原子力規制委員会は5日(木)、21回目となる会合を開いた。田中委員長は、汚染水漏洩問題について「まともなデータが出てこない」と東電を厳しく批判し、評価やデータの取り方を含めて規制庁が関わっていく方針を打ち出した。中村委員もそれに同調し、東電のデータに専門性がないと述べて、規制庁のデータでは海域への影響は認められないとした。
また、本日の議題には上がらなかった大飯原発の破砕帯評価会合について、一定の取りまとめが行われた事から、変更申請審査の要求があれば、速やかに審査を進めるのが法律に則った委員会の義務であるとした。