国のリーダーは茶化すべき!悪魔化すれば本当の悪魔になってしまう!?オリジナルの曲名はその名も「ABE’s blues」!!~伊勢崎賢治 Jam Session 2017.1.20

記事公開日:2017.1.31取材地: テキスト動画
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(取材・文:城石裕幸 文責:岩上安身)

※2月2日テキストを追加しました!

 2017年1月20日(金)、杉並区阿佐ヶ谷にあるジャズスポットMANHATTAN(マンハッタン)にて、東京外国語大学教授でジャズトランペッターでもある伊勢崎賢治氏のジャムセッションが行われた。

 セッションは2回に分けて行われ、セッション1の2曲めには安倍総理にささげるオリジナル曲、「ABE’s blues」も演奏された。

■ハイライト

  • セッションメンバー(敬称略)
    伊勢崎賢治(トランペット)/坂本千恵(ピアノ)/ 山口裕之(ベース)/佐藤隆治(ドラムス)
  • タイトル 伊勢崎賢治 Jam Session
  • 日時 2017年1月20日(金)20:00〜
  • 場所 阿佐ヶ谷 MANHATTAN(東京都杉並区)
  • 告知 MANHATTAN サイト

【セットリスト】
※セッション1
1.So what/2.ABE’s blues/3.Misty/4.Bolivia

※セッション2
1.Arabia/2.Nabilat/3.Geelani/4.Peace/5.The chicken

 曲名の披露にあたって伊勢崎氏は「安倍さんは悪魔でも怪物でもありません。国のリーダーなんてものは茶化すべきです。ばかにするべきです。でも悪魔化しちゃいけません。そうするとどんどん本当の悪魔になっちゃうかもしれません」と解説した。

 「悪魔化」と「茶化す」ことの違いは何だろう?と、演奏をお伝えしつつ、自問した。伊勢崎氏に確認したわけではないが、ユーモアがあるかないかではないだろうか。後者は、皮肉を聞かせつつも、ユーモアを、あたたかみを残す、ということではないかと愚考。

 人を「悪魔化」して、その「悪魔」と戦おうとするものは、自分自身らも「悪魔化」してしまうかもしれない!(ニーチェの箴言めいた言い方だが)そうならない予防策のためにも、ユーモアはきっと不可欠なのだ。

 伊勢崎氏には昨年末、自衛隊による駆けつけ警護について岩上安身がインタビューを行っているので、こちらもご覧いただきたい。

▲阿佐ヶ谷MANHATTAN

▲阿佐ヶ谷MANHATTAN

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