2020年10月第3週、岩上安身は怒涛の3本のインタビューを予定している。
10月13日は、菅総理に日本学術会議会員任命を拒否された6名の学者の一人である松宮孝明立命館大学法科大学院教授。
14日は、日本が対中ミサイル前線基地兼戦場になるやの危機の中で米国の対中戦略を読み解く、東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員。
16日は、日本学術会議問題に関する官邸前抗議呼びかけ人である小原隆治早稲田大学教授である。
岩上安身は現在、血中酸素飽和濃度が通常より10%程度低く、狭心症発作にも至りかねない状態。睡眠障害、睡眠時無呼吸症候群、鼻呼吸ができない肥厚性鼻炎の悪化の三重苦を抱えてのインタビュー3連続である。
しかし岩上安身は体調悪化を打開すべく、10月中に本格的な治療・手術に臨む予定で、気力は横溢している。
ぜひ、岩上安身のインタビュー3連続を見届けていただきたい。
一方、IWJの財政は、9月のご寄付・カンパが目標額の26%にしか届かず、大ピンチで秋以降の活動が危ぶまれている。ご支援をぜひ、よろしくお願いいたします!
▲岩上安身(IWJ撮影)
菅総理に日本学術会議会員任命を拒否された6名の学者の一人──松宮孝明立命館大学法科大学院教授
10月13日、火曜日には、夕方5時から、日本学術会議会員任命拒否問題について、菅総理に任命を拒否された6名の学者のうちの一人、松宮孝明立命館大学法科大学院教授にZoomインタビューを行う。松宮教授は東京慈恵医大の小澤隆一教授(憲法学)、早稲田大学の岡田正則教授(行政法)と連名で梶田隆章新会長あてに10月1日、「任命拒否の撤回に向け総力であたることを求める」との要請書を提出した。
さらに10月2日の野党合同ヒアリングにも出席し、「学術会議は会員の他に会員のお手伝いをする連携会員という制度があり、私たち3人はこれまでも4年前後、連携会員として仕事をしてきた。その中で提言やそれに至る審議の場面で、いろんな貢献もしてきた」と訴えた。松宮教授はこのヒアリングで日本学術会議法の解釈について、「総理に任命権はあるが任命拒否権は事実上ないと考えざるを得ない」と強調している。
▲松宮孝明立命館大学法科大学院教授(10月2日の野党合同ヒアリングにZOOMで参加した画像 IWJ撮影)
日本が対中ミサイル前線基地兼戦場になる危機の中、米国の対中戦略を読み解く──東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員
また、10月14日、水曜日は東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員にインタビューを行う。このインタビューは9月19日に予定していたもので、岩上安身の体調不良とPCR検査の結果が出るまで、延期していたものである。
日本学術会議問題に関する官邸前抗議呼びかけ人──小原隆治早稲田大学教授
さらに、その翌々日の10月16日、金曜日には小原隆治(こはらたかはる)早稲田大学教授にインタビューを行う。小原教授は立憲デモクラシーの会事務局長で、日本学術会議問題について10月2日、いち早く官邸前抗議を呼びかけ、6日には立憲デモクラシーの会として声明を発表し、記者会見を行った。
▲小原隆治早稲田大学教授(早稲田大学 政治経済学術院HPより)
岩上安身は致命的体調悪化の三重苦を打開すべく本格治療・手術へ!! IWJは未曽有の財政的ピンチ!! 緊急のご支援を、ぜひ、よろしくお願いいたします!
岩上安身の血中酸素飽和濃度が、通常の人より10%程度低い水準になっていることは、連日この日刊IWJガイドでもお伝えしているが、このような状態が続くと、脳機能の低下や仕事の作業効率の問題だけでは済まず、狭心症の発作といった致命的な事態にも至りかねない。
岩上は、狭心症の突然の発症時に用いるため、肌身離さずニトログリセリンを持ち歩いているが、夜中に睡眠薬が深く効いている状態で、冠攣縮性狭心症の発作に襲われれば、枕元においてあるニトログリセリンに手をのばすことも、携帯電話で119番に電話することもできず、手遅れになる可能性もありえる。
IWJは現在、未曽有の財政的にピンチにあり、岩上安身は全力投球で仕事に臨みたいと願っている。
しかし、命にはかえられない。この睡眠障害と、睡眠時無呼吸症候群と、鼻呼吸ができない鼻づまりを起こす肥厚性鼻炎の悪化という三重苦を打開すべく、10月中に本格治療・手術へと臨む。クリニックから紹介状を書いてもらい15日、木曜日には総合病院の耳鼻科を受診する!
体調はともかく、岩上安身の気力は横溢しており、闘病へも前向きである! 手術や酸素吸入療法も苦しいかもしれないが「必ず復活して酸素飽和濃度を99%に戻す!」と毎日周囲に、そして自分自身への励ましを込めて喝を入れている!
どうぞ岩上安身のこの窮地をご理解賜り、ご支援いただけたら幸いです。
IWJの第11期は8月1日からスタートして2か月が過ぎた。しかしながら、8月のカンパ総額は月間目標額の36%にしか届かず、9月は月間目標額の26%の達成率にとどまっている。
この結果、10月の月間目標額は9月の不足分が加算された995万3340円となった。10月1日から12日までのカンパ総額は約58万円であり、約6%の達成率だ。
9月は8月よりも達成率が大きく低下してしまったが、10月もこのままではさらに低い達成率となってしまう。これでは、もはやIWJは秋以降、これまでのような活動を継続することはできない。
岩上安身は、必ずこの危機を乗り越えて復活する!と周囲に宣言しているし、我々スタッフも治療を終えて、血中の酸素飽和濃度99%の身体に戻って、フル回転するようになると信じている!
私たちは、岩上安身がフル回転して最前線に戻ってくるまで、何としても活動を継続していきたいと強く願っている。そのためには、市民の皆様のお支えがぜひとも必要です! このコロナ危機によるピンチに際し、ぜひ、会員登録と、ご寄付・カンパによる緊急のご支援を、ぜひ、よろしくお願いいたします!
また、ご友人や知人にぜひ、IWJの活動をお知らせいただき、ご支援の輪を広げていただけるようお願いいたします! ぜひ、みなさまのお力で、SNS等を使って、IWJの良い点、優れた点を、口コミでお知らせいただければと思います。
こうした状況で皆様にご寄付・カンパのお願いを続けることは心苦しいことではありますが、特定のスポンサーに頼らない独立メディアであるIWJが、活動を継続していくためには、市民の皆様の会費とご寄付・カンパによるご支援が欠かせません! 皆様と一緒に私たちもコロナ危機を何としても乗りきりたいと思います!
下記URLに、ご寄付・カンパくださった皆様のお名前を記して感謝の意を捧げております。ぜひ御覧いただければと存じます。
※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします! 1000円からクレジットカードの使用も可能です。ぜひご検討ください。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
※これは日刊IWJガイド2020.10.12号~No.2951号に掲載された記事を加筆・修正したものです。