【北海道選挙区】定数3の北海道選挙区で「改憲勢力3分の2」阻止なるか!?鉢呂吉雄元経産相に苦戦予想!?組織票が固い自民有利の土地で、結果を左右するのは農協票の行方か 2016.6.6

記事公開日:2016.6.30取材地: テキスト動画独自
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 「今回の参議院選挙は、アベノミクスや消費税の是非を問うものでも、ましてや、候補者の人気投票でもない。争点は、戦争法廃止と、緊急事態条項による改憲をストップすること。これしかない。(視聴者の方々は)ご自身の選挙区の候補者を、よく考えてほしい」──。ゲストに招いた元日経新聞政治部記者の宮崎信行(みやざき のぶゆき)氏は、こう繰り返した。

 「9年前の郵政解散総選挙、私の予想は的中した」と語る、自称・選挙オタクの宮崎氏は、2016年6月6日、IWJの「2016年参議院選挙特番」に出演し、この夏の参院選について、「選挙後の参議院の改憲勢力は156議席。自民党48議席、公明党15、民進党35、共産党8、生活1、社民0~2、おおさか維新3、日本を元気にする会0、新党改革0、日本のこころを大切にする党0、野党共闘での無所属を含む、その他4」との予想を披露。改憲発議に必要な3分の2議席に至らずとも、予断は許されないと懸念した。

 以下、北海道選挙区編を掲載する。

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IWJ原佑介記者(以下、原)「北海道選挙区(定数3)から始めます。議席数2から3に増え、その1議席がどこになるか注目されます。農協票が結果を大きく左右するでしょう。

 候補予定者は、自民党現職で総務大臣政務官の長谷川岳(はせがわ がく)氏、自民党新人の柿木克弘(かきぎ かつひろ)氏、民進党現職の徳永エリ(とくなが えり)氏、民進党で元経産相の鉢呂吉雄(はちろ よしお)氏、共産党新人の森英士(もり つねと)氏、無所属の飯田佳宏(いいだ よしひろ)氏。

 2013年の参院選得票結果は、自民党・伊達忠一氏90万3696票(37.7%)。民主党・小川勝也氏58万3995票(24.4%)。今回、3議席目を巡る争いは柿木氏が有利と見られており、鉢呂氏は苦戦を強いられそうです。

 当選可能圏は40万票後半。基礎票20万票の共産党は茨(いばら)の道です。公明党30万票、鈴木宗男代表の新党大地の20万票は、自民党に流れると予想されます。70万票+50万票が期待できる自民が優勢との見方です(東洋経済オンライン等参考)。ちなみに、新党大地の票はそのまま自民党に流れるのでしょうか?」

宮崎「北海道は広いので、組織票の強いところが勝つ傾向です。一般的には自民党が有利。(今年4月の衆議院補欠選挙で自民党候補を追い上げた)池田まき氏は、衆院選出馬の予定です。新党大地の票は不明。北海道はTPPに敏感です。徳永さんはTPPの問題点を国会で追及し、活躍していました。鉢呂さんは立候補表明が遅かった。しかし、衆議院議員を7期務めた重鎮なので、まだ、わかりません。

 余談になりますが、北海道では流氷を確認するのは海上自衛隊の哨戒機の仕事。流氷を伝ってロシア兵がやって来る可能性があるという安全保障上の観点からです。集団的自衛権の行使で哨戒機が南シナ海に行ったら、流氷のパトロールができなくなります」

岩上「北海道選挙区の情勢分析では、旧社会党の力が強い。自民党新人の柿木氏は、議員秘書、美唄市議、道議を5期を務めた。連合北海道とJA(農政連)は、すでに徳永氏推薦を決めた。鉢呂氏の支援までは手が回らない。

 北海道ではTPPも重要。また、自衛隊が多い土地ですが、集団的自衛権行使でいなくなる。今、中国の侵出ばかりが表に出てくるが、ロシアも侮れません。戦争は1国だけを見ていてはダメです。そういうことをよく考えて投票してほしい」

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