┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~ロシアの購買力平価GDPがドイツを抜いて、欧州一に!! GDP成長率もG7より高い! 西側は対露制裁によってロシアを弱体化させるどころか、逆にロシア経済を強化してしまった!! 対露制裁は完全に失敗!! ロシアは制裁に加わらないグローバル・マジョリティと友好を保ち、GDPが反騰する逆説的状況へ! なぜ日本の大手メディアは大きく報じない!? そのロシア軍需産業は戦車関連部品を日本からも迂回調達していた!
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┠■2月は26日までに、106件、192万4903円のご寄付をいただきました。この金額は目標額の400万円の48%にとどまります! あと3日で52%、207万5097円必要です! 11月、12月、1月と3ヶ月連続で目標額に達していません! この2月こそは、ご寄付・カンパの月間目標額に届きますよう、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきますが、そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です! 2月こそ月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!
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┠■「岩上様、スタッフの皆さまお体を大切にしてください」! ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!
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┠■【中継番組表】
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┠■【IWJ号外】「元米国防副次官スティーブン・ブライエン氏「ウクライナ停戦は期待できない」!「ロシアには戦争を止める動機がない」「ロシアは戦争目的を領土獲得と緩衝地帯の構築へ移行する」と警鐘!」を出しました!
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┠■<岩上安身によるインタビューのお知らせ>岩上安身は『ウクライナ・コロナワクチン報道にみるメディア危機』の著者、新進気鋭の若手在野研究者である嶋崎史崇氏に連続インタビューを行います! 前編は、ウクライナに関する虚偽のプロパガンダ報道と、事実とを、突きあわせて、ともに検証していきます!
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┠■【本日のニュースの一撃!】
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┠■【第1弾! 3連休明けの東京株式市場で、日経平均株価が史上最高値をさらに更新!】株高の根拠は米半導体大手エヌビディアの世界的な好調と、米投資家のウォーレン・バフェット氏の日本株高評価!? 他方で著名投資家のジム・ロジャーズ氏は「構造的には、日本は非常に危険な状態にある」と警告! バブルはいずれ弾ける。問題はいつ弾けるか、である!(日本経済新聞、2024年2月26日)
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┠■2月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、新型コロナワクチン接種後の健康被害について、2023年11月16日収録「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」と、ウクライナ紛争長期化の理由について、2024年1月22日収録の「岩上安身による評論家・塩原俊彦氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
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■はじめに~ロシアの購買力平価GDPがドイツを抜いて、欧州一に!! GDP成長率もG7より高い! 西側は対露制裁によってロシアを弱体化させるどころか、逆にロシア経済を強化してしまった!! 対露制裁は完全に失敗!! ロシアは制裁に加わらないグローバル・マジョリティと友好を保ち、GDPが反騰する逆説的状況へ! なぜ日本の大手メディアは大きく報じない!? そのロシア軍需産業は戦車関連部品を日本からも迂回調達していた!
