海洋放出ありきで突き進む!? 敷地利用計画が確定していないにもかかわらず汚染水の貯留タンクは増設できないと主張する東電! ~11.2東京電力 定例会見 2020.11.2
※2021年1月23日、テキストを追加しました。
2020年11月2日、東京都千代田区の東京電力臨時会見場で定例の記者会見が行われた。
東京電力は、福島第一原子力発電所内に貯留している処理済汚染水が、2022年夏ごろに満杯になり、それまでに環境中に放出しなければならないとしているが、福島第一原発には用途不明の空き地の存在が確認されている。今後のタンクの敷設計画によっては、満杯時期に余裕ができて、処理済汚染水の処分方法については様々な方法を検討する余地が生まれるのではないか、と政府の「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」で議論されていた。