コンテンツ種別: テキスト
有識者から測定データに疑問の声 ~海洋モニタリングに関する検討会 第1回会合 2013.9.13
東京電力や環境省、原子力規制庁などが行っている福島県沖の海水・海底土モニタリングについて、その調査・分析方法などを検討する会合が13日、原子力規制庁で開かれた。この日の会合では、規制庁がまとめた測定データに対して、外部有識者からその信頼性を疑問視する声が相次いだ。
再稼働審査は見通し通り半年ぐらいになる ~原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.9.13
原子力規制庁は、13日(金)に、定例ブリーフィングを開いた。
会見で森本次長は、再稼働審査が2ヶ月程経過して、現段階では見通しを立てるのは難しいとしながらも、大幅に目算が違ったわけではなく、作業量も半年ぐらいのものであると話した。
下村博文文科相が「オリンピック担当大臣」に就任 / 来年1月のダボス会議出席に意欲 ~文部科学大臣 定例会見 2013.9.13
安倍晋三総理は9月13日付けで、下村博文文部科学大臣を「東京オリンピック・パラリンピック担当大臣」に任命した。下村大臣は午前11時より行われた定例会見で、2020年の東京五輪開催を「日本再生の起爆剤と位置付け、明治維新、終戦に続く、第三の社会変革期」と位置付け、「オールジャパンの視点から、ハード・ソフト面を含め、新しい日本の創造に向けて、幅広く体制を整えていく」と抱負を語った。
安倍総理の汚染水ブロック発言、真っ赤な嘘だ! ~大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議(首相官邸前/国会正門前) 2013.9.13
13日(金)、首相官邸前・国会正門前で、反原発抗議行動が行われ、安倍総理のIOC総会でのいわゆる汚染水ブロック発言に、抗議の声が集中した。
大飯原発・高浜原発再稼働反対!関西電力支社前抗議アクション@名古屋 2013.9.13
2013年9月13日(金)18時より、名古屋市東区の関西電力東海支店前で抗議行動「大飯原発・高浜原発再稼働反対!関西電力支社前抗議アクション@名古屋」が行われた。
経産省前テント代表「こんな裁判やっている場合か」 東京五輪の影で原発問題の本質は隠蔽されてゆくのか ~脱原発テントといのちを守る裁判 第三回口頭弁論 報告集会 2013.9.12
「こんな裁判やっている場合か」――。
経済産業省前に建てられた、脱原発を訴える市民らのテントの撤去をめぐり、国が原告となって訴訟をおこした。その第三回口頭弁論が9月12日、東京地裁で行われ、東京・永田町で、口頭弁論後の報告集会が開かれた。被告となった市民の一人は、福島第一原発の汚染水問題などに言及し、経産省はテント撤去の裁判に力を入れている場合ではないと法廷で訴えた。
汚染水タンクからの漏えい未だ原因究明できず ~第6回特定原子力施設監視・評価検討会汚染水対策検討ワーキンググループ 2013.9.12
原子力規制庁は、12日(木)に、第6回となるワーキンググループを開いた。
汚染水貯留タンクからの漏えいについて、多くの時間が割かれて報告されたが、まだ汚染水タンクの漏えい箇所は解明されなかった。
無名の新人が17万票を獲得、なぜ「選挙フェス」が成功したのか 〜岩上安身によるインタビュー 第346回 ゲスト による三宅洋平氏 2013.9.11
「祭は命をかけるから燃えるんだとしみじみと感じている」ーー。
こう語るミュージシャンの三宅洋平氏は、先の参議院選挙で緑の党から立候補し、無名の新人でありながらも17万6970票を獲得。快挙に導いた「選挙フェス」という戦略は、大手メディアからも大きな注目を浴びることとなった。11日、岩上安身がインタビューを行い、選挙戦を振り返りながら、三宅氏の今後について聞いた。
【文化】歌手の加藤登紀子氏が参加 「戦争という選択はできない」 〜日本アーティスト有意識者会議(NAU)第8回放送 feat.せんきょCAMP 2013.9.11
三宅洋平の「アーティストが政治を語るNAU」第8回が、9月11日に公開収録イベントとして行われた。第一部は、歌手の加藤登紀子さんをゲストに迎え、学生運動から政治、オリンピックに対する懸念、食から戦争に至るまで話が広がるままに語り合い、第二部では、ドキュメンタリー監督の杉岡太樹さんをゲストに、三宅洋平氏の選挙戦を追いかけたという現在進行中の作品について話を聞いた。
現在に生きる「韜光養晦」(とうこうようかい) 中国の国家戦略とは ~岩上安身によるインタビュー 第345回 ゲスト 天児慧氏 2013.9.11
※全文文字起こしをサポート会員ページに掲載しました(2013年10月21日)
