IOC副会長が東京五輪「来年7月23日開幕」とコメント! 自民党の鈴木俊一前五輪相が「一部が不参加でも五輪は成立」と発言!! 英オックスフォード大は「東京五輪の開催経費は大会史上最大」とする研究結果を発表!! 2020.9.13

記事公開日:2020.9.13 テキスト
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(文:IWJ編集部)

 自民党の総裁選が連日ニュースで取り上げられている裏で、オリンピック開催の是非やコストの野放図な傍聴ぶりに関する批判的報道が下火になっている。

 全世界でいまだに、コロナの収束がいつになるか検討もつかない状況の中、国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ副会長は9月7日、AFPの電話インタビューで「大会は新型ウイルスに関係なく行われ、来年の7月23日に開幕する」と発言した。

▲五輪の競技が行われる新国立競技場(Wikipediaより)

 また自民党の鈴木俊一前五輪相が9月6日、テレビ番組内で「一部が不参加でも五輪は成立」と述べ、新型コロナウイルスの影響で一部の国・地域が不参加でも大会は開催できるとの考えを示した。

 一方で、東京五輪の大会経費が「東京五輪の開催経費は大会史上最大」であるという研究結果が発表された。新型コロナウイルス感染拡大を受けて1年延期になったことで、さらに経費は増えるとみられている。

 果たして、東京五輪を行うことは日本国民のため、また選手のためになるのであろうか。

記事目次

英オックスフォード大の研究チームが「東京五輪の開催経費は大会史上最大」とする研究結果を発表!! 「世界一コンパクトな大会にする」の約束はどこへやら… 大会経費の大半を開催国に負わせるIOCの構造的問題に加え、すっかり「中抜き構造」に冒された日本社会ならではの、不名誉なタイトルここに獲得!!

 AP通信が9月4日、「東京五輪の開催経費は大会史上最大」とする英オックスフォード大学の研究結果を報じた。2020東京五輪は「世界一コンパクトな大会」がセールスポイントだったはずだが、実際には「世界一カネのかかる大会」になるだろうと、世界から先にツッコミを入れられたかたちになった。

 「東京五輪の開催経費は大会史上最大」という試算結果を出したのは、英オックスフォード大学の経営大学院「サイード・ビジネス・スクール」の研究チームだです。

▲英オックスフォード大学の経営大学院「サイード・ビジネス・スクール」の校舎(Wikipediaより)

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