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「フジロックに政治を持ち込むな」騒動から考えるこの夏の参院選 2016.6.28
「音楽に政治を持ち込むなよ」というハッシュタグが作られ、ネット上でひと騒動起きている。と言っても、この話題が盛り上がって1週間ほど経ち、様々なまとめサイトやブログ、果ては大手新聞の特報面でも取り上げられているので、いまさらIWJで語るほどの事はないか?とも思っていたが、よくよく調べてみると意外な一面も見えてきた。
第24回参議院議員選挙に向けた10代〜20代の若者による記者会見 2016.6.26
”犬猿の仲”のはずの奥田愛基氏と斎木陽平氏が、絶妙な漫才を披露!?
2016年6月26日12時より、渋谷ハチ公前で「第24回参議院議員選挙に向けた10代〜20代の若者による記者会見」が行なわれた。
【第254-260号】岩上安身のIWJ特報!災害対応に「緊急事態条項」は不要! ~安倍政権の卑劣な「惨事便乗型全体主義」を警戒せよ! 永井幸寿弁護士インタビュー 2016.5.22
4月14日夜と16日未明に発生した熊本・大分大地震は、2週間以上が経過した今もなお、観測史上、例がないほど頻回の余震が続いている。震度1以上の地震は30日午後5時までに1087回にも上った。4月29日には、大分県中部を震源とする震度5強の地震も発生した。4月30日現在で、一連の地震による死者は49人にのぼり、今もなお3万7000人の人々が避難所での生活を余儀なくされている。
この震災を受けて、政府が示した姿勢は、「愚劣」、もっとストレートに表現するなら、「卑劣」と言ってよいものであった。菅義偉官房長官は、最初の地震が発生した翌日である4月15日の会見の中で、安倍政権が改憲による創設を目指している「緊急事態条項」について、「極めて重く大切な課題だ」と述べたのである。
「戒厳令で人権を制限する憲法改悪が狙われている」京都で共産・大河原候補が熱弁!志位委員長が糾弾「社会保障のために増税しつつ1兆3200億円も社会保障費を削る、国家的詐欺だ!」 2016.6.26
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※6月29日、テキストを追加しました!
「日本共産党の本拠地」とも言われるほど共産党が支持を集める京都。
6月26日、日本共産党から参院選・京都選挙区に立候補している大河原寿貴(としたか)候補の街頭演説が京都駅前で行われた。弁士には志位和夫委員長が駆けつけ、「対安倍政権」路線を強調。聴衆からは大きな拍手が送られた。
「1%のための政治は、残りの99%の人たちさえ気がつけば、あっという間に変わる!」~社民党・福島みずほ比例代表が八王子市議・佐藤あずさ氏と行く! 中央線ずんずん街宣ツアー 2016.6.25
比例代表は、全国どこでも全ての場所が勝負の場所だ。電車に乗って「ずんずんツアー」を繰り広げるのは、社民党の福島みずほ比例代表候補である。2016年6月25日、福島候補は八王子から新宿までの「中央線沿線ずんずんツアー」を行なった。ツアーには、社民党八王子市議会議員の佐藤あずさ氏が、応援に駆けつけ一緒に回った。
文字通り福島候補の後ろに張り付き、ツアーの様子を取材したIWJ記者が、「なぜ街宣車ではなく、電車で回るのですか?」と聞くと、福島候補はこう答えた。
「大きな街宣車で上から呼びかけるのもいいけど、上から目線に見えるでしょ。今時は直接訴えるほうが聞いてもらえるんです。いろんな人と接触して、『頑張れ』と言ってもらえました」
「自民党改憲案で、『その人がその人らしくあるように』という作業療法士の理念が根底から覆される!」民進党・堀越けいにん候補が「選挙フェス」で自民党王国・群馬に挑む! 2016.6.26
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※6月28日テキストを追加しました!
