日刊IWJガイド・非会員版「驚愕! カナダ議会で本物のナチス退役軍人を、ゼレンスキー大統領、トルドー首相、議員らがスタンディングオベーションで『英雄』と称賛!」2023.9.29号~No.4031号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~驚愕! カナダ連邦議会でゼレンスキー大統領の演説直後、ロタ下院議長が招待した本物のウクライナ人ナチス退役軍人を「英雄」と賞賛! ゼレンスキー大統領、トルドー首相、議員らがスタンディングオベーションで熱狂!! 反ユダヤ監視団体の抗議声明にロタ議長は辞任を表明するも、トルドー首相は「我関せず」!! ウクライナ移民の多いカナダでは、以前から逃げ込んだウクライナ人ナチスが問題になっていた!! さらに現在のウクライナが、ゼレンスキー大統領下、ナチスのシンパであることも世界の前で明らかに!!

■IWJは消滅の危機に直面! 前期の第13期は、外部の経済環境の急激な変化についていけず、2200万円を超える赤字に! 岩上安身は、難病の次女の存在についてカムアウトし、自らが背負っている責任と使命についての思いを告白! 第14期は徹底的な支出カットをしても、なお赤字ならばIWJをたたむ不退転の覚悟で経営再建に臨みます! 金融機関から受けた2500万円の緊急融資! 約5000万円を完済し、IWJの経営再建ができなければ、IWJも私も破産ですし、娘も守れません! 必ずやサバイバルします! どうか、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJのサバイバル戦をご支援ください!

■「地道に真実の報道を続けるIWJ、これからも頑張ってください!」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答致します!

■【中継番組表】

■大統領が認知障害でも高支持率!? 軍産複合体と金融資本が動かすバイデン政権は非常に恐ろしい! 安倍元総理銃撃事件とケネディ暗殺との共通点!~9月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、7月6日収録の「岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて4本を発行します! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
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■はじめに~驚愕! カナダ連邦議会でゼレンスキー大統領の演説直後、ロタ下院議長が招待した本物のウクライナ人ナチス退役軍人を「英雄」と賞賛! ゼレンスキー大統領、トルドー首相、議員らがスタンディングオベーションで熱狂!! 反ユダヤ監視団体の抗議声明にロタ議長は辞任を表明するも、トルドー首相は「我関せず」!! ウクライナ移民の多いカナダでは、以前から逃げ込んだウクライナ人ナチスが問題になっていた!! さらに現在のウクライナが、ゼレンスキー大統領下、ナチスのシンパであることも世界の前で明らかに!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 9月22日、クリーンなイメージの強いカナダですが、そのカナダ連邦議会で本物のナチスを「英雄」と称え、ジャスティン・トルドー首相や満場の議員らがスタンディングオベーションで拍手を送るという、信じがたい事件が起こりました。

 9月25日付け英『ガーディアン』によると、22日にカナダを訪問したゼレンスキー大統領が議会での演説を終えた直後、アンソニー・ロタ下院議長が傍聴席に、98歳のウクライナ移民の退役軍人ヤロスラフ・フンカ氏を認め、「ウクライナ第一師団で戦った英雄として紹介した」とのこと。『ガーディアン』の記事によると、フンカ氏はロタ議長の選挙区の有権者だということです。

 ところがこの「ウクライナ第一師団」というのは、ナチス親衛隊だったのです。

 この『ガーディアン』の記事は、ウクライナ第一師団について「武装親衛隊ガリツィア師団またはSS第14武装擲弾兵師団としても知られ、ナチスの指揮下にあった志願部隊」だと報じています。

※Canada under fire for applauding ‘literal Nazi’ in parliament during Zelenskyy visit(THE GUARDIAN、2023年9月25日)
https://www.theguardian.com/world/2023/sep/25/canadas-house-speaker-apologises-after-praising-ukrainian-veteran-who-fought-for-nazis

 また、24日付けロシア『RT』は、武装親衛隊ガリツィア(※西ウクライナの地名)師団について、次のように報じています。

 「この悪名高い部隊は、ポーランドとソ連・ウクライナ全域で、残忍な対ゲリラ作戦に参加し、ポーランド人、ユダヤ人、ロシア人の民間人に対する虐殺や、その他の残虐行為で告発された。

 1944年7月に赤軍によって鎮圧され、すぐにウクライナ国民軍と改名されたが、1945年5月のベルリン陥落後に、西側連合軍に降伏した。戦後、第1ガリツィア師団の隊員の一部は、ウクライナ人移民(ディアスポラ)が多いカナダに逃亡した」。

 さらに、この『RT』の記事は、「ゼレンスキー大統領は今年8月下旬に、武装親衛隊ガリツィア師団のワッペンを身に着けたウクライナ軍兵士の画像をソーシャルメディアに投稿した」と報じています。

※Canadian parliament applauds Nazi Waffen SS veteran (VIDEO)(RT、2023年9月24日)
https://www.rt.com/news/583456-zelensky-trudeau-canada-galician/

