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「憲法違反」で議論もメチャクチャ! 〜北海道・関東・関西・沖縄 全国に広がるSEALDsの動き――若者だけじゃない、20代と60代が世代を超えて「戦争法案」廃案へ! SEALDsが会見 2015.6.24
特集 安保法制反対メッセージ|特集 安保法制
※6月26日、テキストを追加しました!
「時代性のおかしさみたいなものに、僕たちは危機感を持っています。見ていて耐えられないくらいおかしいんですよ」
特定秘密保護法に反対し、デモや集会を続けてきた学生有志からなる「SASPL」を前身とする「SEALDs(シールズ、自由と民主主義のための学生緊急行動)」は、2015年6月上旬から国会前で「戦争立法」に反対する金曜行動をスタートした。SEALDsのメンバー9人が、2015年6月24日、参議院議員会館で行なった記者会見で、メンバーの一人、明治学院大学4年の奥田愛基さんが、立憲主義を否定する安倍政権の横暴なやり方を「むちゃくちゃ」だと批判し、憤った。
【岩上安身のツイ録】社会全体がマイルドな「山谷」と化した現在~安田好弘弁護士インタビューをきっかけに考える 2015.6.24
※6月24日の岩上安身の連投ツイートを再掲します。
今日、インタビューした安田好弘弁護士の話を、好き嫌いは別にして、ぜひ、聞いてほしい。これだけ数々の、時代を彩る事件を見つめ、関わってきた弁護士はそうそういない。今日は彼の弁護士としての原点となった山谷争議団の一連の事件についてお聞きした。
この時代の山谷の労働者への激しい搾取の有様を、今こそ、振り返る必要がある。そう感じるのは、山谷のような寄せ場とそれ以外の世界がコントラストをもっていた時代と違い、今は社会全体がマイルドな「山谷」と化してしまっているからだ。
「この闘いで世論は動いている」3万人が国会包囲 安保法制のための会期延長に怒りの声 2015.6.24
特集 安保法制反対メッセージ
「本当は今日は国会の最終日なんです。安倍内閣は延長して必死に通そうとしている。あんたが延長した95日に、われわれは絶対廃案にする」——。
安倍政権は安保法案を今国会で何としても成立させるため、国会会期を現憲法下で最長の95日間延長した。本来、国会の最終日だった2015年6月24日、国会前には主催者発表で3万人の市民が集まった。
福島第一原発2号機格納容器内部調査、装置侵入手前の地点で126mSv/hの高線量を計測~東京電力「中長期ロードマップの進捗に関する記者会見」 2015.6.25
2015年6月25日18時10分から、東京電力で中長期ロードマップの進捗に関する記者会見が開かれた。福島第一原発2号機について、建屋周辺の不使用施設の解体工事計画を発表した。また格納容器内部調査では、調査装置を進入させる予定のX-6ペネ部手前で126mSv/hの高線量を計測した。
日隅一雄情報流通促進基金大賞は『原発と大津波 警告を葬った人々』の著者・ジャーナリストの添田孝史氏が受賞「日隅さんがいなかったら、私の本は世の中に出なかった」 2015.6.17
※6月25日テキストを追加しました!
表現の自由、情報公開、国民主権の促進に生涯を捧げ、2012年6月12日に亡くなった弁護士・日隅一雄氏の意思を引き継ごうと創設した日隅一雄情報流通促進基金賞の第3回目の表彰式が2015年6月17日(水)、日比谷コンベンションホールで行なわれた。
大賞を受賞したジャーナリストの添田孝史氏は、著書『原発と大津波 警告を葬った人々』(岩波新書)で、地道な資料収集により政府や東電関係者が福島沖の地震津波を予測していた事実を裏付けた。そして、情報公開請求により集めた資料をWEB上に公開し、一般市民にもアクセス可能なものとした。
「国が言う介護は、家畜を死なせないように、どう面倒を見るかという感覚」介護の真実に迫る日本漫画家協会大賞の介護マンガ『ヘルプマン!!』作者 くさか里樹氏に岩上安身が聞く~岩上安身によるインタビュー 第553回 ゲスト くさか里樹氏 2015.6.23
※6月29日テキストを追加しました!
「人間の幸せは、自尊心の存在だけなんだと。介護者がそれに気づいた時、相手も劇的に変わる。それを体験すると、介護の仕事が面白くて止められない。『従来の価値観をひっくり返してやる』という若い人たちが介護業界には大勢います」──。
2015年6月23日、東京都内で、岩上安身が介護マンガ『ヘルプマン!!』の作者・くさか里樹(りき)氏にインタビューを行った。『ヘルプマン!!』はイブンニングと週刊朝日に連載、27巻で105万部を売り上げ、2011年に第40回日本漫画家協会賞大賞を受賞。介護関係者のバイブルとまで言われている。
砂川裁判の元被告ら、安倍政権「安保法案・合憲論」を徹底批判 ~天木直人氏「米国の司法介入が判明、高村副総裁の主張は吹っ飛ぶ!」 2015.6.18
※6月25日テキストを追加しました!
