武藤類子さんのお話 福島の女たちの想い ~未来につなげる たたかいの今 2012.9.20

記事公開日:2012.9.20取材地: 動画
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(IWJテキストスタッフ・花山/澤邉)

 2012年9月20日(木)、石川県金沢市の金沢市文化ホールで、福島原発告訴団・北陸主催による「武藤類子さんのお話 福島の女たちの想い ~未来につなげる たたかいの今」が行われ、IWJでは質疑応答以降の様子を伝えた。福島原発告訴団団長の武藤氏は、ハイロアクション福島四十年実行委員会などに所属、市民団体で原発をなくす活動を精力的に行っている。

■全編動画
※本動画は「武藤類子さんのお話 福島の女たちの想い ~未来につなげる たたかいの今」の途中から終了までの(50分)の模様となっておりますこと、ご了承ください。

  • 日時 2012年9月20日(木)
  • 場所 金沢市文化ホール(石川県金沢市)

 質疑応答では、「福島原発事故の告訴人を、福島で1000人集めるのは大変だったようだが、なぜたくさん集まらないのか」との問いに、「告訴人である私たちに対して、どういう人たちなのかわからないという懐疑があったのかもしれないし、周知することが難しかった面もある」と答えた。

  続いて、「原発を進めていくことが国策であったことが、1つの大きな問題だと思うが、国の中枢の人を非告訴人にすることを考えていないか」との問いには、「もちろん私たちも政治家に責任がないとは思っていない。しかし、政治家を入れてしまうと、非告訴人がどんどん増えてしまうため、今回は事故に一番関係している人たちを選んだ。政治家に関しては、政治家の責任の取り方を考えなければいけないと思っている。政治家に特化した告発をする告訴団ができてもいいかと思っている」と答えた。

 さらに「告訴は子供でもできるのか」との問いには、「子供でも告訴はできる」との回答があり、最後の「福島の人たちに、他県の者ができることは何か」との問いには、「気になるのは子供たちの健康被害。これからどうなるのかわからない状況で、不安で、心配でならない。石川県でも子供たちの保養プログラムがあったと思うが、そうした保養プログラムを作ったり、安全な食べ物を送ってくれるルートを作ったりしてもらえると、嬉しい」と答えた。

 続いて、告訴状の書き方について詳細説明があった。

 最後に、平和サークル麦わら帽子からのお知らせと、さよなら志賀原発ネットワークのアピール行動があった。

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