日刊IWJガイド・非会員版「米国のエリートの本音! ウクライナはどうなってもいい! 米国が儲かりさえすれば! ロシアと中国という核保有国が弱体化してくれればいい!」2023.9.9号~No.4013号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~公然と語られた、米国の政治的エリート上院議員の本音!「ウクライナ人とウクライナは、どうなってもいい! 米国だけが安全で儲かりさえすれば! ロシアと中国という核保有国が弱体化してくれればいい!」

■9月に入り、IWJの新しい第14期も2ヶ月目に入りました! 第13期は、暫定の収支ではありますが、2200万円を超える赤字となった見込みです! 正確な収支は、後日集計後にご報告いたします。第14期は建て直します! IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください! 今期こそは赤字転落となりませんようにと祈る気持ちでのリスタートです!!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! 世界最古の英国の安全保障シンクタンク王立防衛安全保障研究所(RUSI)が、ウクライナ軍の装備の損失を「持続不可能なほど大きい」と指摘! NATOによるウクライナ兵の訓練を実戦にあっていないと警告!】『NHK』も報じるが、トンチンカンなことに継続的な軍事支援の必要性を強調! 消耗戦へ引きずり込む『NHK』のプロパガンダに騙されるな!!(『The Royal United Services Institute』、2023年9月4日)

■【第2弾! ロシアの外国諜報機関が、米国政府がニジェールの新しい軍事政権の指導者の暗殺を企んでいると警告!】(『RT』、9月7日)

■<IWJ取材報告 1>「福島雅典医師の言葉『政府は「まったく不完全な、薬とさえ言えないもの(mRNAワクチン)をばら撒いた」』に対し、加藤大臣は『ワクチンの安全性を確保していく』だけ!」~9.8加藤勝信 厚生労働大臣 定例会見

■<IWJ取材報告 2>「ワクチン後遺症に悩む人々が『話を聞いてもらえない』というのは、知る権利、幸福追求権、生存権の蹂躙では?」IWJ記者の質問に、「科学的知見の収集と専門家の評価を通じ、ワクチンの安全性を確保していく」と加藤大臣~9.8加藤勝信 厚生労働大臣 定例会見

■<IWJ取材報告 3>「被害者の心の傷はそう簡単に癒えることはないと心に刻んでいただきたい」ジャニーズ事務所の記者会見を受け、最初の告発者カウアン・オカモト氏が強く要請~9.8 FCCJ主催 カウアン・オカモト氏記者会見

■<号外を出しました>ワクチン問題研究会記者会見第2弾「こんなに多彩な病気が報告されたことは今までなかった」、「どれだけ今まで苦しかったんだろう」、「mRNAワクチンで薬害が発生することは必然だった」!
┗━━━━━

■はじめに~公然と語られた、米国の政治的エリート上院議員の本音!「ウクライナ人とウクライナは、どうなってもいい! 米国だけが安全で儲かりさえすれば! ロシアと中国という核保有国が弱体化してくれればいい!」

 おはようございます。IWJ編集部です。

 米国のミット・ロムニー上院議員(共和党、ユタ州選出)は、8月28日の自身のX(旧ツイッター)アカウントにあるインタビュー動画を投稿しました。

※ミット・ロムニー上院議員の8月28日のXへの投稿
https://twitter.com/SenatorRomney/status/1695183212174266556?s=20

 この中で、ロムニー議員はあっけらかんと、米国の政治エリートとしての、とんでもない「本音」を、述べています。

 「ウクライナの人々を支援するために、毎年、軍事予算の約5%、実際には5%にも満たない額を拠出できることは、これまでで最高の国防費だと思います。

 私たちは、ウクライナで命を失っていません。

 そしてウクライナ人は、我々を狙う1万5000発の核兵器を持つロシアと勇敢に戦っているのです。つまり、国防費の残りに比べればわずかな金額で、ロシアの軍事力を低下させ、壊滅的な打撃を与えているのです。

 ロシアの弱体化は、良いことです。ロシアが弱体化することは、中国に領土的野心を再考するよう促すことになります。

 おそらく最も重要なことは、ロシア帝国を再興し、旧ソビエト共和国を手中に収めようとするプーチンの構想は、うまくいかないということをロシアに伝えることです。

 ウクライナを支援することは、アメリカの国益に大きく貢献します。そして、アメリカのためにできる最善のことは、核兵器を持つ人々が弱体化していくのを見ることです」

※Mitt Romney claims aid to Ukraine ‘best national defense spending’ ever(PM. 2023年8月27日)
https://thepostmillennial.com/romney-us-aid-to-ukraine-is-a-very-small-amount-of-money-among-the-best-national-defense-spending-ever-done

 ミット・ロムニー上院議員は、この発言だけを取り出してみると、ウクライナ人の命など眼中になく、自国のためなら、他国の国民の生命を「道具」として平気で使い、ロシアと中国の弱体化を望む、エゴイスティックで、デモーニッシュな政治家に見えます。