プーチン大統領は、2月2日、軍需産業の中心地であるトゥーラで、大衆向けの演説中に、「ロシアが西側の制裁を崩した」と発言したと、2月19日付け韓国『中央日報』が、以下のように報じています。
「トゥーラでの演説時にプーチン大統領は世界銀行の資料を提示した。それによると2022年基準でロシアの購買力平価(PPP)基準国内総生産(GDP)は5兆5000億ドルで、ドイツの5兆3100億ドルより高かった。順位では欧州1位、世界5位だった。
これだけではない。国際通貨基金(IMF)は、ロシア経済が昨年3%成長したのに続き、今年も2.6%成長すると予想した。米国を含む主要7ヶ国(G7)のGDP成長率を上回る」。
※<ウクライナ戦2年>プーチン救ったのは軍隊ではなかった…ロシア経済、ドイツ押さえ欧州1位に(中央日報、2024年2月19日)
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/315162
このニュースでプーチン大統領が取りあげた、「購買力平価(PPP)基準国内総生産(GDP)」の、「購買力平価(PPP)」とは、ある国である価格で買える商品が他国ならいくらで買えるかを示す交換レートです。
通常、公表されるGDPによる国際比較では、為替レートの影響を受けるため、貿易対象ではない教育や医療、政府サービスなどが反映されず、投機や国家間の資本移動の影響を受けやすいといった問題があります。
そこで、より生活実態に近い国際比較を行うための換算レートとして用いられるのが、「購買力平価(PPP)」です。
有名なのは、英国の経済誌『エコノミスト』が考案した「ビッグマック指数」で、これは、マクドナルドが世界中で同一品質のものを販売するビッグマックの価格をもとにした換算レートです。
ビッグマックの価格には、その国の原材料費や店舗の地代や光熱費、従業員の人件費などが反映されるため、総合的な購買力の比較の基準として、考案されました。
「購買力平価(PPP)基準国内総生産(GDP)」とは、GDPの算定の対象となる商品群を、購買力平価で換算して算出・集計された、国際比較のための指数です。
※データブック国際労働比較2008<コラム1>購買力平価(独立行政法人 労働政策研究・研修機構、2008年1月)
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2008/01/046-050_c1.pdf
プーチン大統領が演説の際に提示したという、世界銀行が発表した、購買力平価(PPP)をもとに換算した2022年のGDPの比較では、首位から10位まで、1位中国、2位米国、3位インド、4位日本、5位ロシア、6位ドイツ、7位インドネシア、8位ブラジル、9位フランス、10位英国の順になっています。
世界1位の中国は、30兆3273億2000万ドル、2位の米国は、25兆4627億ドル、3位のインドは、11兆8745億8300万ドルです。
欧州主要3ヶ国の英仏独は、ドイツの6位(5兆3100億ドル)が最高ですが、プーチン大統領が述べたように、ロシアはそのドイツを上回って、欧州トップの5位(5兆5000億ドル)なのです。
この購買力平価(PPP)基準国内総生産(GDP)では、7位にインドネシアの4兆369億100万ドル、8位にブラジルの3兆8372億6100万ドルがランクインしています。
一方、G7諸国の中では、日米独以外では、9位にようやくフランス、10位にどうにか、英国が入っています。
中・ロ・ブラジル・インドのBRICSやインドネシアなどのグローバルサウスが成長し、G7を次第に圧倒しつつある状況がわかります。
※Gross domestic product 2022, PPP(世界銀行、2024年2月23日閲覧)
https://databankfiles.worldbank.org/public/ddpext_download/GDP_PPP.pdf
一方、2月15日付け『日本経済新聞』は、「2023年のドル建ての名目国内総生産(GDP)は日本がドイツに抜かれ、世界4位に後退した」と報じました。「GDP世界第3位」だった日本が、ドイツに抜かれたとして、大手メディアは、こちらの方を一斉に報じ、大きなニュースとなりました。
この『日本経済新聞』の記事は、「内閣府が23年のGDP速報値をドル換算したところ、日本は4兆2106億ドルで、ドイツは4兆4561億ドルだった」と報じています。
※名目GDP、ドイツに抜かれ4位 23年4兆2106億ドル(日本経済新聞、2024年2月15日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA14ABI0U4A210C2000000/
この、大手メディアで一斉に報じられたGDPも、プーチン大統領が示した資料と同じく、国際通貨基金(IMF)が発表したものです。
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■2月は26日までに、106件、192万4903円のご寄付をいただきました。この金額は目標額の400万円の48%にとどまります! あと3日で52%、207万5097円必要です! 11月、12月、1月と3ヶ月連続で目標額に達していません! この2月こそは、ご寄付・カンパの月間目標額に届きますよう、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきますが、そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です! 2月こそ月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
2月は、26日までの26日間で、106件、192万4903円、目標額の48%のご寄付をいただきました。ご寄付くださった皆さま、ありがとうございます!
しかし、26日間で48%というペースはきわめて厳しく、2月の月末までの残り3日で、あと52%、207万5907円が必要です!!
11月、12月、1月と、3ヶ月連続で目標金額に到達していません。この状況は非常に厳しいと申し上げざるを得ません!
今年こそ、この2月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!
