豊洲市場開場後、伊藤裕康・豊洲市場協会会長が日本外国特派員協会で記者会見!「築地市場の解体は営業権の侵害では?」というIWJの質問に「私はちょっと門外漢」「東京都の対応に注目していきたい」 2018.10.16

記事公開日:2018.10.16取材地: テキスト動画
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特集 築地市場移転問題
※18/10/19リード文追加

 豊洲市場が開場し、東京都は築地市場の解体に着手し始めている。しかし現在、築地市場の移転に反対する業者らは、明治学院大学・熊本一規名誉教授が述べる法的根拠にもとづき、豊洲市場が開場する11日以降も築地市場の場内で営業を続けている。

 明治学院大学・熊本一規名誉教授らによる記者会見は、IWJが中継・取材している。詳しくは、以下の記事・動画をご覧いただきたい。

 記者会見の全文文字起こしは、以下の記事をご覧いただきたい。

 2018年10月16日、豊洲市場協会の伊藤裕康会長が日本外国特派員協会で記者会見を行った。築地市場の豊洲移転に、「推進派」の立場で発言してきた伊藤裕康氏。この日の会見でも、「今、早速もう翌日からすぐに直すべきものは直してるというような段階で、今のところはまず、船出としては、まず順調にきたという風に今、見ておりまして、その点ではまず、ほっとしておるのが今の私の正直な気持ちでございます」と、豊洲市場開場の滑り出しが「順調」と豪語している。

 IWJは伊藤氏に、築地市場での営業権の侵害について質問した。以下、質疑を掲載する。

IWJ「東京都は築地市場の取り壊しを開始しましたが、熊本一規・明治学院大名誉教授は『廃止の認可』の手続きがされていない築地市場解体は違法だと訴えています。

 また、現在その営業権のもと、複数の業者が築地市場内で営業を続けています。このまま築地が解体されることになれば、東京都は事業者の営業権を侵害していることになると思われますが、この営業権の侵害について、どのようにお考えでしょうか?」

伊藤裕康会長「熊本先生のお名前がございましたけれども、いわゆるその法律的な問題、営業権の問題等のお話がございましたけれども、これにつきましては既に、東京都の当局がこれに対応しておられます。

 これは知事も十分にそれをご存知でありまして、この前も(※よく聞き取れず)ちょっとそんなお話が出ておりましたけれども、これについては私はちょっと門外漢でございますので、東京都の対応にですね、まあ注目していきたいと思います」

 IWJは、同日に行われた #築地市場存続イベント「場内お買い物ツアー」を中継、取材している。ぜひ、以下のURLよりご覧いただきたい。

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