 ガリツィアとは、リヴィウを中心としたウクライナ西部地域で、ポーランド、オーストリア、ハンガリー、ルーマニア、ロシアによって何度も繰り返し支配されてきた歴史の中で、第二次世界大戦時にステパーン・バンデラの主導のもと、ウクライナ民族主義者がソ連に対抗するため、ソ連と敵対するナチス・ドイツを支持したという経緯があります。このため、現在でもウクライナ民族主義者にはネオナチが多いことで知られています。

※ウクライナ極右と反ユダヤ主義 ~岩上安身によるインタビュー 第411回 ゲスト 大阪大学助教・赤尾光春氏 第1夜(前編) 2014.3.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/130775

※「諸悪の根源はユダヤ人!?」 氾濫する歪んだユダヤ人イメージ ~岩上安身によるインタビュー 第412回 ゲスト 大阪大学助教・赤尾光春氏 第2夜(中編) 2014.3.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/134351

※動乱のウクライナ ~岩上安身によるインタビュー 第413回 ゲスト 大阪大学助教・赤尾光春氏 第3夜(後編) 2014.3.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/134763

※米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く!~岩上安身によるインタビュー 第1070回 ゲスト 国際政治学者 六辻彰二氏 2022.3.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503870

※米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く!第2弾~岩上安身によるインタビュー 第1071回 ゲスト 国際政治学者 六辻彰二氏 2022.3.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504186

※ブチャ市での民間人大量殺害事件を検証! 米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く! 第3弾~岩上安身によるインタビュー 第1073回 ゲスト 国際政治学者 六辻彰二氏 2022.4.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504401

※「対露制裁で逆に自分の首が絞められた西側諸国で社会不安が増大! ウクライナへ提供した武器が世界に拡散!」~岩上安身によるインタビュー第1129回 ゲスト 国際政治学者・六辻彰二氏 2023.7.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517597

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■IWJは消滅の危機に直面! 前期の第13期は、外部の経済環境の急激な変化についていけず、2200万円を超える赤字に! 岩上安身は、難病の次女の存在についてカムアウトし、自らが背負っている責任と使命についての思いを告白! 第14期は徹底的な支出カットをしても、なお赤字ならばIWJをたたむ不退転の覚悟で経営再建に臨みます! 金融機関から受けた2500万円の緊急融資! 約5000万円を完済し、IWJの経営再建ができなければ、IWJも私も破産ですし、娘も守れません! 必ずやサバイバルします! どうか、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJのサバイバル戦をご支援ください!

 おはようございます。岩上安身です。

 オフィスのエアコン全4台のうち、1台が、この猛暑の夏、ずっと壊れたままでした。その壊れたエアコンが、やっと買い替えることができました。

 私の頭の後ろのエアコンが壊れていたため、これで汗だくにならず、残暑の中でも仕事をすることができます(もっとも7月は肺気腫で入院後、自宅療養、8月も新型コロナに感染して自宅療養と、夏の2ヶ月の間、大半を自宅療養に費やしてしまったのですが)。

 IWJは、約10年前に現在のオフィスを構え、エアコンのみならず、PC、カメラ、三脚、サーバー、ミキサー、マイクその他の機材をまとめて約1000万円以上かけて買い揃えてきたのですが、それらが、ほぼほぼ同時に寿命を迎えることになりそうで、その買い替えのコストのことを考えると、財政難のため、ほとほとブルーになります。

 残暑は続きますが、日々は刻々と過ぎてゆきます。9月に入ったばかりと思っていたら、もう9月もあと2日です。夜はだいぶ、涼しくなってきました。

 私、岩上安身の訴えにお応えいただき、9月27日時点でのご寄付・カンパは、716万5400円と、月間目標額の400万円の179%に届きました! また、今期第14期が始まった8月は赤字で、その不足分107万4700円と9月の目標額400万円をあわせた507万4700円に対しても、141%に届き、2ヶ月連続で赤字をまぬがれています! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします。皆さま、本当にありがとうございます!

 しかし、これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、まだまだ何もマイナスを返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 皆さま、どうぞご支援をよろしくお願いします!

 第13期の2200万円を超える赤字は、IWJ創業以来初めての危機です。これは私、岩上安身1人の力で乗り越えることは困難です。IWJはまさに今、消滅の危機に直面していると言って過言ではありません。

 当面のキャッシュフローを確保するために、8月1日からの第14期のスタートにあたっては、新型コロナウイルスに関する港区中小企業融資制度を利用することで、IWJは港区からの利子補給を受け、金融機関から2500万円の融資を受けることになりました。

 今期、第14期からは、支出を徹底的に削り、赤字を出さないだけではなく、黒字分を累積した赤字への返済にあてて、今年は、私からの借り入れ2200万円を返済しきろうとすると、2200万円÷12ヶ月=183.3万円となり、この183.3万円の返済額と、直接の運営のための月間目標額の400万円とを合計すると、毎月583.3万円が必要になります。

