「今回の参議院選挙は、アベノミクスや消費税の是非を問うものでも、ましてや、候補者の人気投票でもない。争点は、戦争法廃止と、緊急事態条項による改憲をストップすること。これしかない。(視聴者の方々は)ご自身の選挙区の候補者を、よく考えてほしい」──。
「9年前の郵政解散総選挙、私の予想は的中した」と語る、自称・選挙オタクの宮崎氏は、2016年6月6日、IWJの「2016年参議院選挙特番」に出演し、参院選についてこう強調した。
以下、秋田選挙区編を抜粋して掲載する。
「今回の参議院選挙は、アベノミクスや消費税の是非を問うものでも、ましてや、候補者の人気投票でもない。争点は、戦争法廃止と、緊急事態条項による改憲をストップすること。これしかない。(視聴者の方々は)ご自身の選挙区の候補者を、よく考えてほしい」──。
「9年前の郵政解散総選挙、私の予想は的中した」と語る、自称・選挙オタクの宮崎氏は、2016年6月6日、IWJの「2016年参議院選挙特番」に出演し、参院選についてこう強調した。
以下、秋田選挙区編を抜粋して掲載する。
原佑介「秋田選挙区(定数1)は、自民党の現職、石井浩郎(いしい・ひろお)氏(神道政治連盟国会議員懇談会会員)と、元参議院議員で野党統一候補の民進党元職・松浦大悟(まつうら・だいご)氏です。
2013年参院選では、自民党新人の中泉松司(なかいずみ・まつじ)氏が26万846票(52.3%)。次席が松浦氏で19万4497票(39%)。3位は共産党の佐竹良夫氏で3万6371票(7.3%)でした。今回、JA票の行方も気になりますが、石井議員の人気も侮れません。
松浦氏は、秋田放送のアナウンサーとして活躍し、石井氏は野球選手。いずれも有名人です。安倍政権が取り組むTPPを巡り、石井氏は農業者の不安や反発が根強いと捉え、危機感を持つ。JAは自主投票です。松浦氏は、農業票の上乗せを期待している」
宮崎「石井さんは特定秘密保護法の採決の時、突然、立ち上がって、質疑打ち切りと採決を催促した人です。あれは、憲政史上の汚点。松浦さんは3年前から民主党の公認候補で活動を続けている。やや、松浦氏が有利ではないでしょうか」