「私は『米国介入による最高裁判決は無効である』という立場に立てば、彼による合憲主張は吹っ飛ぶと思っている」──。
砂川裁判への米国の介入を裏付ける証拠とされる公文書(英語)の和訳を手掛けた、元レバノン日本国特命全権大使で外交評論家の天木直人氏は、こう口調を強めた。コメントにある「彼」とは、集団的自衛権の行使を可能にするなどの安全保障関連法案をめぐる国会審議で、砂川事件の最高裁判決を「合憲論拠」に持ち出している、高村正彦自民党副総裁である。
【岩上安身のツイ録】「岩井式1日1食ダイエット」のススメ~トレーニングの「王道」も運動生理学の専門家に取材予定 2015.6.25
※6月25日の岩上安身の連投ツイートを再掲します。
3日続けてピーカンのお天気。朝の陽の光は言うことない。今年は梅雨といっても雨が降り続くことが少ない。身体を動かすには絶好の季節。ところが、憂鬱なことが。僕には首と腰に持病の爆弾がある。首は第6と第7頚椎の間が詰まっていて、神経を圧迫する神経根症なのだ。これがこの頃悪化。
首からの神経が圧迫され、左手は指先まで痺れる。感覚がなくなることもある。右は肩が痛み、寝ているときに右下に寝返りを打つと痛みが走り、目が覚めてしまう。夜中に痛みで目が覚めて、これもまた、睡眠障害の一因にもなる。
被曝医療体制指針を改定、「福島の事故の経験が活かされている」と従来の問題点が改善されたことを強調~田中俊一原子力規制委員長定例記者会見 2015.6.24
2015年6月24日(水)14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。被曝医療体制の在り方の改訂案がまとまり、原子力災害対策指針に反映される。福島第一原発の事故の経験を活かして改善したと、田中委員長は答えた。
総工費2500億円、年間維持費35億円、改修費1000億円超の国民負担! 「新国立競技場」めぐり文科省が無用なアーチを残す方針で最終調整 〜専門家は「無用の長物」と指摘 2015.6.24
特集 新国立競技場問題
※文科省が現行案で最終調整中であると判明したことを受け、25日(木)20時よりCh1で、新国立競技場の問題に取り組んでいる森まゆみ氏のインタビューを緊急再配信!Ch1はこちらから!
神宮外苑の緑豊かな一帯に、総工費2500億円をかけて「ホワイトエレファント(無用の長物)」ができようとしている。「ザハ案」を踏襲した新国立競技場の現行案は、専門家から「競技場としてもホールとしても理想的ではない」「巨大な二流の建物」と酷評されている代物だ。特に、75mの高さに400mにも及ぶ2本のアーチをかけて造られる流線型屋根については、設置が技術的に困難なことや、維持管理費の高騰が懸念されている。
しかし2016年6月23日、文科省はこのアーチ構造を残す現行案のまま、7月に業者への発注を開始し、10月に着工する方針で最終調整に入った。19年春に完成予定で、2500億円の税金を投入する。
鍵を握っているのは国民世論! 「戦争法案」ほどアジアと世界に危険なことはない――日本共産党・志位和夫委員長が外国人記者に説いた安倍政権と法案の異常な危険性 2015.6.23
国会での安全保障関連法の審議がスタートしてから間もなく1ヶ月が経とうとしている。これまで国会では2度の党首討論も行なわれ、政府・与党と野党間で激しい論戦が繰り広げられてきた。この間、国民は国会の動きをどう評価してきたのか。
6月20、21両日に朝日新聞社が実施した世論調査によれば、法案について「丁寧に説明する」とした安倍総理の説明を「丁寧ではない」と回答した人が69%で、「丁寧だ」と答えた12%を大きく上回った。そして、安保法案への賛否も「反対」が53%と、「賛成」の29%と差が開いた。さらに、安倍内閣の支持率は法案審議前の45%から39%に下落した。
「学校の期待に添わない子どもが児童相談所送りに」国連報告を裏付ける事件か 「教師の体罰に抗議したら報復で一時保護」!? 父親が提訴 〜2年が経過した今も親子の面会・通信禁止、所在も不明 2015.3.5
※6月24日テキストを追加しました!
「学校において行動面での期待を 満たさない児童が、児童相談所に送致されていることを、懸念をもって注目する」——。
これは、2010年に国連の「子どもの権利委員会」が、日本の子どもの権利状況をまとめた最終報告書で指摘したものだ。2013年、この指摘を裏付けるような事件が起きた。教師による子どもへの体罰を子どもの親が問題提起したところ、逆に学校側に「親が子どもを虐待している」と「虚偽の」通報をされ、児童相談所に一時保護されてしまったというのである。
「国会議員を、戦場に行かせるべき」 ~橋下大阪市長、安保法制で国会議員の判断能力に疑問符 「戦争にGOサインを出す人間は、概して安全な場所でGOサインを出している」 2015.6.18
特集 「ゆ」党再編の要!? 維新の「正体」
※6月24日テキストを追加しました!