盤石な自民党王国を崩せるか――。
参院選の群馬選挙区で野党統一候補として立候補した民進党新人・堀越啓仁(ほりこし けいにん)氏(36)。6選を目指す自民党現職のベテラン、中曽根弘文氏(70)と1議席を争う。中曽根氏は中曽根康弘元総理大臣の息子で、確固たる地盤を受け継いでおり、現状では堀越候補の劣勢は否めない。
「今度の選挙は、日本国憲法といのちがかかった選挙」―改選数4となった愛知県選挙区、改憲勢力を最小限に抑えることができるか?! 共産党・須山初美候補の街頭演説 2016.6.25
この参院選から改選数が1増えて4人区となった愛知県選挙区。定数4に対して民進党2人、自民党1人を含む与野党9人が立候補している。
愛知県は旧・民主党時代から「民主王国」として知られており、これまでの選挙では、定数3に対して民進党(旧民主党)所属の候補が2人当選することが多かった。共産党は18年前の第18回参議院議員通常選挙において、選挙区での当選を果たしているほか、前回の参院選では惜敗したが、27万票余りを獲得し第4位となっている。
「1日でエベレストふたつ分の年金が消えた」野田前総理が安倍政権の年金運用を批判!「千葉は全国一の高齢化を迎える。どうか私に社会保障の仕事を!」千葉選挙区で民進・小西洋之候補が訴え! 2016.6.25
※6月25日テキストを追加しました!
常に激戦となる千葉選挙区から参院選に立候補している民進党・小西洋之議員が2016年6月25日、柏駅東口で街宣し、社会保障の拡充や安倍政権が破壊した民主主義の回復を訴えた。
「3ポイント差で負けているが必ず追いつく!」〜議運筆頭理事として安保法に猛抵抗した民進・前川清成氏(奈良県)が咆える!「安倍総理にどうしても我慢できない」と憤り! 2016.6.25
※6月25日、テキストを追加しました!
奈良県の野党統一候補が追い上げなるか――。
今回の参院選で改選をむかえ、3期目に挑もうとする民進党奈良選挙区・前川清成(きよしげ)候補。参議院議員の現職である。2016年6月25日、JR奈良駅前でマイクを握った前川候補は立憲主義、民主主義を蹂躙する安倍政権に怒りを向けた。
「私たちには対案があります!」~激戦の大阪選挙区で蓮舫・民進党代表代行が「人への投資」を基盤とする経済政策への転換を主張!「1%の大金持ちよりも、99%の普通に暮らす皆さんの幸せを実現したい」、民進党・尾立源幸氏が訴える! 2016.6.25
大阪府選挙区は改選数4。改憲勢力からは自民党、公明党、日本のこころを大切にする党から各1人、おおさか維新の会から2人の計5人が出馬している。それに対して野党からは民進党と共産党からそれぞれ1人の計2人出馬しており、4議席を7人が争う激戦区となっている。
大阪はおおさか維新の会の地盤であり、公明党候補も過去6回の参院選で連続して当選している。このため、自民、公明、おおさか維新の改憲勢力が議席を独占する可能性もある。
「子どもは未来」!山梨の野党統一候補・宮沢由佳氏が子育て支援拡充誓う!野田前総理は安倍総理を白鵬に例え「左張り手の『アベノミクス』はフェイントで、右のカチアゲで『憲法改正』」 2016.6.24
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※6月25日テキストを追加しました!
