2012年5月29日(火)、大阪市都島区の市公館で行われた、第11回府市エネルギー戦略会議の模様。
(IWJ大阪・松田)
2012年5月29日(火)、大阪市都島区の市公館で行われた、第11回府市エネルギー戦略会議の模様。
■ハイライト
※会員ページでは、全編動画の他、会議終了後の飯田副座長、古賀委員の会見も視聴できます。
関西電力が今夏に向けた需要抑制と供給力増強の取り組みについて説明し、15%以上の節電への協力を求めた。
対策のひとつとして打ち出されている他電力会社からの融通などについて、高橋委員は「自給自足が基本とする姿勢そのものが非合理的。広域運用を前提とするシステムに転換すべきではないか」と指摘した。
また飯田、古賀両委員からは、各取り組みについての目標値をそれぞれ設定すべきとの意見が出され、飯田委員は「対策の中身は具体的になっているが、数値目標がなく全体として後退した印象。もっと真面目にやっていただきたい」と取り組みの不十分さを批判した。
また岩根副社長は委員からの質問に答えるかたちで、原発が重要な経営基盤のひとつとして「安全が確認された原発については再稼働すべき」との認識を改めて示した。