「学校において行動面での期待を 満たさない児童が、児童相談所に送致されていることを、懸念をもって注目する」——。
これは、2010年に国連の「子どもの権利委員会」が、日本の子どもの権利状況をまとめた最終報告書で指摘したものだ。2013年、この指摘を裏付けるような事件が起きた。教師による子どもへの体罰を子どもの親が問題提起したところ、逆に学校側に「親が子どもを虐待している」と「虚偽の」通報をされ、児童相談所に一時保護されてしまったというのである。
親は2014年7月に学校側を提訴。2015年3月5日に第1回口頭弁論、4月27日と6月22日に第2回、第3回の口頭弁論が行われ、それぞれ報告会が開かれた。訴えを起こしたのは一橋大学特任教授の水岡不二雄さん。水岡さんは息子・伶龍(れいりゅう)くんの学校復帰や子どもの帰還の早期実現、体罰を行った教師の更迭などを求めている。
すでに伶龍くんが一時保護されてから2年が経過している。児童相談所は、水岡さん側の再三の要請にも関わらず、伶龍くんとの面会はおろか一切のメール・手紙のやり取りも認めておらず、どこでどのような環境に置かれているかも分からないという。
- 日時 2015年3月5日(木) 12:15~
- 場所 オカモトヤ第1ビル(東京都港区)
教諭の体罰に抗議すると、きまって直後に学校側が虐待通告
発端は2011年に水岡さんが、晃華学園小学校に通う伶龍くんへの担当教諭による体罰を抗議したことに始まる。当時、アスペルガー傾向(※)のあった伶龍くんに対し、教師が「頭を殴る」「トイレに行かせない」「紐で縛る」などの体罰を繰り返していたという。伶龍くんは当時、作文や口頭でその被害を訴えていた。
水岡さんは何度も学校側に抗議した。すると、きまって水岡さんが抗議を行った直後に、学校側が児童相談所に「伶龍くんに対する父親の虐待」を通告。そして2013年5月、3度目の通告で、児童相談所は水岡さんの同意もないままに当時小学4年生だった伶龍くんを学校で「一時保護」した。
担当弁護士の南出喜久治氏は、「父親の訴えと学校による通告のタイミングからみて、自らの虐待を隠蔽するために児童相談所へ送ったことは明らかだ」と語った。
「まさに出来レース」虐待が認められないのに家裁が施設入所を決定
一度、児童相談所が保護してしまうと、ほぼエスカレーター式に児童福祉施設へ送られてしまうという。
児童相談所が保護した子どもを(保護者の同意なく)児童福祉施設に入所させる場合、家庭裁判所が審判を行い、児童福祉法28条を適用する。保護者による「虐待」や「ネグレクト」、「その他保護者に監護させることが著しく児童の福祉を害する場合」かどうかを判断するものだが、伶龍くんの場合、そのいずれも認められなかった。にも関わらず、家裁は根拠のないままに児童福祉法28条を適用したという。
南出弁護士は、子どもの施設送りを認定する家庭裁判所も、児童相談所と結託していると指摘する。
「家裁は親の虐待があったと認定していない。28条を認定するためには、虐待または、何らかの保護すべき理由がないと承認できない。つまり虐待以外の理由による決定。これがどのようなものかは分からない。例示的に『服が汚れている』などの要件が示されているだけ。こじつけの理屈。虐待が認定できなかったから別の理由をこじつけて、でっちあげて措置の理由にしてしまう。まさに虚偽のリレー。学園が虚偽の通報をし、児相も虚偽の一時保護をし、家裁も虚偽の決定をしている」
家裁の審判においては、児童相談所側は「申立人」として強い立場であり、家裁側と事前の打合せもできる一方、親は「利害関係者」として弱い立場を強いられる。そのため、親が反対しても28条が認定される割合は90%以上、2年ごとの施設入所期間の延長についてもほぼ100%更新されるという。
通常3カ月ほどかかるという28条認定が、水岡さんの場合は10カ月もかかったという。「認定要件を満たしていないではないか」と即時抗告したが、東京高裁は「判断をしない」という決定を下した。南出弁護士は「まさに出来レースだ」と語った。
言う事を聞かない子どもは危険な向精神薬で「薬漬け」に!?