早稲田大学現代中国研究所所長で、『日中対立~習近平の中国をよむ』(ちくま新書、2013.06)、『中華人民共和国史』(岩波新書、2013.08)などの著書がある天児慧氏に岩上安身がインタビューを行った。9月14日(土)に、IWJと香港フェニックスネットが共同配信を行う「日中時事討論会」の開催を控えてのもの。
「脱原発テント」設立から3年目、参加者からは「おめでたいことではない」の声 ~テントひろば3年目 怒りのヒューマンチェーン! 2013.9.11
経産省前の角地に「脱原発テント」が建てられたのが、2011年のまさにこの日である―。
2013年9月11日、経産省前で、「テントひろば3年目 怒りのヒューマンチェーン!」と題した抗議行動が行われた。3年目を迎えるにあたり、原子力行政を担う経済産業省、そして資源エネルギー庁に対し、改めて抗議の意を示す行動だ。
IOC総会での安倍総理の「完全ブロック」発言を受けて、官邸前で抗議行動が行われる ~安倍晋三ほら吹き祭VOL.1 2013.9.11
「日本代表である安倍総理のホラ吹き発言に続いて、私たち国民もホラを吹きましょう」--。
11日、IOC総会での安倍総理の汚染水「完全ブロック」発言は「ホラ」であると指摘する抗議行動が、市民らによって、官邸前で行われた。
「言葉尻を捉えるのではなく、どうすればリスクを克服できるのかもっと前向きに捉えてほしい」 ~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2013.9.11
2020年夏季五輪の開催都市を決めるIOC総会で、安倍首相が「汚染水の影響は、港湾内で完全にブロックされている」、「状況はコントロールされている」などの発言をしたことに対し、田中委員長は「言葉の端々をあげつらっても何の意味もない。このようなことを言うことによって、福島県の漁業関係者が不安になり、復興に向けた意欲が絶たれてしまうことが心配。福島の人たちにもっと心を寄せてほしい」と述べ、安倍首相と同じく福島第一原発は、それほど心配しなければいけない状況ではないとの認識を示した。
「評価を行うにあたってあまりに保守的な考え方をすると、事態の捉え方を誤る可能性がある」 ~第22回原子力規制委員会 2013.9.11
平成24年9月6日に、JAEAの東海再処理施設分析所の管理区域外で、放射性物質による汚染が確認された問題について原子力規制委員会は、レベル1(逸脱)というINES評価を下した。配管の腐食によって、放射性物質を含む廃液が漏えいした事象だが、作業員に法令限度を超える被爆がなかったことや、環境に対する影響が少ないことが判断基準。
「公聴会を開催して、もっと被災者の声を聞け!」 ~被災者生活支援等施策の推進に関する基本的な方針(案)の説明会 2013.9.11
「被災当事者の意見を聞く機会が少なすぎる。被災者に寄り添う姿勢が見えない。閣議決定のためにやっているようで、拙速きわまりない」と、佐藤和良氏(いわき市議)は批判した──。
2013年9月11日(水)15時より、福島市の福島県文化センターで、復興庁による「被災者生活支援等施策の推進に関する基本的な方針(案)の説明会」が行われた。2012年6月、超党派によって議員立法で成立した、原発事故子ども・被災者支援法の策定について、政府は1年以上たって基本方針(案)を公表するに至った。それに関する説明会を、9月11日(福島市)と13日(東京都江東区)に開催。被災者からは、国に対して厳しい意見が相次いだ。
「憲法は守るものではなく守らせるもの」~岩上安身によるインタビュー 第344回 ゲスト 水島朝穂教授 2013.9.10
特集 憲法改正
「改憲対護憲」から「壊憲対立憲」へ――。
早稲田大学教授で憲法学が専門の水島朝穂氏は岩上安身のインタビューに応え、憲法の根幹は「権力者を縛る」という「立憲主義」の考え方にある、と語った。
「敦賀原発1号機の発電単価は50.8円」独自の試算結果を発表 ~金子勝氏講演会「原発ゼロノミクス『改めて考える原発のコスト』」 2013.9.10
「『電力不足キャンペーン』は明らかに破綻したが、燃料費上昇に伴う『原発は安いキャンペーン』がまだ行われている」――。
9月10日、「原発ゼロノミクス『改めて考える原発のコスト』」と題する講演会で、慶応大学経済学部教授の金子勝氏はこのように述べ、日本でこれまで連呼され続けてきた、「原発の電気は火力よりも安い」という、政府や電力業界による喧伝に対し、異を唱えた。
総理のIOC総会での汚染水ブロック発言、規制庁はお茶を濁す ~原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.9.10
10日午前、「第17回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合」に出席した四国電力と九州電力から、原子力規制庁は説明を受けたのち、午後2時より定例ブリーフィングを行った。