山梨県の「野党統一候補」として参院選にのぞむ民進党公認・宮沢由佳候補が2016年6月24日、ライフガーデン韮崎前で「子育て支援」の重要性を訴えた。
宮沢候補はこれまで「NPO法人子育て支援センターちびっこはうす」などを設立し、山梨県で子育て支援に取り組んできた。「子どもは未来だ」と語る宮沢氏は、「子どもの6人にひとりが貧困」に陥っているという事実を直視する。
「どうして普通に結婚し、普通に子どもを育てられる社会ではないのか。子どもを守り、平和を守りたい。『高齢者のことも言いなさい、経済のことも言わないとダメ』とアドバイスを受けるが、子どもがいなければ誰が(高齢となった時に)介護をし、誰が経済活動をするのか」
そのうえで宮沢候補は、「幸せに成長できる社会こそ明日のある社会だと思う」と述べ、支持を訴えた。
自民・民進・共産がデッドヒートの京都選挙区「あなたの一票で安倍総理の顔を見なくて済むようになるかもしれない」――共産新人の39歳、大河原寿貴候補の応援で小池晃書記局長が安倍総理を痛烈批判! 2016.6.24
※6月25日テキストを追加しました!
自民、民進、共産の3人が2議席を争うことになる京都選挙区は、大接戦が予想される熱戦の選挙区だ。
2010年の参院選で、当時民主党の福山哲郎議員が3度目の当選を果たし、複数区では同党でトップ当選。自民党の元総務副大臣、二之湯智氏を約7万票差で引き離した。
「芝博一候補が負ければ、県民はアベノミクスを是認したことになる」民進党・岡田克也代表のお膝元、三重選挙区で前原誠司議員が吠える!伊勢志摩サミットを意識したスピーチで一票を呼びかけ 2016.6.24
※6月25日テキストを追加しました!
民進党・岡田克也代表の地元、三重選挙区で拮抗する「自民」vs「野党」の一騎打ち。32の一人区で野党統一候補が最後に調整された選挙区で、民進党の現職、芝博一氏が野党統一候補として立候補した。
2013年の参院選では、自民党が当時の民主党を約5万5千票上回った。今回の野党共闘で、共産党票が芝候補に流れれば、ギリギリの当確ラインに食い込む。芝氏の対抗馬となるのは自民の新人で、衆議院議員を7期つとめたベテラン、山本幸雄元自民党議員の地盤を引き継ぐ、山本さちこ氏だ。勝機はあるはず、である。
【特別掲載!】「国防軍」の実態は「米防軍」!? 安保法制を強行採決した安倍総理の真の狙いとは?~『前夜・増補改訂版』より抜粋第3弾!「第二章 戦争の放棄」をアップ! 2016.6.25
特集 憲法改正|特集 前夜| ◆ヤバすぎる緊急事態条項特集はこちら!|特集 改憲・統一会派構想
『前夜・増補改訂版』より、岩上安身による「まえがき」、「第三章 緊急事態」に続く第3弾として、安全保障に関して規定した「第二章 戦争の放棄」をpdf版で公開する。
現行の日本国憲法は、第9条において「戦争の放棄」をうたっている。一方、自民党改憲草案は、「戦争の放棄」を規定しつつも、新たに第9条の二において、「国防軍」の創設をうたっている。
現在、日本には自衛のための実力組織として、自衛隊が存在する。自衛隊は、現行憲法の第9条2項の「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」という文面に抵触し、違憲の存在であるとの議論もある。しかし自衛隊に関して日本政府は、国家には固有の「自衛権」があるとの立場から、「戦力」ではなく「自衛のための実力組織」としての自衛隊は合憲であるとの見解を示してきた。
改憲勢力と野党が4議席を争う大阪選挙区!共産党の渡部結候補「今変えるべきは憲法ではなく、憲法を踏みにじる政治だ」~改憲勢力が強い風土を打破できるか! 2016.6.24
※6月25日テキストを追加しました!