 他方、金融機関からの借り入れによって、キャッシュフローの不足で倒産する、という危機は当面、まぬがれましたが、私は若くはないので、長期ローンは組めず、返済期間は短く、毎月の返済額も小さなものではありません。返済はそのスピードが問われます。

 IWJは個人企業ですので、代表取締役・岩上安身が借りたこの銀行の融資は、個人である岩上安身が連帯保証人となっています。したがって、IWJとしてこの融資の返済が滞れば、岩上安身個人が全額返済しなければなりません。できなければ、会社としてのIWJも、岩上安身も、自己破産ということになります。

 しかし、私、岩上安身には、実は、難病の娘がおります。そのため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。

 私にはふたりの娘がいますが、次女が20代の時に、難病である線維筋痛症を発症しています。線維筋痛症は、全身が強い痛みに襲われる原因不明の難病です。次女がこの病気で10年以上も苦しんできたことは、これまで公表してきませんでした。初めて、明らかにする話です。

 次女は、健康に生まれ、明るく、快活にすくすく育ちました。子どもの頃から先天的な障害があったわけではありません。

 国立看護大学校を出て、千葉県柏市にある国立がん研究センター東病院につとめ、看護師として、末期がんの病棟を担当していました。看護師は、かなりの激務です。その過酷な勤務に、末期がん病棟という環境による、多大なストレスも、もしかしたら影響したのかもしれません。

 発症しはじめた頃は、体に痛みがあるということで、仕事を休まざるを得なくなり、退職をして、療養していました。しかし、病状が好転してゆく、という淡い期待はかなわず、激しい全身の痛みという、次女の病状は、次第に重くなっていき、線維筋痛症という診断が下されました。

 自己免疫疾患である線維筋痛症は、その原因もまだ未解明であり、治療法も確立されていない難病です。米国の歌手のレディ・ガガさんや、日本テレビのアナウンサーだった大杉君枝さん(故人)、元フジテレビのアナウンサーの八木亜希子さんも発症され、闘病されており、近年になって、この難病の存在が知られるようになってきましたが、まだまだ社会的理解は進んでいないと感じられます。

 重い難病や、障害のある方やそのご家族が苦しみ、悲しみ、時に物理的に困窮している現実もあるという一方で、そうした方々への、悪意ある社会的な差別的な圧力の高まりも、日々、強く感じています。

 生産性のない生命は早く死ねばいい、死なせるべきだなどということを公言するような、知識人、政治家が、近年、次々と登場してくるたび、私は全身の毛穴から血が吹き出すような怒りと恐れ、不安、そして悲しみを感じています。

※【特集】ナチスと同じく、生命の選別をしようとする者ども! 大西つねき、大久保愉一、山本直樹、成田悠輔、松井一郎、馬場伸幸、植松聖、麻生太郎!! 彼らの思想も政策も許さない!
https://iwj.co.jp/wj/open/life-screening-special

※<シリーズ特集>「相模原殺傷事件から4年」今ここにある優生思想に向き合う~ 大西つねき氏「命の選別」発言から ALS患者「嘱託殺人」事件まで
https://iwj.co.jp/wj/open/eugenic_thought

※【第605号-608号】岩上安身のIWJ特報!背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し!ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題!岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー(その4)2023.8.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517607

 私の娘を含め、気の毒に、このような病いを得た方々は、何も悪いことをしていません。何の罪もありません。ひたすら、この不遇、不条理、苦しみ、悲しみに耐えているのです。

 こうした、運がたまたま悪かったというべき人々に対し、生命を選別せよ、などと迫り、さらなる苦痛を与えようとする、ナチスと同根の輩を、私は誰一人、黙って許すことができません。

 私は娘を守るために、娘と同じように、難病や障害のためにつらい思いをしている方々とそのご家族のために、私が生きている限り、このような悪意をまき散らす者たちに対して、言説をもって戦い続けてゆく覚悟です。

 私の娘は、全身の痛みで、今ではほぼ寝たきりです。毎日、痛みと苦しさしかなく、人生に希望を持てないため、うつ病にもなりました。コミュニケーションを取るのも難しい状況です。何とか、線維筋痛症に効く、良い薬や治療法が速く開発されてくれないだろうかと、焦る気持ちで祈っています。

 私は、自分の愛する娘に対してできるだけのことをしてやりたい、親としての最低限の責任を果たしたいと、親として当たり前の願いを強く心に願っています。自分が直接、守ってやれなくなる自分の死後も、この子が生きていけるように、雨露をしのげる部屋や、定期の収入が入る不動産など、何らかの私財をわずかでも残しておきたいと思っています。

 長女は結婚して、子どももいます。家庭があるわけですから、次女の面倒のすべてを長女にまかせ、頼るわけにはいきません。私の死後は、生活面・精神面では長女にも頼らなければならないでしょうから、せめて生活と治療のための経済的側面だけは、私が責任をもって何とか今から備えをしておかなくてはならないと思っています。

