スタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫氏や映画監督の高畑勲氏が2015年6月14日に開催される「戦争立法反対! SHIBUYAデモ」に賛同メッセージを送った。
「この世で大切なのは精神の自由と平和。応援します。その昔、デモを何度も体験した世代の代表として」(鈴木敏夫)
「若者憲法集会の『声をあげよう! 私たちの命と自由のために』というスローガンに共感。一人でも多くの若者たちが、自分たち自身のために、真の平和のために、声を上げはじめることを期待しています」(高畑勲)
(IWJ・ぎぎまき)
※6月10日テキストを追加しました!
スタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫氏や映画監督の高畑勲氏が2015年6月14日に開催される「戦争立法反対! SHIBUYAデモ」に賛同メッセージを送った。
「この世で大切なのは精神の自由と平和。応援します。その昔、デモを何度も体験した世代の代表として」(鈴木敏夫)
「若者憲法集会の『声をあげよう! 私たちの命と自由のために』というスローガンに共感。一人でも多くの若者たちが、自分たち自身のために、真の平和のために、声を上げはじめることを期待しています」(高畑勲)
■ハイライト
デモ開催にあたって、若者憲法集会実行委員会が6月5日、記者会見を開き、憲法に対する思いやイベント当日の概要について説明した。
「戦争立法反対! SHIBUYAデモ」は6月14日、17時過ぎに宮下公園を出発。ゴール地点の神宮前公園まで観光客や若者でにぎわうエリアを「戦争反対」を訴えながら行進する。デモに先立ち、午前10時30分から開催される集会プログラムでは、安全保障以外にも、若者の労働や沖縄を通して見える日米安保の問題など、8つのテーマを「憲法」の視点から考える。
その後、13時30分からは、元自衛隊レンジャー部隊隊員などを招いたシンポジウムのほか、沖縄、福島、大阪などからも若者たちが合流し、辺野古の新基地建設や原発事故被災者、大阪「都構想」の反対運動ついて情報を共有するという、「憲法」づくしの一日になりそうだ。
シンポジウム終了後、17時からデモが行なわれるが、その意義についてPeaceNight 9 実行委員会の西之原修斗さんは次のように話した。
「当日は、シンポジウムや学習会で気持ちを高め、その後にデモがあることによって、そこで自分の思いを自分の言葉で町中に向けて訴えることができます。普段、道路のど真ん中を歩くことはないので、デモを経験して、社会や憲法のことについて考える一歩になるのでは」
「若者が作る集会であり、デモであることが見所です。当事者に近い世代が反対の意思を表明するところに大きな意味があると思っています」
記者会見で司会を務めた、日本民主青年同盟中央委員長の田中悠氏は、当日の見所について聞かれると、戦場に送られることになる若者の声を可視化することに意味があると説明。続けて、イラク戦争を検証しないまま、米国の戦争に参戦しようとしている政府を批判した。
「イラク戦争の時は『大量破壊兵器が存在する』といって戦争を始めましたが、実際にはなかった。それを検証もせずに、同盟国の戦争だからということで参戦していく。後方支援といって参戦すれば、根拠のない戦争に若者が駆り出されることになります。日本の防衛とは関係ない戦争に、若者が送られることを許していいのでしょうか」
「憲法の12条には、私たちがやらなければいけないことが書いてあります。憲法は不断の努力で守っていかなくちゃいけないと。今、危機的な状況ではあるが、憲法をピカピカに磨くチャンスでもあると思っています」
(…会員ページにつづく)
「戦場へ送られる若者こそが声をあげるべき」――6月14日、若者憲法集会主催「戦争立法反対! SHIBUYAデモ」に向け会見、ジブリの鈴木敏夫プロデューサー、高畑勲監督も応援 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/248005 … @iwakamiyasumi
若者の気高い灯を応援します。
https://twitter.com/55kurosuke/status/608578410982428672