日本時間4月2日午前8時46分、南米チリでマグニチュード8.2の地震が発生し、高さ2メートルの津波も観測されている。気象庁は同日記者会見を行い、この地震による影響で、太平洋沿岸付近に最大で1メートルの津波が到達するとの予測を発表した。
この日、18時から行われた原子力規制委員会の定例会見で、田中俊一委員長は、津波が心配される太平洋沿岸の該当する原子力施設への津波対策をするよう、原子力規制庁へ指示したと報告。チリ地震による津波は、早くて3日の午前5時頃に、北海道太平洋沿岸に到達する可能性があるという。