2012年1月23日 14:00～17:00 経済産業省別館1Fにて、「第5回 高経年化技術評価に関する意見聴取会」が行われた。議題は「原子炉圧力容器の中性子照射脆化について」

　先週大混乱のあったストレステスト意見聴取会を、傍聴人排除にボイコットして欠席した井野博満 東京大学名誉教授が出席。

　同教授が昨年12月11日の第2回意見聴取会にて保安院の評価手法の適切性について質問したところ、本日保安院からは「本意見聴取会は、科学的・技術的観点から専門家の意見を伺うものであり、検討の対象外」との回答が出された。同教授は「中身の議論と、（保安院の）やり方という問題はつながってる問題で、私は切り離しては考えられない」と意見した。

　また九州電力の資料内容の不適切性に対しても、手厳しい口調で批判をする一幕もあった。