2012年2月25日(土)、墨田区役所13階・131会議室で行われた、「宮城県女川町の災害廃棄物受入れについての住民説明会」の模様。
墨田清掃工場の地下に保管される外界からの7万ベクレルの粉塵について、国が引き取って処理していくものとした。
冒頭都の説明映像。東京二十三区清掃一部事務組合の受け入れ計画説明。宮城県のDVD。女川町民、町長のインタビュー映像。42分ごろから質疑応答。
2012年2月25日(土)、墨田区役所13階・131会議室で行われた、「宮城県女川町の災害廃棄物受入れについての住民説明会」の模様。
墨田清掃工場の地下に保管される外界からの7万ベクレルの粉塵について、国が引き取って処理していくものとした。
冒頭都の説明映像。東京二十三区清掃一部事務組合の受け入れ計画説明。宮城県のDVD。女川町民、町長のインタビュー映像。42分ごろから質疑応答。
■イントロ
質疑応答において、「墨田清掃工場で発見された、外気から取り入れられた7万ベクレルの粉塵が地下に保管されているが、国との交渉でどのように処理していくのか」と質問があった。それに対して、東京23区清掃一部事務組合環境管理担当副参事の塚越浩氏は、「昨年1月から3月19日まで電気設備の点検工事の炉停止時限定でゴミの臭気を取る活性炭にほこりがつかないようにするフィルターに外気からの放射性物質が補足された。6月末に23区内の全工場の焼却灰の中から放射性物質が確認され、以後工場内部で測定をはじめた。結果脱臭部分で高い値が出、フィルターで高濃度が確認された」と経緯を説明し、「1月に国のほうで8000ベクレルを越えるゴミは指定廃棄物として国が責任をもって処理をするという法律が施行され、指定廃棄物申請の手続きに入ろうとしたが、国の放射線廃棄物の概念ではまず焼却灰を指定するという考えで、スポットで出たようなものについては取り扱いが定まってない」ため協議しているが、国が引き取って適正に処理するものと認識していると述べた。
(…会員ページにつづく)