 しかし、経歴を調べてみると、宗教的なバックグラウンドにモルモン教を持ち、酒もたばこも珈琲もやりません。潔癖な生活を営んでいます。知的なバックグランドとしては、ハーバード大学のビジネススクールとロースクールを優秀な成績で卒業しており、学歴的にも申し分ありません。

 さらに、実社会においても、コンサルタントや実業家として、抜群の実績を誇り、政治家としては、マサチューセッツ州知事として、財政危機に陥っていた州の予算を削減し、民主党のオバマ政権の先駆けとも言える国民皆保険制度を2006年に導入しているのです。

 財政・経済政策への評価は一般的に高いとされています。同性婚には反対の立場ですが、民主党とも政策が重なる、ある意味でリベラルな面もあわせ持った、共和党の政治家なのです。

 しかも、大統領選挙に2度出馬し、2012年アメリカ合衆国大統領選挙では、共和党の大統領候補への正式指名を受けて、現職のバラク・オバマ大統領と争って敗れています。

 『エコノミスト』誌は、ロムニー氏の容姿・知性・学歴・華麗なビジネス経歴に加え、リベラルなマサチューセッツ州において共和党の州知事として成功したことや、中西部の強力な政治基盤を父から受け継いでいることなどを根拠に、「恐ろしいほど完璧な大統領候補」と形容しています。

 名実ともに、抜群に毛並みのいいエリート中のエリート政治家と言えます。地域社会の住民から見れば、ミット・ロムニー氏は、非常に頼りになる政治家であるのは間違いないことでしょう。

※ミット・ロムニー(Wikipedia、2023年9月8日閲覧)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%BC

 問題は、潔癖で、理想的で、有能で、リベラル層にも受けがいいアメリカ人政治家が、先述のような発言を当然のようにする、そしてそれを国民が受け入れている、という国が米国という国である、という点です。

 この人の発言の影響力は、その経歴から見ても、大きいものがあると思われます。

 一番の問題は、ロムニー氏の行動原理が、ウクライナ人の命を金銭で換算して、現状のままウクライナ紛争が継続し、消耗戦でウクライナ兵が亡くなれば亡くなるほど、米国の防衛費は浮き、米国人の命は1人も損なわれず、ロシアは弱体化し、中国を牽制でき、「米国の得になる」と計算しているところです。ウクライナなど、人も国土も消えようがどうしようが、米国にとってはどうでもいいのです。

 これが、ビジネススクールとロースクールで優秀な成績を収め、ビジネスと政治の世界で大成功してきたアメリカのエリートの功利的で残虐な本質です。

 「ワシントンはウクライナ人が最後の一人になるまでロシアと戦う」。これは、レーガン政権で外交アドバイザーを務めた保守の論客・ダグ・バンドゥ氏が、1年半前に書いた論文のタイトルです。

 IWJは、ウクライナ紛争が勃発して早々に、この論文を取り上げ、紹介し、この紛争のもつ本質が、米国が主体で、ウクライナを利用し、ロシアを痛めつけようとして始めた代理戦争である、ということを明らかにしてきました。

※「ワシントンはウクライナ人が最後の1人となるまでロシアと戦う」!! 米国のレーガン政権で外交アドバイザーを務めた保守の論客・ダグ・バンドゥ氏が強烈にバイデン政権を批判する論文を発表! この戦争の主語は「ワシントン」であり、最後の1人まで戦わされるのは「ウクライナ」! これは「正義」の戦争なのか!? 2022.4.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505301

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

―――――――

■9月に入り、IWJの新しい第14期も2ヶ月目に入りました! 第13期は、暫定の収支ではありますが、2200万円を超える赤字となった見込みです! 正確な収支は、後日集計後にご報告いたします。第14期は建て直します! IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください! 今期こそは赤字転落となりませんようにと祈る気持ちでのリスタートです!!

 9月に入り、IWJの新たな第14期も2ヶ月目に入りました。

 第13期は、たくさんの方から温かいご支援をいただきました。第13期の収支につきましては、7月31日時点で、暫定ですが、残念ながら2204万8900円のマイナスとなりました。

 厳しい経済状況の中、第13期最後の7月31日まで、ご寄付・カンパの呼びかけにこたえてくださった皆さまに、私、岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 また、第13期の最終的な収支につきましては、9月末までに経理が、税理士の御指導のもと、決算報告書をまとめ、監査を受けてから税務署に提出します。その結果は、この日刊IWJガイドやIWJのサイト上でご報告いたします。

 なお、今期第14期の最初の1ヶ月、8月のカンパ実績が、確定いたしました。8月1日から31日までの31日間で、88件、292万5300円のご寄付をいただきました。誠にありがとうございます。しかし、これを第13期の月間目標額390万円にあてはめると、到達率は約75%でした。

 9月のカンパ額は、9月1日から8日までの8日間で19件、23万6000円でした。ありがとうございます。第14期は、背水の陣で臨んでいます。ぜひ、ご支援をお願いします!

