超党派の国会議員による「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」(略称:はっぴぃ0(ゼロ)議連)の設立準備会が、8月28日、参議院議員会館にて開催された。会合には、呼びかけ人の国会議員、文化人、著名人ならびに市民団体などが参加した。
昨年、環境省は犬猫の殺処分ゼロの実現を目的とした「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」を立ち上げたが、今回は国会議員たちによる議員連盟を設立し、国会から声を上げて殺処分ゼロを目指す。
同議連の呼びかけ人の一人である福島みずほ参議院議員(社民党)は、「国会がダイナミックに動いて、自治体、市民と連携していくことで、殺処分ゼロの実現に大きく向かっていきたい」と議連設立の目的を語った。
議連を呼びかけた国会議員には、福島議員の他、尾辻秀久参議院議員(自民党)、松野頼久衆議院議員(日本維新の会)、福山哲郎参議院議員(民主党)、岩屋毅衆議院議員(自民党)、中川俊直議員(自民党)、環境省と共にプロジェクト設立に携わった、牧原秀樹環境大臣政務官などが名を連ねている。
- 内容:環境省「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」の説明/呼びかけ人国会議員からの挨拶/文化人・著名人の発言、他
- 呼びかけ人:尾辻秀久議員(自民党)、鴨下一郎議員(自民党)、岩屋毅議員(自民党)、牧原秀樹議員(自民党)、中川俊直議員(自民党)、遠山清彦議員(公明党)、福山哲郎議員(民主党)、小宮山泰子議員(生活の党)、松野頼久議員(維新の会)、山田太郎議員(みんなの党)、福島みずほ議員(社民党)
- 日時 2014年8月28日(木)
- 場所 参議院議員会館(東京都千代田区)
「早く殺処分ゼロの国に」
会には、女優のさとう珠緒さんや映画監督の岩井俊二さん、料理研究家の藤野真紀子さん他も参加した。さとうさんは、「早く殺処分ゼロの国にして欲しい」と訴え、岩井さんは、こうした殺処分ゼロを目指した活動を「応援しています」と語った。
元国会議員でもある藤野さんは、議連の立ち上げを「待ちに待って」いたと表現。その上で、「具体的な案を出して欲しい」と要望し、日本を「世界に胸を張れる動物福祉の一流国」にして欲しいと願いを語った。
会場には急遽、塩村文夏都議会議員も駆けつけ、ペットショップ・ブリーダーの適正化問題を指摘し、「国の法律をまずはしっかりして欲しい」と強く要望した。
環境省の担当者は、今後、環境省のプロジェクトで全国からモデル地区を選定し、事業を実施すると説明。その後、モデル事業の成果を全国に発信する予定だ。
「すべての自治体を変える」
「一日も早く殺処分ゼロの社会を」~犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議連準備会で著名人らも応援 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/165162 … @iwakamiyasumi
その国の成熟度を計るには、社会的弱者・第一次産業・そして、動物に対する態度を見ればいい。この動き、応援します。
https://twitter.com/55kurosuke/status/584821735456837632
はじめてメールさせていただきます。
私、茨城県常総市に住む野田と申します。
茨城県は犬猫の殺処分数が全国でもダントツです。
原因の一つに警察が動物愛護法を理解せず、動物の虐待が犯罪であるという認識の無さがあります。
その為虐待してる人の立検はおろか、注意もしないで見て見ぬふり、しまいには「死んだとしても飼い主の財産を飼い主がどうしようと飼い主の勝手だ」と言い出す始末。
そんな事は許されない、動物虐待は立派な犯罪で罰金もあると茨城県警察に周知したいのです。
どうか力をお貸しねがえませんか。
相談にのって頂きたいのです。
よろしくお願いいたします。