親の「親権」を無視した強引な一時保護、さらには親子間の面会や通信の禁止など、なぜ刑務所よりも厳しい拘禁が行われるのか。親子間の話し合いや、絆の回復もできずに長期収容される子どもへの影響は計り知れない。
南出弁護士は、子どもたちへの危険な薬物投与と施設内虐待の問題を指摘する。
「(児童相談所が)こうした問題だらけの一時保護を乱発すると、当然、なかには『家に帰りたい!』と訴える子どもが出てくる。すると児童相談所はは病院に『発達障害』などと診断させ、薬を投与する。大人への投与も憚れるような危険な向精神薬を子どもに投与し、薬漬けにして言う事をきかせる。これを証言している児相職員もいる。しかし児童相談所と製薬会社と病院とが一緒になって進めている利権だから、メディアも書けないんです。
私の担当したケースでは、『親に会いたい!』という子どもに、自分達が面会通信を禁止しておいて『おまえは捨てられた。だから会いに来ないんだ』と嘘を吹き込んでいました」
学会誌『福祉社会学研究』の2014年10月号に『児童養護施設の職員が抱える向精神薬投与への揺らぎとジレンマ』と題する論文が掲載された。良心的な施設職員が、施設内での向精神薬投与を告発した内容だが、そこには「落ち着きのない子ども」に対し、添付文書に「投与中にも攻撃性の発現や悪化が報告されている」と書かれている向精神薬「コンサータ」や、「幼児又は小児に対する安全性は確立していない」と書かれている「リスパダール」を投与し、薬で子どもをコントロールしている実態が報告されている。
さらに「元気がないから」という理由で、世界中で副作用や自殺リスクの増加が報告されている向精神薬「パキシル」を投与しているケースもあるという。「パキシル」も添付文書には「小児等に対する安全性は確立していない。また、長期投与による成長への影響については検討されていない」と書かれている。
施設入所児童への医療費は「公費負担医療」によって国が全額負担しているため、論文では、向精神薬の投与が「増えることはあっても減ることはない」としている。
「実数は発表の10倍」!? 表に出ずらい施設内虐待の実態
さらに南出弁護士は、横行する施設内虐待についても指摘した。
「児童相談所が子どもを虐待しているケースもある。施設内虐待で職員が有罪になったにも関わらず、このケースでは親元に子どもは返されなかった」
厚労省の最新のデータ(※)によると、平成25年には全国で300件の施設内虐待の報告があり、そのうち87件の虐待が認められた。内訳は殴る・蹴るなどの「身体的虐待」が過半数で、次いで「死ね」「飛び降りろ」などの言葉を浴びせたり、ナイフの刃を向けるなどの「心理的虐待」、盗撮や痴漢行為、強姦などの「性的虐待」が続く。
しかし、南出弁護士によれば、こうした統計は「氷山の一角」だという。
「施設内虐待の暗数率はかなり高い。なぜ施設内虐待が発覚するかというと、暴行しても怪我をしていない状態ではまず発覚しない。子供も被害親告をしないし、親との面会通信も途絶しているので、ひた隠しにされてしまう。表に出るのは大きな怪我をした場合。病院に連れていかなければならない状態になって初めて発覚する。
ましてや、薬漬けにしているような医療虐待はまったくといって良い程表に出ないだろう。これを加えると、その暗数はさらに多くなる。発表されているものの10倍程度が実数だと考えている」
「児童虐待を防ぎましょう」というフレーズに萎縮するメディア、政治家、弁護士会
南出弁護士は、この児相の問題をメディアも取り上げず、日弁連も弁護士会も取り上げずに、むしろ児相擁護をしている、と批判する。東京の弁護士会200人にあたったのに、誰も受けてくれなかった案件すらあるという。