 新しく始まった第14期も、代表をつとめる私自身がいきなり、初めて、新型コロナ、それもオミクロン株に感染してしまい、ダウンするなど、波乱の幕開けとなっています。

 感染して6日以上過ぎてからのPCRの再検査でも「陽性」が出て、実際、腹痛と下痢が続くなど、自覚症状がおさまらず、腰をすえて、隔離と治療・安静にあたってきました。

 正直、新型コロナが、これほどしんどいものとは思いませんでした。人により、症状のあらわれは千差万別のようですが、私にとっては、過去の風邪やインフルエンザよりも、ヘビーな体験であり、しかも、症状の期間が長く、自宅で横になり、一日中、眠っているような状況が続きました。

 しかし、先日8月18日、ようやくPCR検査で「陰性(不検出)」という結果が出ました。ちょうど私の64回目の誕生日でした。誕生日に、リセット、リスタートの日を迎えることが、おかげ様でできました。

 大変、皆さまにはご迷惑をおかけしてきましたが、ようやく出社しての仕事の復帰となります! まだまだ、体のあちこちが痛むなど、後遺症と思われる症状もあり、治療を平行していきながら、健康を取り戻し、同時にIWJの活動ペースを上げていきたいと思います。どうぞ、ご理解とご支援のほど、よろしくお願いします!

 IWJにとってはまだまだ険しい試練の道のりが続くと思われますが、試練は乗り越えなくてはなりません! ぜひ、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパで、ご支援をよろしくお願いいたします!!

 現状の会員数を、お知らせします。

 8月末時点での会員総数は2566人(前年同日比:1023人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますが、会員数も会費も減少しています! 近日中に、第14期におけるご寄付の月間目標額を発表させていただきます!

 経営は本当に赤字が連続し、厳しい運営状況が続いています。どうぞ、会員登録、あるいは元会員の方は、再開をよろしくお願いします!

 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な平和外交の姿勢を示すべきではないでしょうか!?

 皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆

**2023.9.9 Sat.**

調整中

========

◆中継番組表◆

**2023.9.10 Sun.**

調整中

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆昨日アップした記事はこちらです◆

【IWJ号外】ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典医師、「核酸医薬(mRNAワクチン)なるまったく不完全な、薬でもないものをばらまいて!『殺人』ですよ!『虐殺が起きた』と言ってもいい」!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518401

「東山紀之さんと森光子氏の関係は? 養子になり、莫大な遺産を手にした?」IWJの質問に東山新社長「まったくありません」他の記者からは、東山氏自身の性加害の有無に言及が!~9.7 ジャニーズ事務所 記者会見―内容:「外部専門家による再発防止特別チーム」による調査結果報告書受領後の対応について説明
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518356

「『リスクよりも利益が勝る』と厚労省はずっと言ってきた。じゃあ、その『利益』とは何なのか」レプリコンワクチンの接種が迫る中、私たち日本人がなすべきことは?~9.7「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立に関する記者会見 ―内容:会の設立とその経緯
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518359

「ワクチン後遺症に悩む人々が『話を聞いてもらえない』というのは、知る権利、幸福追求権、生存権の蹂躙では?」IWJ記者の質問に、「科学的知見の収集と専門家の評価を通じ、ワクチンの安全性を確保していく」と加藤大臣~9.8加藤勝信 厚生労働大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518378

「被害者の心の傷はそう簡単に癒えることはないと心に刻んでいただきたい」ジャニーズ事務所の記者会見を受け、最初の告発者カウアン・オカモト氏が強く要請~9.8 FCCJ主催 カウアン・オカモト氏記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518381

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! 世界最古の英国の安全保障シンクタンク王立防衛安全保障研究所(RUSI)が、ウクライナ軍の装備の損失を「持続不可能なほど大きい」と指摘! NATOによるウクライナ兵の訓練を実戦にあっていないと警告!】『NHK』も報じるが、トンチンカンなことに継続的な軍事支援の必要性を強調! 消耗戦へ引きずり込む『NHK』のプロパガンダに騙されるな!!(『The Royal United Services Institute』、2023年9月4日)

 世界最古の防衛・安全保障シンクタンクである、英国の王立防衛安全保障研究所(RUSI)が9月4日付けで、ウクライナ軍の訓練と装備を行っている西側諸国は、NATOスタイルの将校の訓練を間違っているとした報告書を発表しました。

 RUSIの報告書は、ウクライナ軍将校にNATOの戦術を訓練しても、ウクライナ軍の実戦にはあっていないため、無駄になると指摘し、これが、ウクライナ軍の反撃が遅々として進まない理由だと警告しています。

※Stormbreak: Fighting Through Russian Defences in Ukraine’s 2023 Offensive(The Royal United Services Institute、2023年9月4日)
https://www.rusi.org/explore-our-research/publications/special-resources/stormbreak-fighting-through-russian-defences-ukraines-2023-offensive

★ウクライナ軍が戦略上の誤ちによって、「負けるべくして負けている」というのは、【IWJ号外】でお伝えしたシカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授の論文や、9月6日のこの日刊IWJガイドでお伝えしたスコット・リッター氏の分析でも明らかです。