 ですから、私は無責任に借金を残して人生を終えるわけにはいかないのです。今期、IWJの第14期は、絶対に赤字を出さず、最低でも収支があうようにした上で、できれば黒字を出し、2200万円の私自身の貸付も、2500万円の金融機関からの借り入れも着実に、しかも私の年齢がかさんでいるので、なるべく早く、全額返済してしまわなければなりません。

 IWJの活動を続けることによって、赤字がこれ以上拡大し、それを私が補填しなければならないようであれば、結局、今ある借金も返済できなくなり、我が身だけでなく、娘をも巻き込んでの身の破滅となってしまいます。

 赤字続きではIWJの活動は続けられない、というのは、私の個人的な事情ではありますが、そうした事情によるものです。私が生きて活動していられる時間には限りがあり、さらに意味のある生産活動をできる健康寿命の期間は、もっと限りがあります。

 そのためには、全力で、この3ヶ月くらいでIWJの支出を大幅に削ります。皆さまに評価され、その結果として、収益の上がるような、新たな情報発信もやりたいと思っています!

 会員様から最もご要望の多かった、私がソロで時事的テーマを話し、解説する動画番組(私がいわゆるYouTuberになる、と考えてもらっていいと思います)も、スタートさせる予定です!

 正直なところ、この半年が勝負です。そこでご寄付が集まらず、支出も削れなければ、現在の事務所を引き払い、現在の体制も解体して、IWJの活動規模を極限までミニマムにして収支があうようにするか、あるいは本当に会社を清算するか、本気で腹をくくらなければいけませんし、本気でそうするつもりでいます。

 時々、ウクライナ問題に力を入れているが、なぜなのか、という素朴な質問を受けることがあります。答えは簡単です。米国は、単独覇権の拡張と維持のため、思い通りに従わない、中国とロシアを強く敵視し、この両国を弱体化することを公式に国家戦略として掲げています。

 ユーロマイダンクーデター以降、米国の8年間にわたる仕掛けによるウクライナ紛争は、半分は米国の思惑通りに、ロシアが挑発に乗って介入してしまいましたが、ロシアを完全に弱体化するには至りませんでした。

 中国への、米国の仕掛けは着々と準備されており、集団的自衛権の行使容認も、安保法制も、改憲による緊急事態条項の導入も、日本が米国の対中代理戦争の「道具」として、便利に自由に使えるようにするための準備に他なりません。

 私の編集方針は、IWJの設立時から一貫しています。日本が、国民主権の国として、自立した国家主権を米国から取り戻し、周囲の国々と和解して平和共存するという、明治以来、失敗し続けたテーマに日本は再チャレンジすべきだ、ということに尽きます。私としては、日本が「第2のウクライナ」にされてしまい、米国の対中代理戦争の「捨て駒」として破滅的な戦争の危機に向かいつつあることを、多くの日本国民に知らせ、それを食い止める必要があると確信しています。

 IWJとともに、日本のサバイバルのために死力を尽くして戦い、愚かな戦争を回避し、米国への従属から自立し、来るべき、希望のある多極的世界へと漕ぎ出してゆけるよう、全力を尽くしたいと真剣に思っています。

 その闘志に衰えはありません! 志半ばで、IWJを閉じることになるのは、決して本望ではありません!

 繰り返しになりますが、第14期は、背水の陣で臨んでいます。毎月、毎日が、IWJが生き残れるかどうかの勝負です! ぜひ、ご支援をよろしくお願いいたします!

 どうか皆さま、IWJの経営再建に向けて、会員登録、特にサポート会員への登録、そしてご寄付・カンパ、あるいは協賛広告によるご支援をお願いいたします! また、YouTubeのチャンネル登録も、ぜひお願いいたします!

※【岩上安身より最後になるかもしれないご支援のお願い!】第13期2200万円の赤字を出し、加えて銀行から2500万円の融資を受けました。私には難病の娘がいて、この子を私の死後においても守るため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。赤字を止められなければ、第14期途中でも、IWJの活動を中止するサドン・デスの決断をくだします。赤字体質が脱却できれば、活動を継続します!IWJの経営再建に向けて、最後になるかもしれない勝負の時、会員登録と、ご寄付・カンパ、協賛広告によるご支援のお願いをします!
https://youtu.be/jZv9X2ojES8

※【岩上安身より最後になるかもしれないご支援のお願い!】私には難病の娘がいて、この子を私の死後も守るため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。IWJの経営再建に向け、ご支援のお願いをします!
https://youtu.be/5oOoBcOJuh0

 私たち親子にとっても、IWJにとっても、まだまだ険しい試練の道のりが続くと思われますが、試練は乗り越えるために、天から与えられているものだと私は受け止めています。

 もし自分に天命というものがあるとしたら、日本を戦禍に巻き込まれることなく、米中対立の危機の難を逃れ、同時に、米国からの隷属をやめて自立し、21世紀後半だけでなく、22世紀以降も、世界と平和共存する国として、サバイバルできるように、微力でも貢献することにあります。生きている残りの期間は、そのための一助となるべく、微力ながら力を尽くしたいと思います。

 ぜひ、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパで、ご支援をよろしくお願いいたします!!

