「保守的と言われる名古屋でも市民の多くが疑問を抱いている」 ~院内集会 STOP!「秘密法」~ 愛知から市民の声を国会に届けます~ 2014.12.4

記事公開日:2013.12.4取材地: テキスト動画
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(IWJ・鈴木美優)

 「私たちが言ってきたことはオオカミ少年ではない」――。

 「秘密保全法に反対する愛知の会」による院内集会、「STOP!『秘密法』〜愛知から市民の声を国会に届けます〜」が、12月4日参議院議員会館で行われた。国会周辺では秘密保護法に反対する市民らが抗議活動を続ける中、本集会にも多くの市民や弁護士、議員が集まった。

記事目次

■ハイライト

  • 中谷雄二氏(秘密保全法に反対する愛知の会 共同代表)からの発言
  • 愛知のこれまでの取り組み
    昨年来のこと(9月パブコメ辺りまで)/10.27市民集会、11.21集会/11.21集会の後の連日街宣と「葉っぱ/民主主義の木」アクション/12.6全国一斉行動への呼びかけ
  • 市民団体からの発言 情報保全隊訴訟(仙台)ほか
  • 挨拶 安井信久氏(愛知県弁護士会会長)/古川元久氏(衆議院議員)ほか

「保守的」といわれる名古屋でも多くの反対の声

 共同代表の中谷雄二弁護士は、名古屋における秘密保護法抗議活動の状況を報告。昨年4月に発足した「秘密保全法に反対する愛知の会」は、発足時すでに会員数が100人を越え、現在は200人にまで増えたことを報告した。

 また、11月21日に名古屋で行われた秘密保護法に反対する抗議集会では、当初1000人程度の参加者を目標としていたにもかかわらず、2000人もの人が集まり、関心の高さをうかがわせた。これについて中谷氏は、「保守的といわれる名古屋で、市民運動が盛り上がることは珍しい」と述べ、「平和主義は?民主主義は?と疑問を持つ市民が集まった結果だ」と強調した。

 「国会内とは違い、国会の外では多くの人が怒りを持っている」、中谷氏はこう断言した上で、「今後もずっと反対運動を続けていく。強行採決は許さない」と強い口調で訴えた。次の活動については、「私たちの姿勢を見せるために、前回の3倍の3000人集会を計画している」とも明らかにした。

法案成立の裏スケジュール

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