「日本盲導犬協会」の盲導犬ユーザー職員が、同協会に対し不当な差別を受けたとして損害賠償を求めて東京地裁に提訴し、2019年2月6日(水)14時より東京都千代田区の東京・霞が関 司法記者クラブにて記者会見を開いた。机を与えられず、センターの会議に出席できない、障害者用のパソコンのセットアップをしてもらえない、名刺の中にメールアドレスが記載されない等、不自由な環境下で三年間を過ごしたことを訴えた。会見に同席した海渡弁護士は、視覚障害者を支えなければいけない組織の中でこのような差別、配慮のない取り扱いがされていたということに驚きを禁じえないとコメントした。