 現状の会員数を、お知らせします。

 8月末時点での会員総数は2566人(前年同日比:487人減、前々年同日比:1023人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。

 ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますが、会員数も会費も減少しています! コロナ禍と未曾有のインフレ下の不況、進む高齢化などが逆風として吹きつけている結果であると思われます!

 この巨大な外部環境の変化は、私が変えられるようなものではありません。少しでも家計を楽にするように、月額の会費を削ろうとする人々が増えた、その結果でしょう。現在のIWJの編集方針が不満なので会員をやめる、というメールをもらうことは、本当にめったにありません。

 皆さま一人一人の会費は、積もり積もれば、大きくもなりますし、削り削ってゆけば大きなマイナスともなります。皆さまに会員としてお支えいただけなければ、IWJは、存続ができません! ご寄付の負担を減らし、目標額のハードルを下げるためにも、できるだけ、新規の会員登録をお願いいたします!

 休会中の方は、再開の手続きをお願いいたします! 会費が増えれば、毎月のご寄付・カンパのお願いも、もう少し少なくてすむようになります。

 どうか、会員登録をしたことがない方は、新規で会員登録を、休会していた方は、再開をぜひ、よろしくお願いします!

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 経営は本当に赤字が連続し、厳しい運営状況が続いています。どうぞ、会員登録、あるいは元会員の方は、再開をよろしくお願いします!

 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。日本が「第2のウクライナ」にならないように、米国の代理戦争の「捨て駒」にされないように、自立すべきなのです。

 同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な平和外交の姿勢を示すべきではないでしょうか!?

 また、米国から押しつけられた新型コロナワクチンの危険性について、報じることも、論じることもできず、国の言われるがままにワクチンを接種して、コロナから守られるどころか、死に至るまでの副反応被害を招いていることも、日本という国に主権がなく、その従属国の政府とべったりの関係を築いている記者クラブメディアが、権力から自立した報道を行うことができない、しようともしないために起きている「悲劇」です。

 国民の皆さまの「知る権利」を現実に実現し、事実・真実を伝えるには、権力と癒着せず、市民の皆さまから直接支えられるIWJのような独立メディアが存在しなければ、風穴を開けることもできません。

 ジャニー喜多川氏の性加害を、何十年間もテレビ業界等、マスメディアの人間たちは皆、知りながら、見て見ぬふりをしてきました。問題視もせず、報道もせず、ジャニーズ事務所とテレビとは利益共同体として一体化し、結果、性被害を何十年にもわたり広げてきたのも、こうした癒着の構造が強固に作られており、既存マスメディアは、ひとつ残らずがっちりとその中に組み込まれているからです。

 皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうしたあらゆる問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます!

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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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 岩上安身

■「地道に真実の報道を続けるIWJ、これからも頑張ってください!」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答致します!

 IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!

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 8月19日の日刊ガイド、拝読しました。岩上さん、8月18日お誕生日おめでとうございます! これからも健康にご留意されて、ますますのご活躍をお祈りいたします。

 講談社ノンフィクション受賞作『あらかじめ裏切られた革命』が、日刊ガイド2022年11月20日号から掲載されてまもなく、地元の公立図書館にあることがわかりました。

 手に取り、すごいスケールに圧倒されました。当時、身の危険があるなか、6年間、現場で取材され、まとめられた渾身の著作です。日刊ニュースでの掲載では、説明も加えられることがあるので有難いです。複雑に絡み合った人間関係や暗躍社会の動きに、私の想像力は、なかなか追いつきませんが、ソ連解体当時から今に至る紛争が地続きであることは、理解できました。

 私は2015年頃から一般会員になり、後にサポート会員になりましたが、その頃から、すでにウクライナ危機の記事や特集もありました。ウクライナといえば、穀倉地帯というレベルで、あまり関心がありませんでした。学びなおしていきたいです。もっと多くの人に伝えられて知っていたら、流れは変えられ、危機を回避できたのでしょうか。メディアの責任も大きいと思います。

 地道に真実の報道を続けるIWJ、これからも頑張ってください!

(匿名希望 様)

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匿名希望 様

 ありがとうございます!

