テレビ朝日系「モーニングバード」に8日、出演した岩上安身のコメント部分を報告ツイートします。
最初のニュースは、みんなの党・渡辺喜美議員が代表を辞職したというニュースについて。
特集 STAP細胞問題
※4月8日の岩上安身の連投ツイートを再掲します(4月8日)
テレビ朝日系「モーニングバード」に8日、出演した岩上安身のコメント部分を報告ツイートします。
最初のニュースは、みんなの党・渡辺喜美議員が代表を辞職したというニュースについて。
岩上「渡辺喜美さんの後任と言われている浅尾慶一郎さんは、かつて他党の党首、小沢一郎さんの件に関しては、政治とカネの問題で非常に厳しい人で、政治責任、説明責任を求めた方なんですね。浅尾さんは私とツイッターでバトルをしまして、二日間にわたって、小沢一郎さんの説明責任について、全然足りないと主張されました。ところが自分の党のことになると『もう済まされた』と。しかしどう考えても、説明が済まされていないと考えている方がほとんどではないでしょうか。
政治資金規正法の趣旨というのは、政治家個人にお金を扱わせず、政治団体がお金を扱うんだと。そしてそこで、透明化しなさいということが根本にあるんです。それを政治家が個人で持って、ポケットマネーにしていて、借入をしていた。それを明確にしないのだったら、政治資金収支報告書の法の精神というものを踏みにじる話になりますよね。そこを考えるだけでも、これは矛盾がある説明ではないかと思います」
2つ目のニュースは、STAP細胞問題について。
岩上「陣営がまっ二つに分かれたという気がします。多くの方が、小保方さんがトカゲの尻尾切りにされたのではないかという印象を持たれていると思います。理研は非常に急いだのですが、それには背景があります。
特定国立研究開発法人の認可の問題が差し迫っています。野依理事長が大臣に会った際、『早く出してほしい』と大臣から言われたということが報じられています。自分たちの組織の命運をかけて、なんとしても早く世間が納得するかたちで一定の失敗者を切り捨てて、しかし組織は健全ですよ、というふうにする必要があったのだと思います。そう考えると、小保方さんが正面切って反論しようとしている、そこの言い分はちゃんと聞く必要があると思います。
小保方さんの代理人で三木秀夫さんという弁護士の方がいらっしゃいます。この方に、昨夜、メールで取材しました。その中で、今まで私たちが聞いていない事実が出てきました。学位論文から画像の不正を行ったと言われていますが、そうではないと。
実は共同研究者の間での内部ミーティング用のパワーポイントで使ったもので、その通りのものがある、ということでした。学位論文から使ったというのは、調査委員会の勝手な推論だとのことです。このようにはっきり言い切っている。今まで、調査委員会の言い分と小保方さんの言い分が、同じ土壌に出てきませんでした。これをきちんと取り上げないといけない。明日の会見で明らかになるのではないでしょうか。これには理研もちゃんと反論しなければならないと思います」
※岩上安身が三木秀夫弁護士に取材した記事はこちらでご覧いただけます。