検察官が新たな書類を示すも、詳細は依然分からず ~PC遠隔操作事件 検察からの証明予定事実記載書の提出を受けての記者会見 2013.6.28

記事公開日:2013.6.28取材地: 動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

 PC遠隔操作事件で、東京地検は28日、片山祐輔容疑者を追起訴した。起訴されたのは、横浜市の小学校への襲撃予告など3つの事件についてで、これで昨年10月に始まった一連の捜査が終結した。弁護団は、同日夕方に検察官から新たな証明予定事実記載書を示され、これを受けて記者会見を行った。

 片山容疑者への起訴はこれで4回目となるが、この日示された記載書は3月22日付の起訴事実のみにとどまり、トロイプログラム「iesys.exe」実行までの動きなどが記されている。一方で、ウイルスを作るために使用したPCや、江ノ島の猫の首輪をどこで購入したかなどの具体的な事実は記載されておらず、佐藤博史弁護士は「(片山容疑者に結びつくものが)何もないからこそ、こう(いう記載に)なっている」と強調した。

 検察側は、片山容疑者を犯人だとする証拠を来月10日までに示すことになっている。

■ハイライト

  • 会見者 佐藤博史氏(弁護士)、木谷明氏(弁護士)、竹田真氏(弁護士)、小幡歩氏(弁護士)

アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入より御覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録単品購入 330円 (会員以外)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です