猪瀬都知事、政府主催「主権回復の日」式典への参加を明言〜猪瀬直樹東京都知事 定例記者会見 2013.4.26

記事公開日:2013.4.26取材地: 動画
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(取材:石川優)

 東京都の猪瀬直樹知事は26日の定例会見で、4月28日に政府主催で行われる「主権回復の日」式典開催に関する受け止めを聞かれ、「式典は参加します。サンフランシスコ講和条約によって日本は主権を回復した。これは、大変なことなんですよ」と語り、東京都知事として28日の式典に参加する意向を表明した。

 サンフランシスコ講和条約が発効した日にあたる4月28日に、日本政府が「主権回復の日」式典を主催することに関しては、1972年までアメリカの施政下に置かれた沖縄県から、強い反発が出ている。仲井真弘多沖縄県知事は、欠席の意向を表明している。

 IWJからは、先日麻生副総理が、ワシントンのシンクタンク「CSIS(米戦略国際問題研究所)」の講演で、「(日本の水道事業)をすべて民営化します」と発言したことに対する受け止めを質問。

 猪瀬知事は「麻生さんがどうおっしゃたか、僕は聞いておりません」と前置きしたうえで、「ただ、東京水道は、公営であっても企業です。企業として経営がきちんとしていなければいけない」と述べ、東京都の水道事業が健全な企業経営を行なっていると強調。他方、地方の水道事業の経営が厳しい現状にあるとし、「そういうことを上手に表現できなかっただけだと思います、麻生さんは」と語った。

■全編動画

  • 日時 2013年4月26日(金)
  • 場所 東京都庁(東京都新宿区)

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