「私たちが言ってきたことはオオカミ少年ではない」――。
「秘密保全法に反対する愛知の会」による院内集会、「STOP!『秘密法』〜愛知から市民の声を国会に届けます〜」が、12月4日参議院議員会館で行われた。国会周辺では秘密保護法に反対する市民らが抗議活動を続ける中、本集会にも多くの市民や弁護士、議員が集まった。
(IWJ・鈴木美優)
特集秘密保護法
「私たちが言ってきたことはオオカミ少年ではない」――。
「秘密保全法に反対する愛知の会」による院内集会、「STOP!『秘密法』〜愛知から市民の声を国会に届けます〜」が、12月4日参議院議員会館で行われた。国会周辺では秘密保護法に反対する市民らが抗議活動を続ける中、本集会にも多くの市民や弁護士、議員が集まった。
記事目次
■ハイライト
共同代表の中谷雄二弁護士は、名古屋における秘密保護法抗議活動の状況を報告。昨年4月に発足した「秘密保全法に反対する愛知の会」は、発足時すでに会員数が100人を越え、現在は200人にまで増えたことを報告した。
また、11月21日に名古屋で行われた秘密保護法に反対する抗議集会では、当初1000人程度の参加者を目標としていたにもかかわらず、2000人もの人が集まり、関心の高さをうかがわせた。これについて中谷氏は、「保守的といわれる名古屋で、市民運動が盛り上がることは珍しい」と述べ、「平和主義は?民主主義は?と疑問を持つ市民が集まった結果だ」と強調した。
「国会内とは違い、国会の外では多くの人が怒りを持っている」、中谷氏はこう断言した上で、「今後もずっと反対運動を続けていく。強行採決は許さない」と強い口調で訴えた。次の活動については、「私たちの姿勢を見せるために、前回の3倍の3000人集会を計画している」とも明らかにした。
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