東京地検特捜部の副部長が「非人道的だとの同情論を強く是正する必要がある」と国内の現場からも刑事司法制度に対する批判があるとIWJ記者が指摘!~1.21森雅子 法務大臣 定例記者会見 2020.1.21

記事公開日:2020.1.21取材地: テキスト動画
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※20/4/1リード追加

 2020年1月21日、千代田区の法務省で森雅子法務大臣による定例会見が行われた。

 冒頭、森・法務大臣から、昨年来、保釈を取り消された刑事被告人や公判中の被告人が裁判所に出廷せず、海外にまで逃亡する事案が相次いでいることに対し、関係刑事法令の整備について法制審議会に諮問すると報告がなされた。カルロス・ゴーンに逃亡された事案の影響とみられる。

 日本における「人質司法」について、IWJ記者が、取材を通して検察に10時間拘束された、7時間も取り調べが続いた、取り調べに耐えかねて3人が自殺を図った、などの証言を得ていること。国際人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチが年次報告書で日本の人質司法を非難したことについて大臣に問い質した。

 森大臣は、「我が国においては被告人の身体拘束については国際的な比較の中では、より厳格な制度が定まっている、法律によって厳格な要件及び手続き等が定まっている」としたが、比較の対象も、記者が指摘した、事実についても具体的な反論はなく「一方的に日本の刑事制度だけが非常に前近代的であると言うようなご批判は当たらない」と一方的な答えに終始した。

 重ねてIWJ記者が「国内で、東京地検特捜部の副部長が 、ゴーン氏の妻キャロル夫人の逮捕状を取った際、『妻のキャロル容疑者と自由に面会できないことを非人道的な取り扱いだとする同情的な論調もあり、強く是正する必要があると考えた』と述べており、海外だけでなく国内の現場からもこのような批判が上がっていることを質すと、森大臣は「捜査機関のコメントに関しましては法務大臣からお答えすることは差し控える」と質問に答えることはなかった。

■ハイライト

  • 日時 2020年1月21日(火)10:40頃~
  • 場所 法務省(東京都千代田区)

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