国内も不況で、元旦には能登半島地震にも見舞われ、厳寒の中、生活も厳しい方がいらっしゃると思います。
特に被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
そうした状況下で、我々の経済的苦境を訴えるのは、心苦しくもありますが、どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!
前期第13期は、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月のたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その累積額は、合計で2200万円となってしまいました。
第13期の、赤字約2000万円というこの事態は、IWJ創業以来、初めての大ピンチです。第14期も同様の事態になると、私、岩上安身1人の力で乗り越えることはもはや不可能です。
これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。
今期14期はもちろん、支出を徹底的に削ってきました。また、現在、事務所の規模などをダウンサイズすべく、物件探しをしたりしているところです。
※「今までに積み上げてきた、知、の財産としての、IWJ、を、何とか継続していただきたいと思います」「貴社の借金の額の埋め合わせにはほど遠いでしょうが、足しになればと送ります」「ウクライナ、ロシア戦争で優れた報道をしている」! ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!(日刊IWJガイド、2024.2.12号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240212#idx-3
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53200#idx-3
今期は、できれば赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。
月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!
債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! また、消費不況の影響を受け、会員数も減っています! IWJの活動のために、まだ会員登録をされていない方は、ぜひとも会員登録をお願いします!
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ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、日本だけでなく、世界にとって危機的な状況に直面している今、不都合なことをごまかす権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!
岩上安身拝
■「岩上様、スタッフの皆さまお体を大切にしてください」! ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!
IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!
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大変な状況の中、いつも貴重な情報をありがとうございます。
少しでもお役に立てればと思いお振り込みしました。岩上様、スタッフの皆さまお体を大切にしてください。
(Y.A. 様)
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Y.A.様
ありがとうございます!
皆さまの、ご支援が、我々の支えです!
私とスタッフの体調まで、気遣ってくださり、感謝いたします。
私が、8年ほど前に狭心症の発作に見舞われて以降、たびたび、体調を崩して、皆さまにご心配をおかけしていること、申し訳なく思っています。
色々、病名が重なって、治るのではなく、増えていくばかりだなと、いささか、うんざりしつつも、健康維持に関しては、自分だけの問題ではないので、治療等には、真剣に取り組んでいます。
最近、わかったことは、一つの病気の克服のために処方された薬の副作用が、別の病気を招く、ということです。
それと同時に、どうしてもおかしいなと思ったら、それこそ、信頼できる情報を求めて、メディアを選択していくのと同じく、セカンドオピニオンを求めて、いくことの大切さです。
最近、体重がかなり落ちてきました。単なるダイエットの話のようですが、これには薬の副作用が関係していたことがわかって、改善を図れたからです。
また、血液検査などで、異常値が出ても、その項目の専門医でないと、その異常値に対して、どうすべきなのか、わからないということも、患者として、わかってきました。
このあたり、詳しく書くと長くなり過ぎるので、複数の疾病を抱えつつも、前向きに取り組み、じりじりと匍匐前進するように、よくなっている部分もあります、とだけ、本日は報告させてください。
ご心配を皆さまにおかけしないように、病気ならばその克服にしっかり取り組み、体調の不良ならば療養しつつ、それでもやるべき仕事をやり抜くコツを、日々、工夫しながら、やっています。
まだまだ、頑張りますので、どうぞ、今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
岩上安身拝
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◆中継番組表◆
**2024.2.27 Tue.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】19:00~「新ちょぼゼミシリーズ『原発と火山リスク』―登壇:中野宏典弁護士」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「たんぽぽ舎」主催の講演を中継します。これまでIWJが報じてきた原発事故関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/nuclearaccidents
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◆中継番組表◆
**2024.2.28 Wed.**
調整中
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
「東京におけるPFAS汚染は、立川・横田から国分寺(東南方面)に向けて、地下水の流れに乗って、広がっている!!」~2.3有機フッ素化合物(PFAS)研究の第一人者 原田浩二さん(京都大学准教授)が語る―PFAS最新事情
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521525
◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆
【IWJ号外】欧州外交問題評議会(ECFR)世論調査「ウクライナがロシアに勝利すると考えるEU市民はわずか10%」!「ロシアが勝利する」はその2倍! 日本のマスメディア報道は上辺だけ!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521796
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■【IWJ号外】「元米国防副次官スティーブン・ブライエン氏「ウクライナ停戦は期待できない」!「ロシアには戦争を止める動機がない」「ロシアは戦争目的を領土獲得と緩衝地帯の構築へ移行する」と警鐘!」を出しました!