※【IWJ号外】ジョン・ミアシャイマー教授の9月3日付最新論文『負けるべくして負ける~2023年のウクライナの反攻』全文仮訳! 第1回「西側は消耗戦回避のためウクライナ軍に古典的な電撃作戦を実行することを望んだ」! 2023.9.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518338

※【IWJ号外】ミアシャイマー教授の最新論文『負けるべくして負ける』仮訳! 第2回「マスメディアが伝えない『反転攻勢』の現実! ウクライナ軍の電撃戦略に対して深層防御戦略を採るロシア軍の優位性!!」2023.9.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518350

※【IWJ号外】ジョン・ミアシャイマー教授の9月3日付最新論文『負けるべくして負ける~2023年のウクライナの反転攻勢』全文仮訳! 第3回「反転攻勢」の幻想を打ち砕き悲惨な戦後まで予言! 2023.9.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518364

※はじめに~元国連大量破壊兵器廃棄特別委員会主任査察官のスコット・リッター氏が、ロシア『RT』に寄稿!「それほど遠くない将来、ウクライナ軍は現在の防衛線を維持できなくなり、ドニエプル川以西に撤退を余儀なくされる」と分析!「平和と復興のためにはウクライナが降伏して現実を受け入れるしかない」と指摘! 敗戦国日本が新憲法で軍国主義者を排除したことを引き合いに、新憲法でのウクライナ民族主義者の排除も提言! IWJが全文仮訳!!(日刊IWJガイド、2023年9月6日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230906#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52709#idx-1

 以下は、RUSIのサイトに掲載された、「ロシアの防衛力と軍事的適応は、2023年のウクライナの攻勢にとって難題となっている」という、報告書の、IWJによる仮訳です。

 西側では、「反主流派」とみなされがちなミアシャイマー教授の論文の分析と、「主流派」であるRUSIの報告書を読み比べると、「火力の支配」の重視、特に「砲撃力の再評価」という点で重なるところも多く、「主流派」が多数を占める西側諸国の中枢も、戦争の現実を認識せざるをえなくなっていることが、わかります。また逆に、負け惜しみじみて聞こえるところもあり、その認識の差異も興味深く感じられます。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

―――――――

■【第2弾! ロシアの外国諜報機関が、米国政府がニジェールの新しい軍事政権の指導者の暗殺を企んでいると警告!】(『RT』、9月7日)

 ロシアメディア『RT』は7日、米国政府がニジェールの新しい軍事政権の指導者の暗殺を企んでいると、ロシアの外国諜報機関SVRが警告した、と報じました。

 SVRが7日に公表した評価によれば、ホワイトハウスは、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)によるニジェールへの軍事介入を避け、代理人による「秘密作戦」、つまり「暗殺」を企てているとされています。

 親欧米組織のECOWASは、失脚したモハメド・バズム大統領を復帰させるためにニジェールに圧力をかけていますが、まだ行動には移していません。旧宗主国であるフランスのマクロン大統領は、先週、ECOWASによる軍事行動を支持すると発言しました。

 しかし、SVRによれば、「米国の特殊部隊はニジェールでの暗殺を実行できるパートナーと直接協議」しており、暗殺計画を実行する候補者は、ペンタゴンの学校で特別な訓練を受けています。

 『RT』は、「米国政府とその諜報機関は、他国の要人暗殺を企てた歴史がある」と指摘しています。「CIAは外国の地における暗殺未遂の記録を持って」おり、1970年代のチャーチ委員会によって明らかにされたように、コンゴの指導者パトリス・ルムンバや、キューバの指導者フィデル・カストロは、米国政府の暗殺計画の標的であったと指摘しています。

 しかし、ジェラルド・フォード大統領は、1976年の大統領令で、米国政府のスタッフが政治的な暗殺計画に参加することを明示的に禁止し、ジミー・カーター大統領は1978年にその禁止を拡大し、1981年にロナルド・レーガン大統領が、「政治的な暗殺」と言う言葉から「政治的」を取り除きました。

 『RT』は、米国が古典的な手法「(政治的な)暗殺」に戻ろうとしているというSVRの評価の文言を引用しています。

 「アフリカの地政学的な覚醒に、驚きと不快を感じた後、ホワイトハウスは古典的で、試された方法に戻ることを決定したようだ」

※US considering assassination of Niger coup leaders(RT、2023年9月7日)
https://www.rt.com/russia/582521-us-assassinations-niger-svr/

★穏やかならぬ一報です。アフリカの旧フランス植民地であるニジェールで7月26日に起きたクーデターは、まだ終息していません。米国やフランスは、親欧米的なバズム大統領を復帰させたいのですが、軍事的な介入には慎重です。

 ニジェールでクーデターが起きると、すぐにニジェールに隣接するマリとブルキナファソが、仮にニジェールに対し、(欧米による)軍事介入があれば、ニジェールとともに戦うと表明しました。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

―――――――

■<IWJ取材報告 1>「福島雅典医師の言葉『政府は「まったく不完全な、薬とさえ言えないもの(mRNAワクチン)をばら撒いた」』に対し、加藤大臣は『ワクチンの安全性を確保していく』だけ!」~9.8加藤勝信 厚生労働大臣 定例会見

