていく必要があることを訴えた。10月5日には、八王子市民放射能測定室ハカルワカル広場にて、お茶会「放射線副読本の誤りを正す」が開催される。
- 10月5日(土)お茶会「放射線副読本の誤りを正す」のご案内(ハカルワカル広場)