【第391-395号】岩上安身のIWJ特報!イラン核合意から離脱し、エルサレムに大使館を移したトランプ政権の「異常」な中東政策は、キリスト教福音派の預言成就願望とユダヤロビーに答えたもの!? 岩上安身による放送大学 高橋和夫名誉教授インタビュー 2018.10.27

記事公開日:2018.10.27 テキスト独自
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(岩上安身)

特集 中東
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 2018年6月12日、米国のトランプ大統領と朝鮮民主主義人民共和国の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、シンガポールで史上初の歴史的な米朝首脳会談をおこなった。

 しかし、首脳会談実現までには何度も紆余曲折があった。これまでの経緯を改めて振り返ってみよう。

 5月16日には北朝鮮側が米韓合同演習を理由に、韓国に南北閣僚級会談の無期延期を通告。さらにボルトン米大統領補佐官が北朝鮮の非核化について、段階的な非核化ではなく、一気に非核化する「リビア方式」の採用を主張したことに対し、「米国が一方的な核廃棄を強要し、我々を追い詰めようとするなら、我々は対話への関心を失い、今回の首脳会談に応じるかどうか再考せざるを得ない」と、朝鮮中央通信が金桂冠(キム・ケグァン)第1外務次官の談話を伝えた。

 5月24日には、トランプ大統領が金委員長に書簡を送り、ペンス副大統領を「無知で愚か」と述べた北朝鮮当局者のコメントを取り上げ、アメリカに対する激しい怒りと敵意の中での会談実施は「現時点では適切でない」として、米朝首脳会談を中止するとの意向を通達した。

 北朝鮮情勢を巡って世界中が注目する中、毎日のように状況が変化していた2018年5月17日、中東情勢が専門でありながら、視野が広く、世界情勢や米国政治を複眼的に分析することのできる放送大学の高橋和夫名誉教授に、岩上安身がインタビューをおこなった。

▲放送大学 高橋和夫名誉教授(2018年5月17日、IWJ撮影)

 2018年3月8日、韓国大統領の特使がワシントンでトランプ大統領に金委員長からのからのメッセージを伝えて以来融和ムード一色だった朝鮮半島情勢が、急に暗転したことに対して高橋氏は「トランプは中間選挙前に米朝会談の成果をあげたい。北はその足元を見ている」と分析。「もともと首脳会談を提案したのは北朝鮮側。ふっかけて中止をちらつかせても、ほんとうに下りるとは考えにくい」とコメントした。

 このインタビューでは、米大統領選でのトランプ大統領の支持者に関して、米国内に8000万人もいるというキリスト教福音派とユダヤロビー、さらにはキーパーソンとして、トランプ氏に多額の資金援助をする有力な支持者であり、同時にイスラエル国籍も持つ、ネタニヤフ政権支持者のシオニスト、カジノ「ラスベガス・サンズ」オーナーのシェルドン・アデルソン氏という富豪の存在にまで話がおよんだ。

※イラン核合意から離脱しエルサレムに大使館を移したトランプ政権の「異常」な中東政策はキリスト教福音派の預言成就願望とユダヤロビーに答えたもの!?〜岩上安身による高橋和夫名誉教授インタビュー18.5.17
https://bit.ly/2wumu2p

記事目次

  • 米トランプ政権のイラン合意破棄! イランは「叩かれても、叩かれても、じっと我慢する」!?
  • 「今トランプを叩かないでボルトンを叩いているということは、北朝鮮としては『トランプとボルトンの仲を裂きたい』ということ」「『ボルトンの首が飛ばないとサミットはできない』ということになれば、ボルトンの首なんかすぐ飛んじゃいます」
  • 「イランの爆弾を止めるのなら、もうイランに爆弾を落とすしかないだろう」!? 過激な発言でイランに強硬なネオコン、ボルトン補佐官
  • 高度な駆け引きの蚊帳の外にいる日本。拉致問題はアメリカにとっても北朝鮮にとっても死活的な問題ではない!?
  • イスラエル建国70周年にあわせて在イスラエル米大使館がエルサレムへ移転!故郷への帰還を求めて非暴力で抗議するパレスチナの人々へ、イスラエルは容赦ない武装攻撃!
  • 自国ができたいきさつ、なぜパレスチナ人が追われなければならなかったのかを大多数のイスラエル人も世界の人々も知らない… 最も大切なことは歴史の真実を知らせること!
  • 親米国とみなされてきたトルコがイスラエルを「テロ国家」と非難! 今は、トルコが米国から離れロシアへ近づくという「歴史的転換点」にある!?
  • トランプ大統領は上院議員補欠選挙で勝つためにエルサレムを首都と認定した!?
  • イスラエル建国は奇跡の前兆!? キリスト教原理主義福音派の支持がトランプ大統領の行動指針!?
  • パレスチナ人の7%はキリスト教徒!パレスチナを「ユダヤ化する」とは「キリスト教徒から土地を奪うこと」!?
  • トランプ大統領の入国禁止措置、実際はテロリスト出身国ではなくトランプ大統領が嫌いな「可愛くない国リスト」!?
  • ネタニヤフ首相は昔の文書を盗み出して「イランは嘘つきだ」と主張! トランプ大統領はイラン核合意からの離脱を表明してイランと敵対するグループを作ろうとしている!?
  • 米国のイランへの経済制裁は全世界へ波及!イランの国内世論が変われば戦争するしかなくなる!?
  • 国と国のいさかいがエスカレートした場合、独裁者同士が話し合って止められるものか。平常時の国民感情はよい方向へ作用するだろうか
  • ネタニヤフと強いつながりを持つトランプの家族と政界に強い影響力を持つ2つのユダヤ団体、そして重大なキーパーソン・アデルソン
  • ユダヤ人はイスラエルの帰還法によってアメリカとイスラエルの二重国籍が認められるが、パレスチナ人は住んでいても帰れない。2国にまたがって金儲けができる富裕層と支配者によって生活を蹂躙される両者の間にある溝とは?
  • 日本のカジノ法成立の陰にアデルソンあり? 米朝首脳会談にマリーナ・ベイ・サンズを使うこととどうつながるのか
  • シェールガスブームによるサウジ“アメリカ”の誕生で起こるOPECへの影響、中東介入への影響、そして日本の戦争参加への影響。アメリカは超大国としての地位を守り続けるのか

米トランプ政権のイラン合意破棄! イランは「叩かれても、叩かれても、じっと我慢する」!?

岩上安身(以下、岩上)「皆さん、こんにちは。本日は、放送大学高橋和雄名誉教授にお越しいただきました。本日は、『トランプ政権の中東対策は選挙対策なのではないか。日本も巻き込まれるのではないか』というテーマでお話をうかがいます。

 政治家は選挙対策でいろいろな政策を取り得るので、よくよく分析する必要があります。トランプ政権の政策について、『国内要因であそこまでドラスティックな外交政策を取ることができるのだろうか』ということも含めて、この極東でのトランプの動き、そしてなにより中東での動き、そしてイスラエルの動きを見ていきたいと思います。

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