2012年2月20日(月)、「第9回・発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会と傍聴席」の模様。
IWJ特集 ストレステスト意見聴取会
2012年2月20日(月)、「第9回・発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会と傍聴席」の模様。
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聴取会後半、後藤委員からは厳しい質問が相次いだ。
後藤委員「全体として、”これは問題なかった、問題なかった…”の繰り返しではなく、積み残してる問題はもっと明確に出すべきでは?火災については、どうか、プラント外部から何時間浴びたら、もつのか?(ダメになるのか?)ストレステストやってないじゃないですか?火災だから関係無いというのか?それがダメだと言っている。それもやらずにあたかもやったかのようにして問題無いというのはとても問題です。もしそれで事故が起きたら、責任はどうなる?福島の事故はそういうことの積み重ねで起きたと思っています。」
奈良林委員「安全をしっかり守ることがなされてない…そんなことはない。例えば火災の話では、油のタンクが、上に津波が来たらどうなるんですか?油が出てくるんですか?ちゃんと現地で確認してください、そういうことを言いました。ちゃんと私が質問すれば、しっかりやってくれる。こういうことを指摘して、具体的に技術的に確認して頂く、そのプロセスがこの意見聴取会ではないかと私は思います」
後藤委員「そういうレベルのことを安全性の議論としてすることがナンセンス。津波に随伴して色んな事が起こる。不確定要素が入っている。ここのタンクが壊れるだけじゃなく、若狭湾のパッチが壊れて流れてくる…そういうことも含まれる。事故というのはそういうことが当たり前。そういうことを議論しないこと自身が、安全性に対して全く議論を欠いてる、というのが私の意見です。。
岡本委員「キリがないので大変恐縮ですが今日はこの辺で…」