 2023年9月7日、午後2時より、東京都千代田区の厚生労働省にて、「一般社団法人ワクチン問題研究会(※)(以降、「研究会」)」設立に関する記者会見が開催されました。

※社団法人ワクチン問題研究会(ウェブサイト)
URL: https://jsvrc.jp/

 会見では、研究会代表理事・福島雅典氏(京都大学名誉教授)、業務執行理事・藤沢明徳氏(ほんべつ循環器内科クリニック院長)、業務執行理事・児玉慎一郎氏(医療法人社団それいゆ会理事長)、理事・井上正康氏(大阪市立大学名誉教授)、理事・村上康文(東京理科大学名誉教授)、そして、理事・吉野真人氏(蒲田よしのクリニック院長)の6名が登壇し、研究会設立の背景とその目的などについて説明しました。

 会見冒頭、「研究会設立の背景とその目的」の中で、福島氏は、今、日本が置かれている危機的状況の原因であるとして、医学界、そして、マスコミ・ジャーナリズムの現状を辛辣に批判しました。

 福島氏「最近は、マスコミの方が全然、訴えても話聞いてもらえなかったり、警察に訴えても門前払いだったりという話で、大事(おおごと)になっている事例がいくつかあります。(中略)我々はこういう風潮について、非常に深刻な危機感を抱いています。(中略)

 これは深刻に、私は医師として、また科学者として、今、とてつもない危機に直面している、あるいは危機が始まっていると認識しています。(中略)

 民主主義の危機ですよ。知る権利がとことん踏みにじられている。これは憲法で保障されている幸福追求権、生存権を、もう正面から無視し続けているという、この政府の態度ですよ。絶対に許せないと思います。これを深刻に受け止めて、真剣に対峙しないといけないと思っているわけです。

 明らかに、核酸医薬(※)なるまったく不完全な、薬でもないものをばらまいて。それで、あえて言いましょう、『殺人』ですよ。

※核酸医薬:DNAやRNAといった遺伝情報を司る物質「核酸」を医薬品として利用するもの

 『虐殺が起きた』と言ってもいい。これは『生物兵器によるホロコースト』に近いんじゃないんですかということですよね。あえてそこまで過激なことを言わないと、みんな覚醒しないかもしれない。何が起こっているのか。極めて中途半端ないいかげんなものが世の中に出回ったんですよ。何兆円も使ってですよ。

 何をしないといけないか。単純です。診断基準を作成して検査法を確立して、この『ワクチン接種後症候群』の実態を明らかにする。疾患の実態は明らかです。そのためには、情報を広く集め、日常診療に必要なエビデンスを集約して、普及する」。

 福島氏の冒頭あいさつに続いて、藤沢氏と児玉氏による「新型コロナワクチン接種後の疾患に関する学会症例報告」、村上氏による「検査方法開発とワーキンググループ」、そして、井上氏による「PubMed(生命科学や生物医学に関する参考文献や要約を掲載する無料検索エンジン)(※)」の説明がありました。

※PubMed(National Institutes of Health)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/

 質疑応答にて、IWJ記者は、「レプリコンワクチン」について、以下のとおり質問をしました。

IWJ記者「一点、ワクチンについてなんですけども、先日、8月5日の加藤厚労大臣の定例会見に出席しました。そこで、2024年の実用化に向けてMeiji Seikaファルマ社が開発中のm-RNAワクチンをベースとした自己増殖型の『レプリコンワクチン』の特性、つまりメリットとかデメリット、あと副反応などについての質問をしたのですが、大臣の方から返ってきた回答は、『現在、PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)の審査中で、その審査の動向を注視していく』というものだったんですけれども、もし、先生方から、このワクチンについて教えていただけることがあればお願いしたいです。よろしくお願いします」。

 これに対し、村上氏、そして、井上氏から次のような回答がありました。

村上氏「ひとつ問題なのは、人から人に広がるというふうな可能性があるのではないかと思っておりまして、そういう実験を、製薬会社がきちんとやってですね、『そういうふうな現象はない』と、そういうふうなことが言われれば、ないということが言われればいいんですが、今現在は言われておりませんし、おそらく、動物実験もやっていないということですので、私はネガティブな印象が非常に多いです。やるべきではないと思っています。

井上氏「(レプリコンワクチンは)既に、これは、第1相、2相、3相の試験が日本で始まっておりまして、1相に関しては、もう7月に大分医大で終わっております。ですから、日本人がそれを接種されるのは時間の問題である。

 そして、先ほど、村上理事がおっしゃったように、これは接種された人間の体の中で、遺伝子を増幅するような仕組みが組み込まれたのが、レプリコンワクチン(自己増殖型ワクチン)なんですね。

 ウイルスの場合は、自己増殖できないんですね。感染した人体の細胞の中で増殖システムを乗っ取る。そういうのが、今回のワクチンは自分で増殖するということで、ある意味では、人間が自然界にないウイルスを人工体として作ったのと同じようなディフィニション(定義)のもとに、ワクチンとして使われようとしている」。