 気がつけば、64歳になっていました。本当に、その日になるまで、64歳になるって、どういうことなんだろうと、ゆっくり考えるいとまもありませんでした。

 なってみて、はじめて気づいたことがあります。ポール・マッカートニーが、ビートルズ時代に作った、「When I’m Sixty‐Four(僕が64歳になったら)」という名曲がありました。ビートルズの最高傑作と呼ばれる「サージェント・ペパーズ・ロンリ―・ハーツ・クラブバンド」に収録されていた作品です。

 実際に64歳の誕生日を迎えてから数日した頃、ふと、1967年にリリースされたこの往年の名曲を無意識に口ずさんでいる自分に気づきました。ああ、若い頃には、自分が歳を取って「老境」を迎える時のイメージは、「僕が64歳になっても、僕を愛してくれるかい?」と妻に問いかける、このロマンティックな名曲の歌詞をイメージしていたりしたんだったなぁ、と懐かしく思い出しました。

 少年の頃、この曲を聴いた時には、遠い日、穏やかな老境を迎えるには、長いこと仲良く連れ添った伴侶の存在と、子どもたち、そして孫たちにも恵まれている必要があるんだろうな、とぼんやり思い浮かべたことを思い出します。

 人生のハッピーエンドに、そのような「傷ひとつない」愛のある家族は欠かせないのだろう、と漠然と思えたのです。

 学校を卒業し、社会に出て、働き始めると、同じビートルズでも「ア・ハード・デイズ・ナイト」が、毎日のテーマソングのようになりました。

 「64歳になる頃」は遠い未来で、まず自分の目の前にある仕事を片付けていかなければなりませんでした。誰よりもずっと仕事をし続けた、という自負はありました。

 無意識に、「ハード・デイズ・ナイト」に働き続け、そしていずれ64歳になった時には、終のすみ家となる家も買え、そして、早く授かった長女、次女、その子たちが将来結婚して、孫たちにも恵まれる、そういう人生のハッピーエンドを、本当に無意識に期待していたかもしれません。

 ところが、80年代の初め、まだ20代になったばかりの頃に、『ガープの世界』に、僕は出会うことになります。僕はその時すでに、学生時代に結婚しており、「できちゃった結婚」ではなく、「子どもをつくろう」と「意志」をもって子作りをし、生まれた娘がいました。

 人生は、大きな悲しみや深い傷を負うことなく、時を積み重ねて老いることができる場合も、きっとあることでしょう。しかし、そうでないことも実は珍しくありません。僕の場合、後者だった、ということを、20代の早い時期に思い知らされることになりました。

 ジョン・アーヴィングの小説で読んだ『ガープの世界』より、ジョージ・ロイ・ヒル監督の映画の方の『ガープの世界』の方が、僕の気持ちには刺さりました。オープニングで流れた『僕が64歳になったら』の軽快さ、温かさが、痛む胸にさらにしみました。歌のような、こんな温かい、人生のハッピーエンドを、僕にはもう迎えられないだろう、と若いながらに切なく思ったのです。

 『ガープの世界』のストーリーも、そのように傷ひとつなく老境を迎えることはできない、苦い物語でした。オープニング、そしてエンディングの「僕が64歳になったら」は、甘い人生のロマンティシズムへの皮肉なのか、と思えるほど、痛々しく響きました。

 それからの僕は、単に犬のように働く、だけでなく、自らリスクをとり、27歳で完全なフリーランスとなり、危険が伴う取材であっても首を突っ込んでゆく野犬のように、ジャーナリズムの獣道へと分け入って行きました。

 いくつかの偶然や、時代のめぐりあわせがあり、僕は29歳の年にベルリンの壁崩壊の現場へたどり着き、それから、ソ連崩壊と、民主ロシア誕生の裏面という、まったくもって「ロマンティック」ではない濁流のごとき世界に飛び込み、6年間も取材することになります。

 ロシアへ出かけている時は、戦地にも足を踏み入れ、民兵に撃たれそうになったり、マフィアにも刺されそうになったり、信じていた人にも裏切られるなど、「ダイ・ハード」な場面と次々に出くわし、くぐり抜け、命が助かると、苦笑いして、まずいロシア産ビールを飲みました。

 様々な、命にかかわるような危険に直面してきましたが、結果としてはどれもクリアして、傷ひとつ負わずに「生還」してきました。僕のロシアのジャーナリスト仲間には、命を落とした者もいました。僕が今生きているのは、ただただ運がよかっただけであると、断言することができます。

 家族と離れている間、愚かなことに、僕は家族へのケアを怠っていました。

 日本に戻ってきて、それから、いろいろとあり、離婚をし、2人の娘のシングルファーザーとなりました。

 この日刊ガイド紙上でも打ち明けましたが、次女は、卒業後、就職して、一生懸命働いて、青春を謳歌する年頃まで迎えていたのに、そのあと難病になってしまって、動けなくなってしまいました。これは、僕の人生の中でも、特筆すべき悲しみとなりました。

 同時に、2人の娘が、今も生きていてくれていて、好き勝手に仕事をして、家族を十分にはかえりみれなかった父親に、たくさんの文句を言ってくれながらも、つきあってくれていることに心から感謝しています。娘が生きていてくれること、それ自体が特筆すべき僕の喜びです。少しも大袈裟ではなく、命の杭です。

 きっと誰にも悲しい傷があり、そしてかけがえのない喜び、があることでしょう。悲しみの知らない人など、まずほとんどない、と思います。

 「64歳になっても、好きでいてくれるかい」という歌は、僕の人生では実現しませんでした。だいたい、僕は64歳になっても、落ち着いて心穏やかに隠居をすることもできません。

