原子力安全に関する福島閣僚会議(2日目)専門家会合2「東電福島原発事故を踏まえた原子力安全の強化(緊急事態に係る準備及び対応を含む)」 2012.12.16

記事公開日:2012.12.16取材地: 動画
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 福島県郡山市「ビッグパレットふくしま」で開催されている「原子力安全に関する福島閣僚会議」において、2012年12月16日(日)15時より専門家会合2「東電福島原発事故を踏まえた原子力安全の強化(緊急事態に係る準備及び対応を含む)」が行われた。

 この中で、日本の原子力規制委員会の大島賢三委員は、自身も参加した国会事故調の報告(黒川報告書)を踏まえて、これまで日本では徹底した安全規制が行われてこなかったとし、「原子力安全文化を日本ではゼロから立て直さねばならない」として、政府と独立した原子力規制委員会による進行中の原子力規制改革の重要性を訴えた。一方、質疑の中でIAEAのラコステ氏は、世界的な黒川報告が必要ではないかとの意見に対し、「日本の方々は事故が起こるということを考えていなかったのではないか」と述べ事故が防止できなかったことには日本特有の事情があるとした。

■全編動画 1/2

3分~ 開会/10分~ フローリー氏/36分~ ラコステ氏/46分~ Stricker 氏/55分~ Pan 氏/1時間8分~ Repussard 氏/1時間19分~ Travers 氏/1時間33分~ 大島氏/1時間47分~ Sumargo 氏/1時間59分~ Wanner 氏/2時間12分~ 質疑

■質疑〔続き〕

  • 15:10~15:50 基調講演
    • デニス・フローリー (Dennis Flory) 氏(IAEA事務次長 原子力安全・保安局長)
    • アンドレ=クロード・ラコステ (Andre-Claude Lacoste) 氏(IAEA安全基準委員会 [CSS] 委員・元議長)
  • 15:50~17:00 パネリスト講演
    • L. Stricker 氏(世界原子力発電事業者協会 WANO)/Z. Pan 氏(中国)/J. Repussard 氏(フランス IRSN)/W. Travers 氏 (UAE)/大島賢三氏(原子力規制委員会)/D.E. Sumargo 氏(インドネシア)/H. Wanner 氏(スイス)
  • 17:00~18:00 質疑
  • 日時 2012年12月16日(日)15:00~
  • 場所 ビッグパレットふくしま(福島県郡山市区)

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