2017年1月20日(金)、杉並区阿佐ヶ谷にあるジャズスポットMANHATTAN(マンハッタン)にて、東京外国語大学教授でジャズトランペッターでもある伊勢崎賢治氏のジャムセッションが行われた。
セッションは2回に分けて行われ、セッション1の2曲めには安倍総理にささげるオリジナル曲、「ABE’s blues」も演奏された。
(取材・文:城石裕幸 文責:岩上安身)
※2月2日テキストを追加しました!
2017年1月20日(金)、杉並区阿佐ヶ谷にあるジャズスポットMANHATTAN(マンハッタン)にて、東京外国語大学教授でジャズトランペッターでもある伊勢崎賢治氏のジャムセッションが行われた。
セッションは2回に分けて行われ、セッション1の2曲めには安倍総理にささげるオリジナル曲、「ABE’s blues」も演奏された。
■ハイライト
【セットリスト】
※セッション1
1.So what/2.ABE’s blues/3.Misty/4.Bolivia※セッション2
1.Arabia/2.Nabilat/3.Geelani/4.Peace/5.The chicken
曲名の披露にあたって伊勢崎氏は「安倍さんは悪魔でも怪物でもありません。国のリーダーなんてものは茶化すべきです。ばかにするべきです。でも悪魔化しちゃいけません。そうするとどんどん本当の悪魔になっちゃうかもしれません」と解説した。
「悪魔化」と「茶化す」ことの違いは何だろう?と、演奏をお伝えしつつ、自問した。伊勢崎氏に確認したわけではないが、ユーモアがあるかないかではないだろうか。後者は、皮肉を聞かせつつも、ユーモアを、あたたかみを残す、ということではないかと愚考。
人を「悪魔化」して、その「悪魔」と戦おうとするものは、自分自身らも「悪魔化」してしまうかもしれない!(ニーチェの箴言めいた言い方だが)そうならない予防策のためにも、ユーモアはきっと不可欠なのだ。
伊勢崎氏には昨年末、自衛隊による駆けつけ警護について岩上安身がインタビューを行っているので、こちらもご覧いただきたい。