「国会議員を、戦場に行かせるべきだ」──。橋下徹大阪市長は、そうすれば、永田町での不適切な決定で国民が不幸に巻き込まれるリスクはぐんと減る、との考えを示した。
維新の党最高顧問で、大阪市長の橋下徹氏は、2015年6月18日、3週間ぶりに開いた大阪市役所での定例記者会見で、「安保法制」に関する持論を存分に披露した。
「どこかで戦争が起こり、国民に相談することなく、政府が自衛隊を派遣する」――東京新聞論説委員半田滋氏が警鐘、無理筋の安保法案、現実味のない首相答弁を批判 2015.6.16
特集 集団的自衛権
※6月24日テキストを追加しました!
東京新聞論説委員兼編集委員の半田滋氏を講師に迎え、集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会(第15回)「安保法制を読み解く-安倍政権の狙い-」が2015年6月16日(火)、参議院議員会館で開かれた。
「外国を守るために日本が戦争に巻き込まれるようなことはありえない」、「自衛隊がかつての湾岸戦争やイラク戦争のような戦闘に参加することはこれからも決してありえない」
このような安倍首相の発言に対し、半田氏は、こう警鐘を鳴らす。
経産省前テント広場の控訴審「撤去されるべきはテントではなく原発」弁護団らがテントの正当性を主張 2015.6.19
※6月24日テキストを追加しました!
経産省前テント広場裁判の控訴審が2015年6月19日(金)、東京高裁で始まった。同日、控訴審後の報告集会が参議院議員会館講堂で行なわれた。
【岩上安身のツイ録】世界中で戦争したがっているマッドな政治家やアジテーターらに根本的に欠けている「リアルな戦争」のイメージ 2015.6.23
※6月23日の岩上安身の連投ツイートを再掲します。
今朝(6月23日)の日刊ガイドの担当はぎぎまき記者。わとはぷのコーナーで、本日は沖縄戦が集結した慰霊の日であることを取り上げています。→ 日刊IWJガイド2015.6.23日号~No.1014号~ http://iwj.co.jp/info/whatsnew/uide/22361
そうしたら沖縄タイムスの公式アカウントさんから、今朝、わざわざ私宛のDMで「岩上さん、こんにちは。きょう6月23日は沖縄慰霊の日です。沖縄タイムスは「沖縄戦デジタルアーカイブ」を制作しました」というご連絡をいただきました。
【岩上安身のニュースのトリセツ】白昼夢を追いかけて破綻した「大日本帝国」再び!“昔陸軍、今米軍”ブレーキをかける天皇とブレーキの壊れた政治支配層、満州事変前後と似通う現在の構図! 2015.6.23
※6月6日の連投ツイートを大幅に加筆し、「岩上安身のニュースのトリセツ」としてまとめ直しました。
孫崎享さんの新刊『日米開戦の正体』という大著をついつい読んでしまうので、眠れない。明後日(6月8日)月曜日夕方、久々のインタビュー。しかも当社にお越しいただく珍しいパターン。
計画見直しで揺れる新国立競技場建設問題、「ザハ案はあきらめ、既存のスタジアムを改修して活用を」~街をウォッチするプロ、作家の森まゆみ氏が岩上安身のインタビューで提言~岩上安身によるインタビュー 第552回 ゲスト 森まゆみ氏 2015.6.20
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場建設問題が揺れている――。
下村博文文科相は2015年5月18日、新国立競技場建設計画を見直す方針を明らかにした。開閉式屋根の設置を大会後に見送り、8万人収容のスタンドの一部を仮設に変更するという。新国立競技場は、当初のザハ・ハディド氏のデザイン案から規模を縮小させていたが、建設費を抑えるために、さらなる計画の変更を余儀なくされたかたちだ。
「新国立競技場の建設は、誰も幸福にならない公共事業の見本」 ~森まゆみ氏ら有識者が現行案に対して緊急提言「第三者機関による検討を」 2015.6.16
特集 新国立競技場問題
※6月23日テキストを追加しました!
「今、騒がれている問題は、1年前から指摘されていたこと。1年放置した挙げ句、『屋根が間に合わない』『予算が足りない』となるのは、第三者が公共事業を検証する仕組みがないからではないか」──。
作家の森まゆみ氏らが共同代表を務める、神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会は、2013年の発足以来、国立競技場の新築ではなく、改修する方向での計画見直しを訴えてきた。旧競技場は2015年初めに解体されたが、同会は2015年6月16日、東京都渋谷区の建築家会館で、「新国立競技場現行案に対する緊急市民提言・記者会見」を行った。
「平和学の父」ヨハン・ガルトゥング博士が8月来日へ 「憲法9条」「TPP」などをテーマに講演「私が日本に行くのは、日本に大きく期待しているからです」 2015.6.22
2011年から平和をテーマとした映像をコンセプトに開催している国際平和映像祭は、今年、2015年で5年目を迎える。今年8月、映像祭では、ノルウェー出身のヨハン・ガルトゥング博士を招聘し、講演会などを企画する。
ガルトゥング博士は、平和研究の第一人者として、「平和学の父」と評される世界的な政治学者だ。平和の概念を「消極的平和」、「積極的平和」に区別し、戦争などの直接的暴力がない「消極的平和」と、これに加えて貧困・差別などの構造的暴力もない状態を指す「積極的平和」の考え方を提唱している。