 井上氏の上記の発言を受けて、福島氏は次のようにまとめました。

福島氏「一番重要なことは、薬剤疫学・科学上ですよ、『リスクはベネフィットより重んじられなければならない』。これは、薬物療法のリスクマネジメントのイロハのイなんですね。『リスクよりも利益が勝る』と厚労省はずっと言ってきた。じゃあ、その『利益』とは何なのか? 証拠を出しなさいということです。やはり、これもジャーナリズムの仕事ですよね。

 『感染は防げないけれども、重症化率が下がる』と言いながら、下がっているという証拠はどこにもないんだから。そういうふうに、国民に嘘をつく、扇動する。そして、マスコミは黙る。この声の行く先を本当に憂えています」。

 記者会見の詳細については、全編動画をご確認ください。

※全編文字起こしを作業中で、その一部は8日に号外として出しています。今後も断続的に出していく予定ですので、この機会に会員登録をしていただいて、ぜひ御覧ください。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※【IWJ号外】ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典医師、「核酸医薬(mRNAワクチン)なるまったく不完全な、薬でもないものをばらまいて!『殺人』ですよ!『虐殺が起きた』と言ってもいい」! 2023.9.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518401

■<IWJ取材報告 2>「ワクチン後遺症に悩む人々が『話を聞いてもらえない』というのは、知る権利、幸福追求権、生存権の蹂躙では?」IWJ記者の質問に、「科学的知見の収集と専門家の評価を通じ、ワクチンの安全性を確保していく」と加藤大臣~9.8加藤勝信 厚生労働大臣 定例会見

 2023年9月8日、午前9時より、東京都千代田区の厚生労働省にて、加藤勝信 厚生労働大臣の定例会見記者会見が開催されました。

 加藤大臣からの冒頭報告はなく、そのまま質疑応答の時間となりました。

 IWJ記者は、この会見の前日、9月8日に、同じく厚労省内で行われた「一般社団法人ワクチン問題研究会」の設立に関する記者会見にて表明された、同研究会の新型コロナワクチンに関する問題意識・批判について、加藤厚労大臣の考えを質すべく、以下のとおり質問をおこないました。

 IWJ記者「昨日、『一般社団法人ワクチン問題研究会』設立に関する記者会見が開催されました。代表理事の福島雅典医師は、ワクチン接種後症候群に悩む人々が『マスコミにも警察にも話を聞いてもられない』というケースが多く『民主主義の危機、知る権利がとことん踏み躙られている』と述べ、『幸福追求権、生存権を正面から無視し続けているという政府の態度は絶対に許せない』と述べました。

 福島医師は、『メッセンジャーRNAワクチン』について『核酸医薬といわれる、まったく不完全な、薬とさえ言えないものをばら撒いた』ともおっしゃっています。大臣は福島医師の主張をどのようにお受け止めでしょうか。また、メッセンジャーRNAの危険性の認識について、このような医学者の指摘があることをどのようにお考えでしょうか」。

 この質問に対して、加藤大臣は次のように回答しました。

 加藤大臣「そうした記者会見がなされたことは承知しておりますが、個々の方々の一つ一つの御意見にお答えするのは、控えさせていただきたいと思いますが、私どもとして、この新型コロナワクチンについてその品質、有効性、及び安全性。

 これはPMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)で審査をして確認をし、そして審議会における審議を得て、薬事承認がなされている。

 また、その後、ワクチンでこれを接種する中で副反応の疑い事例が出てきているわけでありますから、そうした症状については医療機関などから報告された情報を収集して、厚生科学審議会の予防接種ワクチン分科会副反応検討部会、また、薬事食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会合同で、まさに専門家によって、個別症例の評価、あるいはそれを全体で見て、集団での系統的な分析評価、そうしたことを行っていただき、必要な措置を状況、状況に応じて講じてきているところであります。

 さらに、新型のワクチンの接種後に遷延する症状、いわゆるコロナワクチン後遺症と呼ばれるものも含めて副反応が疑われる症状に関する実態調査(※)、これを本年2月から厚労省の研究班で進めているところであります。

 こうした調査を通じて、科学的な知見の収集をし、またそれを専門家に御評価いただきながら、ワクチンの安全性、これをしっかり確保していきたいと考えておりますし、また今後、新たな情報が得られれば、速やかに医療機関等に情報を提供するなど、必要な対応を図っていきたいというふうに考えております」。

 ※新型コロナワクチン接種後の遷延する症状に関する実態調査について(厚生労働省)
(第一報:2023年4月28日)
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/001092282.pdf

(第二報:2023年7月28日)
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/001126457.pdf

 自己増殖型ワクチンの接種の問題は、日本人1人1人の生命と健康にかかわる問題です。福島医師らの指摘を頭に入れた上で、加藤大臣の回答を聞いて、それぞれ納得し、安心することができたでしょうか?