2月16日から18日のミュンヘン安全保障会議の真最中、17日にロシア国防省が、ウクライナ東部地域の最後の要衝地であるアウディーイウカの陥落を発表し、もはや「ウクライナには勝ち目がない」ことが欧州人の目にも明らかになってきました。
今年2024年6月に行われるEU議会選挙をにらんで、欧州外交問題評議会(ECFR)が1月末(アウディーイウカ陥落前)にEU12ヶ国に対して行った世論調査で、「ウクライナがロシアに勝利すると考えるEU市民はわずか10%」でした。
同調査では、「ロシアが勝つ」と回答した人は平均20%にのぼり、「ウクライナが勝つ」の2倍になりました。
ただし、12ヶ国すべてに共通していた傾向は、「ウクライナとロシアは妥協的和解に至る」を選んだ回答が37%と、最も多いことです。これは「ロシアが勝つ」の2倍近い数字です。
別の言い方をすれば、今までは、米英の主導に従って、ウクライナ支援に全部振りきってきた欧州の姿勢を見直し、現時点での戦場におけるロシアの優勢が明白になったことで、ロシアとウクライナの両者の妥協的な和解を図ることが望ましい、と欧州の多くの市民が考えているということです。
※【IWJ号外】欧州外交問題評議会(ECFR)世論調査「ウクライナがロシアに勝利すると考えるEU市民はわずか10%」!「ロシアが勝利する」はその2倍! 日本のマスメディア報道は上辺だけ! 2024.2.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521796
しかし、その一方で、ウクライナ紛争は、そんなに簡単に終わらないだろう、という見方もあります。
IWJが『日刊IWJガイド』などでお伝えしたように、EUの超タカ派、ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長は、ウクライナ紛争はロシアとウクライナだけの問題ではなく、「民主主義が世界的に勝つかどうかという問題であり、我々は我々の価値を守り抜くことができるかどうかという問題なのです。その答えはイエスでなければなりません」などと、今もまだ意気軒昂に吠えています。
※【第2弾! EUにおけるウクライナ支援の象徴的存在であるウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長が、「ウクライナのEUへの加盟審議は、EU議会選挙後の6月以降になるだろう」と「手のひら返し」!】駐EUウクライナ大使やEU外交官らは「何を今さら?」と怒り! 欧州委員長選挙で再選を目指すフォン・デア・ライエン委員長、アウディイーウカ陥落、欧州世論調査を受けて後退? 再選されても右傾化が予測されるEU議会の運営には困難が待っている!?(『RT』、2024年2月22日ほか)(日刊IWJガイド、2024.2.24号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240224#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53243#idx-7
NATOの超タカ派、イェンス・ストルテンベルグ事務総長は22日、「ウクライナの自衛権には、ウクライナ国外にあるロシアの軍事目標への攻撃も含まれる」などと主張して、NATOによるロシアへの宣戦布告とも受けとれる発言をしています。
ストルテンベルグ事務総長は、15日にも、ウクライナに100万機のドローンを提供すると約束しています。
※【第1弾! NATO事務総長イェンス・ストルテンベルグ氏が「ウクライナの自衛権には、ウクライナ国外にあるロシアの軍事目標への攻撃も含まれる」とF-16戦闘機でロシア領を攻撃する可能性を示唆する爆弾発言!】ロシア国家安全保障会議副議長のドミトリー・メドベージェフ氏は、これに反応して核戦争リスクの高まりを示す! 元米国防副次官スティーブン・ブライエン氏は、「これはNATOによる宣戦布告」「手遅れになる前にストルテンベルグを解任せよ」と訴える!(『ラジオ・リバティ』、2024年2月23日)(日刊IWJガイド、2024.2.26号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240226#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53249#idx-7