いよいよ選挙戦の火蓋が切られた参院選(7月10日投開票)。改選数4議席を争う大阪選挙区は、自民党、公明党、民進党、共産党、おおさか維新が激しいデッドヒートを繰り広げている。
立候補者は、自民党新人の松川るい氏、公明党現職の石川博崇氏、おおさか維新からは新人の高木佳保里氏と浅田均氏の2人、民進党現職の尾立源幸氏、共産党新人の渡部結氏ら9名だ。改憲勢力が与党候補2名、大阪で強い支持基盤を持つおおさか維新2名の計4名。それに対して3分の2議席阻止に立ち向かうのが、野党候補2名である。この6名が、4議席をかけて争う。
安倍総理、報ステの9党党首討論で一人しゃべりまくり!!挙げ句の果てに「フェアじゃない」とは、独善的な駄々っ子か!?お維、新党改革、日本のこころとはチームプレー! 2016.6.24
「でもちょっとフェアじゃないじゃない。これ」――。
2016年7月10日の参議院選挙公示日前日(6月21日)。テレビ朝日系列『報道ステーション』の9党党首討論に自民党総裁として参加した安倍総理が、討論終了間際に言いがかりをつけた。
最もフェアじゃなかったのは、安倍総理自身なのに、である。
「問われるべきは、自己責任ではなく、政治の責任」~激戦の神奈川選挙区、共産党・浅賀由佳候補が「ブラック企業対策」を訴える! 2016.6.23
特集 2016年 参議院議員選挙 特集ページ | IWJ選挙報道プロジェクト
※6月25日テキストを追加しました!
定数4に12人の候補者が手をあげた参院選・神奈川選挙区。現在のところ、知名度の高い自民党の現職・三原じゅん子候補、創価学会の組織票に支えられる公明党の新人・三浦信祐候補、そして連合の手厚い支援を受ける民進党の現職・金子洋一候補の優勢が伝えられている。
「八紘一宇」発言の自民・三原じゅん子氏「私が声を出さなければ女性活躍は前に進まない」と藤沢駅で訴え!〜あれれ!? アベノミクスで消費が進まないのは不十分な社会保障政策が原因だとの「正論」も 2016.6.23
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※6月24日テキストを追加しました!
6月23日木曜日、選挙戦2日目を迎えた神奈川県の藤沢駅前の街頭、神奈川選挙区から立候補している自民党・三原じゅん子氏がマイクを握った。三原氏は、国会での「八紘一宇」(アジアへの侵略戦争のスローガン)発言で知られる。極端に復古主義的な発言が多く、もちろんバリバリの改憲派である。
日本会議系の団体が主催した改憲集会では、実在の確認されていない、神話時代の神武天皇の「橿原建都の詔」(かしはらけんとのみことのり)まで持ち出すアナクロニズムを堂々と披露した。戦後憲法を否定し、古き昔の「国柄」に戻れ、というゴリゴリの復古主義者のようにしか見えない。
「やらなくてはならないのは、働く人を大切にするということ」――民進党・小川敏夫氏(東京選挙区)が新宿伊勢丹前で演説~岡田克也代表、連合・神津里季生会長が応援 2016.6.22
「アベノミクスは、エンジンの空ぶかし。いくらふかしたって、一歩も前に進まない」――
6月22日に公示を迎えた参議院議員選挙。今回の選挙で定数が5から6に増えた東京選挙区で、民進党は候補者2人の当選を目指す。民進党から東京選挙区での出馬を表明しているのは、蓮舫氏、そして冒頭で「アベノミクスはエンジンの空ぶかし」と辛辣に批判する声を張り上げた小川敏夫氏である。
一人区・青森、自民一強の地で、野党共闘は力を発揮できるか!?~民進党・田名部匡代(たなぶまさよ)野党統一候補が第一声! 2016.6.22
全ての選挙区が一人区となった東北地方。最北の青森選挙区では、民進党公認で野党統一候補の田名部匡代(たなぶまさよ)氏が声を上げた。
田名部氏は、衆議院議員を3期務めた経験の持ち主。宮沢喜一内閣で農林水産大臣を務めた田名部匡省(まさみ)氏の娘でもあり、知名度は浸透してきているようだ。
「第一声のため、こんなにたくさんのみなさまに駆けつけていただいたことを、とても心強く思っております」