 記者会見の詳細については、全編動画をご確認ください。

※加藤勝信 厚生労働大臣 定例会見(2023年9月8日)
https://www.youtube.com/watch?v=aL9CrjSkNWI&t=3s

■<IWJ取材報告 3>「被害者の心の傷はそう簡単に癒えることはないと心に刻んでいただきたい」ジャニーズ事務所の記者会見を受け、最初の告発者カウアン・オカモト氏が強く要請~9.8 FCCJ主催 カウアン・オカモト氏記者会見

 「今、ジャニーズ事務所に、僕からこれ以上何かを言うことは、もうないと思います」。

 9月8日、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏は、前日行われたジャニーズ事務所による記者会見を受け、このように表明しました。

※「東山紀之さんと森光子氏の関係は? 養子になり、莫大な遺産を手にした?」IWJの質問に東山新社長「まったくありません」と否定! 他の記者からは、東山氏自身の性加害の有無に言及が!~9.7 ジャニーズ事務所 記者会見―内容:「外部専門家による再発防止特別チーム」による調査結果報告書受領後の対応について説明 2023.9.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518356

 オカモト氏は2023年4月12日、この日と同じ日本外国特派員協会(FCCJ)で記者会見を行い、ジャニーズJr.時代に、故ジャニー喜多川氏から受けた性被害を告発しました。

※はじめに~日本の新聞・テレビが今も取り上げないタブー! ジャニー喜多川氏による性的虐待を元ジャニーズJr.の岡本カウアン氏がFCCJ会見で告発!『NHK』ディレクターの「もし大手メディアが報じていれば、ジャニーズ事務所に入らなかったか?」との質問に「大問題になっていれば、親も行かせなかったし、なかった」と回答!(日刊IWJガイド、2023年4月14日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230414#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52121

※Alleged Victim of Johnny Kitagawa Speaks Out(FCCJ、2023年4月12日)
https://www.youtube.com/live/EoWwZpOZyyk?feature=shared

 それまで英国『BBC』や『週刊文春』がジャニー氏の性加害問題を報じても、日本国内ではほとんどの大手メディアが沈黙を貫いていましたが、この4月のオカモト氏の告発がきっかけとなり、この問題がテレビや新聞でも徐々に報じられ、一般に広がっていきました。

 前日の会見で、ジャニーズ事務所がジャニー喜多川氏による性加害の事実を認め、謝罪と被害者への賠償を表明したことについて、オカモト氏は「心が少し楽になった」と述べました。

 その上で、オカモト氏は「しかし、僕を含めた被害者の方々の心の傷は、そう簡単に癒えることはないと、心に刻んでいただきたい」と、ジャニーズ事務所が今後、被害者に向き合っていく覚悟を改めて強く求めました。

 その一方、オカモト氏はこの日の会見で、加害者であるジャニー喜多川氏に対して「エンターテインメントの夢を見させてくれたジャニー氏を恨みきれない思いは、世間に『グルーミング』と言われても、今でもある」と述べ、ジャニー氏を強く非難する他の被害者たちとの距離をうかがわせました。

 そう語ってジャニー氏やジャニーズ事務所への愛着を示したオカモト氏でさえ、前日のジャニーズ事務所による会見で、「ジャニーズ事務所」という名前を使い続けると明らかにされたことについては「100%変えると思っていたので、びっくりした」と、その非常識さに驚きを隠しませんでした。

 会見の中でオカモト氏は、ジャニー氏から受けた性被害を告発したことの影響について記者に問われ、「一番辛いのは、僕のお母さん」と述べ、涙に言葉を詰まらせながら、次のように語りました。

 「お母さんがどんな思いで、僕の出来事を聞いて、日々生きているかとか、そういう気持ちも、思うことだっていっぱいある。僕はまだいいんだけど、やっぱりお母さんにはなかなか言えなかった。そういう思いは、2度とさせたくないなと思う。

 お母さんも、いろいろと誹謗中傷を浴びた。『おまえの息子は嘘つきだ』とか、『金が欲しいだけだろう』とか、『売名だろう』とか、今でも言われ続けています」。

 さらにオカモト氏は、「(ファンに)夢を与えてきたジャニーズ事務所が、裏ではそういうことをしていたというのは、みんなが衝撃だったと思うし、15歳の僕も、やられた瞬間、信じられなかった。何を信じて夢を追いかけていけばいいか、本当に悩んだ」と打ち明けました。

 前日のジャニーズ事務所の記者会見で、東山紀之新社長はジャニー氏が犯した罪に対し「鬼畜の所業」と表明し、ジャニーズJr.のプロデュースを行う子会社ジャニーズアイランドの井ノ原快彦社長は、「何てことをしてくれたんだ」と、表面上は厳しい言葉で、強い怒りをにじませました。

 こうした東山氏や井ノ原氏の「強い」発言と、この日の会見でのオカモト氏のジャニー氏への発言には、明らかな温度差が感じられました。

 これについて、記者から質問を受けたオカモト氏は、「彼が作り上げたものの中で、僕の人生の中で大事なものをたくさん得られた。それは大きなことで、消えない」と述べ、「憎しみや恨みをもって、ジャニー氏に何か復讐するというのは、僕の人生にとって無意味なこと。それよりも真実を明らかにし、こうしたことが繰り返されないようにしてほしい」と語りました。

 詳しくは、ぜひ全編動画を御覧ください。

※「被害者の心の傷はそう簡単に癒えることはないと心に刻んでいただきたい」ジャニーズ事務所の記者会見を受け、最初の告発者カウアン・オカモト氏が強く要請~9.8 FCCJ主催 カウアン・オカモト氏記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518381

■<号外を出しました>ワクチン問題研究会記者会見第2弾「こんなに多彩な病気が報告されたことは今までなかった」、「どれだけ今まで苦しかったんだろう」、「mRNAワクチンで薬害が発生することは必然だった」!

