2018年4月20日(金)21時40分より東京都千代田区の国会議事堂周辺にて、民進党の小西洋之参議院議員にIWJ記者が直撃取材を行い、自衛官と名乗る男性から小西議員が「国民の敵」と暴言を受けた夜の現場の再現とその後の防衛省とのやりとりの経緯など話をうかがった。
2018年4月20日(金)21時40分より東京都千代田区の国会議事堂周辺にて、民進党の小西洋之参議院議員にIWJ記者が直撃取材を行い、自衛官と名乗る男性から小西議員が「国民の敵」と暴言を受けた夜の現場の再現とその後の防衛省とのやりとりの経緯など話をうかがった。
■ハイライト
良いインタビューですね。
相手の話の腰を折らず、相手によく話させるのが良いインタビューだと思います。
現場での取材は、ショックですが、実感的で意義深い内容でした。暴言事件以降、2.26事件のドキュメンタリーや、E.フロムの著作など読んでいましたが、歴史風景がまざまざと浮かびました。小西議員だからこそ生じた暴言事件であり、同時に小西議員のような資質が国会議員に求められる不穏な時代なのだと改めて感じました。一方、小西議員のお話から、防衛省のほうでも憲法・法令遵守の立場のまともな人々がおり、政府主義・軍国主義・省益拡大を第一義とする中核の人々に抵抗している様子もうかがえました。そうした人々の顔がみえる取材(防衛省、与党、米国などに対して)も期待します。
webの弱点の1つは「実感の乏しさ」と思いますが、こうした現場にての優れたインタビューは身に迫ります。2.26事件の年に結婚して東京に住んでいた祖父母の話。現場付近を往来した自分の記憶。読んだ本。観たドキュメンタリ。様々な実体的な記憶が集約され自分の中の抗力が目覚めます。多謝