 64年の人生で今、一番、権力と癒着したマスメディアの腐敗を痛感しており、政治家や官僚や知識人の、背骨が溶けてしまったかのような、米国へのだらしない依存と隷従も、かつてないほどのものだと思います。馬鹿気た、何の意味も価値もない米国の代理戦争としての「対中戦争」の接近も、黙って見過ごすわけにはいきません。

 64歳にはなりましたが、僕は現役であることを降りることができません。誕生日を迎えたことに、お祝いの言葉を述べてくださる方々には、心から御礼申し上げます。そうした人は皆、優しいから僕の無事や健康や幸福を祈ってくれるのだろうと思います。

 しかし、現実の僕はハッピーエンドがまだ見えないまま、「今、そこにある危機」と、死にものぐるいの格闘をし続ける運命にあるのだなと、腹をくくっています。日本を戦争させない。第2のウクライナにしない。そして、そのためにも、最大の経営危機にあるIWJをつぶさない。皆さまのご支援とご協力を、心よりお願い申し上げます。

 米国の奴隷のような国のあり方を改め、近隣の剣呑な国々との間で平和条約を結び、危ういながらも平和共存する道を選択する。その方向へ、国や社会が進んでゆく、そのための、ほんのほんの一助となる働きが、自分なりにできればと思っています。

 皆さまには、御心配をおかけしますが、これも性分ですので、どうかお許し願いたいと思います。

 さて、64歳となって、今は僕は何の歌を口ずさめばいいのでしょうか。

 誰か教えていただければと思います。

岩上安身

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◆中継番組表◆

**2023.9.29 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

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◆中継番組表◆

**2023.9.30 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】13:30~「『ラジオと戦争』出版記念シンポジウム『いま、足元から問う 放送の公共性とは何か?』―登壇:大森淳郎氏(元NHK放送文化研究所主任研究員)、藤森研氏(日本ジャーナリスト会議(JCJ)代表委員)、安田菜津紀氏(フォトジャーナリスト)ほか」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch5

「『ラジオと戦争』出版記念シンポジウム実行委員会」主催のシンポジウムを中継します。これまでIWJが報じてきたメディアコントロール関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/media-controll

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■大統領が認知障害でも高支持率!? 軍産複合体と金融資本が動かすバイデン政権は非常に恐ろしい! 安倍元総理銃撃事件とケネディ暗殺との共通点!~9月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、7月6日収録の「岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて4本を発行します! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

 IWJではメルマガサイト『まぐまぐ』で、『岩上安身によるインタビュー』をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!』として、毎月発行しています。

 9月発行分『岩上安身のIWJ特報!』は、8月に続き、7月6日に収録した、孫崎氏インタビューの続編をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します。

 2022年7月8日、奈良市で参院選の応援演説中に安倍晋三元総理が銃撃され、夕方に「死亡」のニュース速報が流れると、日本中に大きな衝撃が走りました。

 その日の夜、岩上安身は元外務省国際情報局長・孫崎享氏にインタビューを行い、孫崎氏はリアルタイムで事件の情報が入ってくる中、「報道がおかしい」と指摘していました。

 逮捕された山上容疑者の犯行認否も明らかではない段階で、大手メディアは一律に「動機は政治的なものではなく、安倍元総理への不満」としていたことへの違和感でした。

※安倍元総理襲撃事件の報道は統制されている!?「今必要なのは『平和を創る道』の探求! 第2弾」~岩上安身によるインタビュー 第1081回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.7.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/508501

 それから約1年後の2023年7月6日に行われた、孫崎氏へのインタビューで、岩上安身は、今も残る多くの謎について、孫崎氏に意見をうかがいました。

 孫崎氏は、ロシアのウクライナ侵攻直後の安倍元総理の発言に注目しました。安倍元総理は、プーチン大統領が、ウクライナ東部2州に関して、かつてコソボ等の分離を軍事支援した西側の論理を使おうとしていると指摘。さらに、プーチン氏がNATOの東方拡大への不満から、「領土的野心からではなく、ロシアの防衛、安全確保から行動している」と述べていました。

 加えて5月の英国の『エコノミスト』の取材で安倍氏は、ウクライナがNATO非加盟を約束し、東部2州の高度な自治権を約束していれば、「戦争回避は可能だった」とまで語っていました。

 孫崎氏は、こうした安倍元総理の一連の発言に対して、毎日新聞記者(世論調査室長兼論説委員の平田崇浩氏)が、「岸田文雄首相に背後から弓を引くに等しい、極めてロシア寄りの発言」であり、「岸田首相の周辺に、安倍元首相に『憤り』を感じている層が存在していた」と論評した点に注目しました。

 ここから孫崎氏は、「安倍氏を排除していい、という考え方を持ってる人が、岸田首相の周辺(の知米派)にいた」可能性を指摘。ノルドストリーム・パイプライン爆破事件との類似性をも踏まえながら、安倍元総理殺害の真相へ分け入っていきました。