※NATO国防相会合でストルテンベルグ事務総長は100万機のドローンの提供を約束! 有志国連合ならぬ無人機連合! しかし米・バイデン政権は、600億ドルのウクライナ支援法案を議会に反対され、オースティン米国防長官はNATO国防相会合とミュンヘン安全保障会議を病欠! 次期米大統領とも目されるトランプ前大統領は「金を出さないNATO諸国はロシアから守らない」と発言! 欧州と米国の間にも亀裂! しかもミュンヘン安保会議の真っ最中に、アウディーイウカ陥落が報じられ、ゼレンスキー大統領は「敗退の原因は武器不足」だと、西側諸国に責任転嫁して非難!(日刊IWJガイド、2024.2.21号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240221#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53231#idx-2
先行して1月に英国と結んだ2国間安全保障協定に続き、ゼレンスキー大統領は16日、ミュンヘン安全保障会議の合間を縫って、フランス、ドイツと2国間安全保障協定を取り付けました。
24日・25日付『ユーラクティブ』によれば、24日デンマークが、そして25日イタリアとカナダが、ウクライナと二国間安全保障協定を結びました。これで、ウクライナと二国間安全保障協定を結んだ国は、6ヶ国になりました。これらの国々は、NATO全体の合意がなくても、ウクライナ防衛のために、対ロシア戦に参戦できることになります。NATO内部が分裂して、空洞化しても、対ロシア好戦派の諸国が、「有志国連合」として、ロシアと戦える準備をしている、ともいえます。
フォン・デア・ライエン委員長も24日、ベルギーのアレクサンダー・デ・クロー首相と共に、ウクライナと2国間安全保障協定を結ぶイタリアのジョルジア・メローニ首相、カナダのジャスティン・トルドー首相らのキエフ訪問に同行しました。
※はじめに~ウクライナは英独仏3ヶ国と2国間安全保障協定に署名! NATOの集団安全保障の原則が空洞化!!(日刊IWJガイド、2024.2.21号)
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240221#idx-1
※Ukraine and Denmark sign 10-year security agreement(Euractiv、2024年2月24日)
https://www.euractiv.com/section/europe-s-east/news/ukraine-and-denmark-sign-10-year-security-agreement/
※Italy, Canada sign bilateral security agreements with Ukraine(Euractiv、2024年2月25日)
https://www.euractiv.com/section/europe-s-east/news/italy-canada-sign-bilateral-security-agreements-with-ukraine/
※Four Western leaders arrive in Kyiv as Ukraine marks two years of war(Euractiv、2024年2月24日)
https://www.euractiv.com/section/europe-s-east/news/four-western-leaders-arrive-in-kyiv-as-ukraine-marks-two-years-of-war/
ウクライナ軍の、アウディーイウカでの決定的な敗北を前にしても、NAT0もEUも、まだまだ、ウクライナ紛争、さらには対ロシア戦争を継続する意思を剥き出しにしています。
元米国防副次官スティーブン・ブライエン氏は、24日、「ウクライナ停戦は期待できない――NATO、ワシントン、ロシアに潜む危険」を発表し、「ウクライナ停戦を期待してはいけない。理由は簡単で、ロシアには戦争を止める動機がないからだ」と釘を刺しました。
たしかに、戦場で優勢にあるだけではなく、猛烈な対露制裁を受けても「欧州1」の経済成長を遂げているロシアには、NATOやEUのきわめて好戦的な姿勢を前にして、「戦争を止める動機」はありません。相手が妥協や、停戦を求めてきているならばともかくそんな姿勢はまったく見られないからです。
ブライエン氏は、現実をしっかりと見れば「NATOの最善の政策は、ロシアと対話をする方法を見つけること」だろうと述べつつ、ロシアが求める「緩衝地帯」が形成されるまで、ウクライナ紛争は停戦しないだろうと述べています。
詳しくは、ぜひ、IWJ号外をお読みください。
■<岩上安身によるインタビューのお知らせ>岩上安身は『ウクライナ・コロナワクチン報道にみるメディア危機』の著者、新進気鋭の若手在野研究者である嶋崎史崇氏に連続インタビューを行います! 前編は、ウクライナに関する虚偽のプロパガンダ報道と、事実とを、突きあわせて、ともに検証していきます!
