国際エネルギー・セミナー「被災地復興に向けたスマートコミュニティセミナー」 2012.3.2

記事公開日:2012.3.2取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

 2012年3月2日(金)、福島県福島市飯坂町パルセいいざかコンベンションホールで開催された国際エネルギー・セミナー「被災地復興に向けたスマートコミュニティセミナー」の模様。

■全編動画 1/8

■全編動画 2/8

0分23秒~3分53秒まで映像がありません

■全編動画 3/8

■全編動画 4/8

2分33秒~3分09秒まで映像がありません

■全編動画 5/8

■全編動画 6/8

■全編動画 7/8

■全編動画 8/8

  • 日時 2012年3月2日(金)
  • 場所 パルセいいざかコンベンションホール(福島県福島市)
  • 主催 外務省・経済産業省・環境省(告知

 本セミナーは、「世界の英知を被災地に、被災地の取組を世界に」をテーマに、国内外で進められるスマートコミュニティ先進事例を紹介し、東日本大震災の被災地で計画される新しい街づくりに生かすことを目指し開催された。参加者は、被災地の住民・学生、自治体関係者、在京大使を始め在京大使館・国際機関職員、企業・研究機関等約430名。

 パネル・ディスカッションⅡ「復興に向けたスマートコミュニティ提案」では、会津大学理事・岩瀬氏がモデレータを務め、被災三県から各一か所、スマートコミュニティの事例発表が行われた。岩手県久慈市(発表者:岩手大学工学部 船崎教授)からは、コミュニティ喪失への課題に対し、現在のインフラをうまく活用したアプローチについて、福島県南相馬市(発表者:㈱奥野翔建築研究所 奥野会長)からは、約30世帯のユニットをネットワーク化することにより、コミュニティを維持・増殖させる構想について、宮城県仙台市(発表者:国際航業㈱東日本事業本部 小山第一技術部部長)からは、現行制度の中でも数々の技術要素を駆使することで、スマートコミュニティからスマートヴィレッジへと発展できる可能性について事例発表があった。加えて新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)渡邊理事からは、「太陽電池、ガスエンジン、燃料電池」による仙台市内の病院への電力供給が、今回の震災時にも供給継続が可能であったことや、郡山市にキャンパスのある日本大学工学部 加藤教授からは、太陽光や雨水を活用した「自立した家(ロハスの家)」構想とともに、今回の復興には、二世紀にわたるイタリア・ルネサンスに匹敵する理念と実践の必要性が説かれた。また、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)ギレン イノベーション・テクノロジー・センター長からは、国際的機関からみる震災の復興が語られ、引き続き、意見交換が行われた。

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です