 9月7日木曜日、午後2時より、一般社団法人ワクチン問題研究会が主催する「一般社団法人ワクチン問題研究会設立に関する記者会見」が、厚生労働省会見室で開催されました。

 日本の主要マスメディアは、この記者会見をほとんど報じていません。

 新型コロナワクチンの被害を扱う情報を、『YouTube』などで公開すると、即座にバンされる(排除される)という事態が続いています。そこでIWJは、当日、『ツイキャス』で、記者会見を中継しました。ツイキャスのアーカイブで、記者会見全体をノーカットで見ることができます。

※20230907「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立に関する記者会見(IWJ_Ch5)
https://twitcasting.tv/iwj_ch5/movie/776067018

 収益性は失われますが、「バン」される危険性をまぬがれ、ネット上で確実に配信してゆく公益性を重視しました。独立メディアとしての、マスメディアが報じないタブーを報じてゆく、という使命感ゆえの決断です。

 さらに、ジャーナリズムが、新型コロナワクチン被害の深刻さについて十分に取り上げない、という批判をIWJとして重く受け止めて、この記者会見の全文文字起こしをすることにしました。この号外は、その会見の中間部約3分の1を文字起こしした、第2弾となります。

 第1弾の、ワクチン問題研究会代表理事である福島雅典医師の発言全文文字起こしは、以下でお読みください。

 福島氏は「核酸医薬なるまったく不完全な、薬でもないものをばらまいて。それで、あえて言いましょう、『殺人』ですよ。『虐殺が起きた』と言ってもいい。これは『生物兵器によるホロコースト』に近いんじゃないんですか」と強く訴えました。

※【IWJ号外】ワクチン問題研究会業務執行理事・福島雅典医師、「核酸医薬(mRNAワクチン)なるまったく不完全な、薬でもないものをばらまいて!『殺人』ですよ!『虐殺が起きた』と言ってもいい」! 2023.9.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518401

 今回お送りする第2弾では、福島氏の発言を受けて、ワクチン問題研究会業務執行理事・藤沢明徳ほんべつ循環器内科クリニック院長、同業務執行理事・児玉慎一郎医療法人社団それいゆ会理事長、同理事・村上康文東京理科大学名誉教授の発言を全文文字起こしをしました。

 藤沢氏は、日本国内における「新型コロナ接種後発症した疾患の学会症例報告」のリストを示し、一つの薬剤(mRNAワクチン)だけで「もう既に500近い学会報告が出て」、「これだけ数多くの、いろいろな病気、ありとあらゆる多彩な病気が報告されたということは今までになかった」と述べています。

 藤沢氏は、国際的な症状名として集計した「ワクチン接種後症候群」の現れ方が、「広範な全身的な病理、微小血栓、免疫的機転が存在している可能性が高くて、そのために症状は多種多彩で、疾患の場が特定できない可能性がある」と指摘しました。

 藤沢氏は、「診断基準作成、治療まで含めたガイドラインの作成」は「本来、国・厚生労働省が真っ先にやっていくべき」なのに、動かないから、「私たちがやっていかざるを得ない」と決意を表明しました。

 児玉氏は「僕自身、外来に来られた患者さん、話が理解、話が通じただけで、涙を流される患者さん、本当に多いんですよ。どれだけ今まで苦しかったんだろう。本当に毎日毎日、体感しています」と述べ、「医師としてできることは何か。『きちっとやる』ことです」と述べました。

 児玉氏は「報道機関の皆さんにお願いがあります。本当に真実を報道していただきたい。社会が向き合う、そういうブリッジをつくっていただきたい」と訴えました。

 村上氏は「ワクチン接種後後遺症」は複数の仕組みで起こる、とし、その3つの要素として、抗原であるスパイクタンパク質の毒性、脂質ナノ粒子の毒性、間違った免疫の仕組みを挙げ、「初めから薬害が発生することはもう必然だった」と指摘しました。

 村上氏は、「メッセンジャー型のワクチンは、ほとんどの場合、失敗する」と予測し、「今後、恐らくメッセンジャー型ワクチンがいろいろ現れると思いますが、しっかりここでやっておかないと、同じ薬害が連動して発生」してしまうリスクがある、と警鐘を鳴らしています。

 ワクチン問題研究会の登壇者に対する、記者からの質疑については、後日、第3弾でお送りします。

― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ―

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230909

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、木原匡康、前田啓)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト【 https://iwj.co.jp/
公式ツイッターアカウント【 https://twitter.com/iwakami_staff