嶋崎氏は、1984年生まれの東京都出身で、中学・高校時代をオーストリア・ウィーンで過ごし、現地の高校を卒業後、東京大学に入学し、哲学を専攻しました。卒業論文と修士論文では、M・ハイデガーを取り上げたとのことです。
嶋崎氏は、2011年以後は、大学等の公認の研究機関に職業的に所属せず、在野で個人として執筆・研究活動を継続、名古屋哲学研究会の機関誌『哲学と現代』にも寄稿してきました。
※『哲学と現代』ウェブサイト
https://sites.google.com/site/nagoyaphilosophy/journal
※2020年2月号掲載「アーレント政治思想における『ポピュリズム』的要素―その『反ポピュリズム』的要素も顧慮しつつ」
https://drive.google.com/file/d/1WXRywc6f0-9yZz92OIwTwdQ0fHonk3CL/view
※2021年2月号掲載「アーレント的活動への招待状としてのベーシックインカムの可能性―『労働至上主義』批判、閑暇と生活手段の視点から」
https://drive.google.com/file/d/1zFU0RHiQmgsz75H3BiTx0-Dgo1QDN36e/view
※24年3月号掲載予定「思想としてのコロナワクチン危機―医産複合体論、ハイデガーの技術論、アーレントの全体主義論を手掛かりに」
また、嶋崎氏は、23年からは、新興ウェブメディア『ISF独立言論フォーラム』に記事、書評等を寄稿しています。
嶋崎氏は、「現代の様々な問題を、哲学・思想の視点を入れながら考察するのが私の個人的目標」だと、述べています。
※真実探究と戦争廃絶を目指す『独立言論フォーラム』ウェブサイト
https://isfweb.org/
嶋崎氏は、昨年2023年6月27日に、本の泉社から、ウクライナ危機とコロナワクチン危機におけるメディア報道検証を行った『ウクライナ・ コロナワクチン報道にみるメディア危機』を出版されました。
嶋崎氏は、全国紙等の主要新聞の日々の閲覧と、データベース、縮刷版、日本のテレビ報道など幅広く、主要メディアの報道を検証しつつ、主要メディアが取り上げてこなかった、少数派ではあっても、正しい見解を述べている専門家・有識者の意見を紹介しています。
【目次】
序章「主要メディアの報道に現れた『半ポスト真実』とはどのような事態か
第1章 ウクライナ危機を巡る報道において現れた半ポスト真実的状況
第2章 コロナ禍・ワクチン・イベルメクチンを巡る報道において現れた半ポスト真実的状況
第3章 ウクライナ危機、コロナ禍・ワクチン危機、福島第一原発事故の比較
第4章 国家・プラットフォーマー・主要メディアがつくりだす半ポスト真実的状況に対抗するための問題提起
嶋崎氏が注目する、ウクライナ紛争に関する少数派ではあっても、重要な見解を述べている専門家・有識者による著作等を、一部ご紹介します。
1)寺島隆吉・岐阜大学元教授
『コロナ騒ぎ謎解き物語』全3巻(2021~2022年、あすなろ社)、
『ウクライナ問題の正体』全3巻(2022年、あすなろ社)
『コロナとウクライナをむすぶ黒い太縄』全4巻(2023年)
2)オリヴァー・ストーン
・『ウクライナ・オン・ファイヤー』(2016年)
https://www.youtube.com/watch?v=pSDZpw1EZsQ
・『リヴィーリング・ウクライナ』(2019年)
https://www.youtube.com/watch?v=1yUQKLiIoFA
3)塩原俊彦氏
『ウクライナ・ゲート 危機の本質』(2014年、社会評論社)
『ウクライナ3.0 米国・NATOの代理戦争の裏側』(2022年、社会評論社)
『ウクライナ戦争をどうみるか:「情報リテラシー」の視点から読み解くロシア・ウクライナの実態』(2023年、花伝社)
岩上安身も先月、塩原氏にインタビューを敢行しました。
※「クリミア半島が奪われることになれば100%と言っていいぐらい戦術核を使う可能性が高まる! これは確実です!」~岩上安身によるインタビュー第1143回 ゲスト 評論家・塩原俊彦氏 2024.1.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521179
岩上安身による嶋崎史崇氏へのインタビューの配信の詳細が決まり次第、『日刊IWJガイド』などでご紹介します。
■【本日のニュースの一撃!】
■【第1弾! 3連休明けの東京株式市場で、日経平均株価が史上最高値をさらに更新!】株高の根拠は米半導体大手エヌビディアの世界的な好調と、米投資家のウォーレン・バフェット氏の日本株高評価!? 他方で著名投資家のジム・ロジャーズ氏は「構造的には、日本は非常に危険な状態にある」と警告! バブルはいずれ弾ける。問題はいつ弾けるか、である!(日本経済新聞、2024年2月26日)