 孫崎氏は、安倍元総理のウクライナ紛争についての独自の見解が、米国が描く「極悪ロシアと戦う勇気あるウクライナ、支援する正義の西側」の構図にあわず、米国に不都合な存在を排除しようという力が日本国内にあるとの仮説から、安倍元総理の銃撃事件とジョン・F・ケネディ米大統領暗殺事件との共通項や、米大統領ですら動かすネオコンの恐ろしさなどについて、さまざまな考察を展開しました。

 以下、9月発行の『岩上安身のIWJ特報!』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。

(第616号の目次)
◆西側諸国が支援し、NATO軍が動いた「コソボ独立」と、ロシアによる「ウクライナ東部二州の自治権への支援」は同じ論理ではないか?
◆「プーチン大統領は領土的野心からではなく、ロシアの防衛、安全確保から行動している」と侵攻直後に指摘した安倍元総理。それを大手メディアは完全スルー!
◆ウクライナへの軍事支援を強化する米国に歩調を合わせるだけの岸田首相! そんな首相周辺には「ロシア寄りの安倍発言」に憤る米国通の人物が蠢く!

(第617号の目次)
◆岸田内閣で権勢を誇る木原誠二官房副長官に「愛人と隠し子」発覚!さらに妻が「元夫の不審死に関して警察の取り調べを受けた」という大スクープも!
◆「安倍発言は岸田首相に後ろから弓を引く行為」と激しく批判した「怒りを隠せない知米派の政府関係者」とは誰なのか?
◆「ターゲットに恨みを持つ単独犯の仕業」にすることは権力者暗殺の典型的な手口! 山上容疑者本人が気づかぬうちに「駒」にされていた可能性も?

(第618号の目次)
◆安倍元総理の救命治療をした奈良県立医大の所見とは食い違う奈良県警の検視結果! 読売新聞は「司法解剖以前の医師の話は信用できない」と県警をアシスト!?
◆あの時、安倍元総理の体の軸はブレていない。手練れのスナイパーなら山上容疑者の発砲に合わせて撃つことも可能! 奈良県警の現場検証はなんと数日後!
◆山上容疑者に「背後から撃たれた」はずの安倍元総理。後ろに銃創はなく、あるのは首の前、鎖骨の上に2ヵ所。救命センターで複数の医師が確認している!
◆ウクライナ侵攻への安倍元総理の見解。大手メディアが報じない理由は「アメリカの方針と違うから」。だが、脇の甘いフジテレビの生放送で発言していた!
◆安倍元総理のおかげで要職に就いた高市早苗議員、「もっとロシアを叩くべき!」と恩人と真逆の主張。「日本のボスは米国」と理解して平気で掌を返す!?
◆銃創の位置、銃弾の数などの疑問はスルー。早くから「山上単独犯」と決め打ちし、一斉に旧統一協会を叩いて、潮時を見て一斉に引く記者クラブメディア!

(第619号の目次)
◆ウクライナ紛争を長期化させたい軍産複合体と金融資本! バイデン大統領が多少おかしくても、ネオコンのために働くヌーランド国務次官がいればOK!?
◆アメリカに身を委ねる日本の安全保障。それは「素朴な信頼」ではなく「疑問を持ったら自分の立場が危うい!」という不安による思考停止状態なのでは!?
◆「安倍元総理暗殺事件」と「ケネディ暗殺事件」の共通項!ワシントンではなくダラス、東京ではなく奈良。関係者は少数。実行犯は地元の鬱屈した人間!
◆あのキッシンジャーがダボス会議での意見を引っ込め、習近平首席と会談にこぎつけたブリンケン国務長官はハシゴを外される! これがアメリカの怖さ!
◆米国のネオコンは利益集団。そして「自分たちを追い抜きそうな国は潰す」ことに異様に情熱を燃やす! ある意味、狂信思想集団でもある!

 『岩上安身のIWJ特報!』は、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!

 まぐまぐ大賞2022は、2022年にもっとも輝いたメルマガを読者投票とまぐまぐ審査で選出するものです。

 『岩上安身のIWJ特報!』は、2021年の「まぐまぐ大賞2021」のジャーナリズム部門でも第2位に選ばれており、昨年ついに1位を獲得しました。

※まぐまぐ大賞2022部門別賞
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=77

※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額税込880円、初月無料)
https://www.mag2.com/m/0001334810

 岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビューの動画は、以下のURLから御覧ください。

※「ウクライナ紛争というのは、本当に、米国覇権の終わりの始まり、その通りだと思います」~岩上安身によるインタビュー第1124回 ゲスト 元外務省国際情報局長・孫崎享氏 2023.6.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516860

※安倍元総理を銃殺したのが山上徹也容疑者ではないとすると、日本という国があまりにも自主的に物事を判断できない国というところにまでつながっていく~岩上安身によるインタビュー第1126回 ゲスト 元外務省国際情報局長・孫崎享氏 2023.7.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517054

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230929

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、前田啓)

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