「火力発電所・原子力発電所とも、蒸気でタービンを回すだけの『古めかしい蒸気機関』に過ぎない。エネルギーを浪費しない『低エネルギー社会』を目指すべき」~6.4 小出裕章氏講演会「未来を生きるあなたへ・・・」 2022.6.4

記事公開日:2022.6.5取材地: 動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

 2022年6月4日(土)午後2時より、兵庫県の神戸市垂水区文化センターレバンデホールにて、小出裕章氏講演会「未来を生きるあなたへ・・・」が開催された。

 原子力の専門家である小出氏が冒頭から語ったのは、「原子力が科学の最先端と言うのは始めから間違いである」という極めて意外なものだった。

そしてさらに、

・石油や石炭を燃やしたエネルギーをどれだけの電気に転換できるかを示す熱効率は50%であり、発電に利用できないエネルギーを暖房などのエネルギーとして利用する「コジェネ」まで含めると80%。

・原子力発電所のウランを燃やして得られる電気の熱効率は33%に過ぎないので、余りにも非効率であるため、本来ならばとっくに時代遅れとして使ってはいけないものである。

  と続け、目指すべきは、エネルギーを浪費しない「低エネルギー社会」であると述べた。

 詳細は、全編動画を御覧いただきたい。

■全編動画

  • 日時 2022年6月4日(土)14:00~16:45
  • 場所 神戸市垂水区文化センターレバンデホール(兵庫県神戸市)
  • 主催 「未来を生きるあなたへ」実行委員会(詳細
  • 賛同団体 よつ葉ホームデリバリー兵庫ブロック、(株)川西産直センター、(有)阪神産地直送センター、(株)やさい村、生活協同組合コープ自然派兵庫

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です