2月22日に史上最高値を記録した、東京株式市場の日経平均株価が、3連休明けの26日、さらに史上最高値を更新しました。株価は、円安誘導による外貨の参入もあり、バブル期を超えて、未踏の領域に入りつつあります。弱体化した日本経済の現実とつりあわない株価であり、明らかにバブルと思われます。バブルはいずれ弾けます。問題は、いつ弾けるか、です。
2月26日付け『日本経済新聞』は、「日経平均の終値は前営業日比135円(0.3%)高の3万9233円だった。22日に34年ぶりに更新した最高値を寄り付きから終始上回って推移した」と報じています。
※日経平均が最高値更新3万9233円 NVIDIA旋風地球周回(日本経済新聞、2024年2月26日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB260S40W4A220C2000000
★2月23日付けのこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、『日本経済新聞』は、株高の根拠として、米半導体大手エヌビディアの世界的な好調とともに、昨年5月の米投資家のウォーレン・バフェット氏の来日が「海外投資家に日本株投資の再考を促す呼び水となった」と断定的に報じています。
※【第2弾! 22日の東京株式市場でバブル期を超えて史上最高値を更新!】大手メディアは「デフレ脱却」と浮かれて報じるが、異常な円安で儲かっているのはトヨタなどの輸出大企業だけ!(『日本経済新聞』、2024年2月22日)(日刊IWJガイド、2024年2月23日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240223#idx-6
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■2月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、新型コロナワクチン接種後の健康被害について、2023年11月16日収録「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」と、ウクライナ紛争長期化の理由について、2024年1月22日収録の「岩上安身による評論家・塩原俊彦氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
IWJでは、メルマガサイト『まぐまぐ』で、『岩上安身によるインタビュー』をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!』として、毎月発行しています。
2月発行分の『岩上安身のIWJ特報!』は、2つのテーマでお届けします。
ひとつめは、12月、1月に引き続き、昨年11月16日に収録した、「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」です。
2024年1月11日、一般社団法人ワクチン問題研究会は、厚労省で記者会見を開き、新型コロナワクチン接種後の健康被害の認定状況などを報告しました。
※ワクチン問題研究会が新型コロナワクチン接種による健康被害について、見て見ぬふりをされている「驚愕する事実」を報告!!~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか 2024.1.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520969
厚労省に報告された、新型コロナワクチン接種後の死亡事例数は、2023年7月30日の段階で2122名。最も多いのは、ファイザーのワクチン接種者(12歳以上)で1878名。ファイザーでは、5~11歳用ワクチンで3名、6ヶ月~4歳用で1名という子供の死亡報告もあり、さらに、モデルナ236名、アストラゼネカ1名、武田薬品3名と続きます。重篤者は8750名、副反応の疑いのある人は、実に3万6556名です。
※資料1 現在の予防接種健康被害救済制度申請並びに認定状況と成果報告(ワクチン問題研究会)
https://jsvrc.jp/wp-content/uploads/2024/01/kaiken240111_001.pdf
このデータをまとめたワクチン問題研究会の代表理事を務めているのが、薬害に詳しい京都大学名誉教授の福島雅典氏です。
多忙のため、滅多に単独取材に応じない福島氏が、「IWJならば」ということで快諾いただき、2023年11月16日、名古屋にて、岩上安身によるインタビューが実現しました。