では、メディアの方はどうか。南出弁護士は「メディアは今は様子を見ている」と語る。
私立の宗教を元にした教育をする学校であることから、暴力の話は十分すぎるくらいに有り得る話であるというのが私の第一印象です。私も私立の宗教を元にした教育をする学校で、どうしようもない暴力を受けた。目の前が暗くなり意識がなくなる寸前の横からのビンタを両側から受けたことが二回もあった。その犯人はなんとキリスト教プロテスタントの牧師で会った。もちろん、普段から教師からの暴力は日常的に行われていたのだが。
言う事を聞かない子どもは危険な向精神薬で「薬漬け」にする問題というのは、実は学校からの要望が出ているのだという“報告”が日本精神神経学会学術総会のシンポジウムでされた。しかし、6月4~6日行われた第111回日本精神神経学会学術総会の会長を務めた人は《治験実施契約外の施設》で《今から18年前、自分の弟の経営する特別養護老人ホームで、認知症の老人4人に対し、アルツハイマー病の新薬の治験を、家族の同意も得ずに、行っていた》ので要注意だ。
未青年時代からの安易な向精神薬の投与が人格や精神の破壊を引き起こして、まともな社会生活が送れなくなる例はとても多い。しかも、日本の場合には製薬メーカーの注意書きで上限とされる量を超える薬を多種類過剰に出す例が異常なほど多い。患者が薬の飲みすぎで意識を失い救急搬送される例も多いのだ。薬を止めるのも急に止めると離脱症状という禁断症状を起こす麻薬のような向精神薬が多いので、よほどのことが無い限り子供に向精神薬を処方する医師とは付き合わないほうが無難だろう。
児童相談所の子供を拉致する行動は事実です。
現実的に、虐待されている子を助けるというより自分達の成績の事だけを考えて行動してます。
インターネットに書かれている事はすべて本当の事です。
法律でがんじがらめになっていて、児童相談所はやりたい放題で1日も早く法律を変えるべき重大な問題です。
私は2年前に、我が家に実の親から預けた赤ちゃんを2歳になるまで大切に育てている時に、実の親の虐待DVが警察署の事件になりましで、唯一の証人私と子どもの母親と警察署に虐待DVの被害を届けを出して、加害者父親暴力から幼い子ども4人と母親が助かると信じて刑事たちの言う通りに従ってました、虐待DVの問題はニュースしか聞いたことなかった私と母親は、警察署だけに頼ることだけで何も分からない状態でした、けれど信じた刑事たちは虐待DVの被害子ども4人と母親を悲鳴の叫びを丸投げして、加害者父親に暴力に苦しんで父親には行かないと泣いて叫んで悲鳴に苦しんだ子ども4人と母親を暴力の元に帰して、父親を親権者だから法律を守る為にと言いながら、加害者父親が子ども4人と母親を連れ去ることを認め許可して、加害者でもない私たち夫婦は愛する子ども大切に育ててきた大切な子どもと会いたくても会えない安否も知らない悲痛に厚生労働省と児童相談所と法務局法務省に訴えて2年近くなりますが、警察署のどんでもない対応には国は触れないで警察署の判断と対応は正しいと言ってます!もっとも酷いのは厚生労働省の無責任過ぎな発言は、虐待問題は厚生労働省も政治家も何の権限がない唯一権限の力があるのは児童相談所だと、だから子どもの被害は児童相談所が判断して決めることで厚生労働省も政治家も何の力もないと言い切っています!このような酷い残酷な無責任な対応に厚生労働省は記事にはニュースには虐待被害の子どもたちを、守って確保している嘘の知らせに許せないんです!法律と違い守ってもいないのに、虐待防止予防もしていないのに!ただ情報を流しているんです!私も死んでも死に切れない!悔やんでも悔やみ切れないこのような悲劇を訴えて子どもたちを助けたくて、切実な叫びを送り致しますので、くれぐれも宜しくお願い致します