ふたつめは、今年1月22日に収録した「岩上安身によるロシア・ウクライナ研究の第一人者である評論家、元日本経済新聞記者・元朝日新聞モスクワ特派員・元高知大学大学院准教授・塩原俊彦氏インタビュー」です。
元新聞記者で、モスクワ特派員を務めた経験を持つ、評論家の塩原俊彦氏は、ロシア・ウクライナ研究の第一人者です。
『知られざる地政学~覇権国アメリカの秘密』(社会評論社、2023年)、『ウクライナ戦争をどうみるか~「情報リテラシー」の視点から読み解くロシア・ウクライナの実態』(花伝社、2023年)といった近著のほか、『プーチン3.0 殺戮と破壊への衝動~ウクライナ戦争はなぜ勃発したか』、『ウクライナ3.0 米国・NATOの代理戦争の裏側』、『復讐としてのウクライナ戦争~戦争の政治哲学:それぞれの正義と復讐・報復・制裁』(いずれも社会評論社、2022年)や、日本語、英語、ロシア語の論文、および多数の著書があります。
インタビューの中で、塩原氏は、「ロシアによるウクライナ侵攻から数日の初期戦の段階で、ロシアは完全に負けていた」と述べ、「実は、アメリカが和平の動きを潰したんです」と指摘しました。
以下、2月発行の『岩上安身のIWJ特報!』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。
(第634号 岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビューの目次)
◆接種した人が一生を棒に振るような、そんなワクチンを作る必要はない。それで何が起こったのか、今の段階できちんと反省しなければいけない!
◆副作用の情報を隠し、失敗から学ぶ姿勢まで放棄するのは大問題! コロナワクチンの負の側面をきちんと研究しなければ、次の創薬にもつながらない!
◆政府はワクチンに「逃げ込んだ」のか? 動き出したら止まれないのが政治の慣性。「それはダメ!」とブレーキをかけて抗う気概を一人ひとりが本気で持つこと
◆今、見えている現実から仮説を立てて、将来のために研究体制を作っておかなくてはいけない。「科学って、まだ未熟なんです」
(第635号 岩上安身によるロシア・ウクライナ研究の第一人者である評論家、元日本経済新聞記者・元朝日新聞モスクワ特派員・元高知大学大学院准教授・塩原俊彦氏インタビューの目次)
◆2022年2月のウクライナ侵攻直後、実はロシアは負けていた!「あの時、戦争をやめていれば今の悲惨な状況は避けられたのに、バイデンが和平の芽を摘んだ」
◆ウクライナが長く戦争を続けるために「ブチャの虐殺」は好都合だった!? ゼレンスキー大統領はロシアを激しく非難、さらなる戦いにのめり込んでいく!
(第636号の目次)
◆「2014年のミンスク合意はウクライナのための時間稼ぎ」と独メルケル前首相が爆弾発言! 米国はウクライナに武器を与え、強くしてロシアと戦争させたかった!
◆「我々の繁栄のためにはロシアの弱体化と領土分割が必要だ」という米国。ウクライナ侵攻の背景には「国をバラバラにする」と言われ続けたロシアの危機感がある!
岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビューの動画は、以下のURLから御覧ください。
※「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機~岩上安身によるインタビュー第1133回 ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏 2023.12.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519765
岩上安身によるロシア・ウクライナ研究の第一人者である評論家、元日本経済新聞記者・元朝日新聞モスクワ特派員・元高知大学大学院准教授・塩原俊彦氏インタビューの動画は、以下のURLから御覧ください。
※「クリミア半島が奪われることになれば100%と言っていいぐらい戦術核を使う可能性が高まる! これは確実です!」~岩上安身によるインタビュー第1143回 ゲスト 評論家・塩原俊彦氏 2024.1.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521179
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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240227
IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也)
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