日刊IWJガイド・非会員版「第12期は暫定で323万円マイナス! 本日からIWJは第13期をスタート! ご支援を!!/6時半から岩上安身による上昌広医師インタビュー」2022.8.1号~No.3609号


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■はじめに~7月末で第12期が終了! 暫定で323万円のマイナス! それでも本日8月1日からIWJは第13期のスタートを切ります! 第12期は、沢山の方々から温かいご支援をいただきました! 心より感謝申し上げます! 第12期の収支につきましては、残念ながら暫定ではありますが323万9511円のマイナスという結果になりました。正確な収支は後日集計後にご報告いたします。第13期も、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!

■【中継番組表】

■東アジアで「代理戦争」を起こすための旅なのか!? ペロシ米下院議長がアジア歴訪に出発! 焦点の台湾訪問については明らかにせず!! 中国の『環球時報』前編集長は、ペロシ氏の搭乗機とエスコートの米軍戦闘機を「撃ち落とせ」と過激なツイート! 米中電話首脳会談で、習近平氏は台湾問題について『火遊びをすればやけどするだけだ』と牽制!!

■<インタビュー告知>本日午後6時半から「新型コロナ新規感染者数で日本は世界ダントツ1位! サル痘も迫る! 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師インタビュー」を冒頭のみオープン、その後は会員限定で生配信します!

■統一教会問題「何が問題か分からない」!? 自民・福田達夫総務会長、会見での発言を即日釈明するも、「何がわからない」のかは不明のまま!! 一方、幼少時に南平台の岸信介邸に住んでいた岸防衛大臣は、会見で「統一教会の中の方と旧知であるが、それ以上の関係ではない」と苦しい答弁!

■ウクライナのミサイルが、自国民の捕虜の殺害を狙った!? ドネツクのウクライナ人捕虜収容所がウクライナ軍のミサイルによって攻撃を受け、53人が死亡! ロシア国防省とドネツク人民共和国は「ウクライナが米供与のハイマースでミサイル攻撃」と非難! ウクライナは「ロシアの戦争犯罪隠蔽のための偽旗作戦」と主張!

■<IWJ取材報告>事件から6年、相模原で集会――7.24 津久井やまゆり園事件は終らない~入所施設と地域移行の狭間で考える―登壇:成田洋樹氏(神奈川新聞記者)、松尾悦行氏(県立中井やまゆり園OB)、伊藤卓氏(横浜共生会職員)

■7月発行の「岩上安身のIWJ特報!」はロシアによるウクライナ侵攻を受けて3月3日に収録した「岩上安身によるインタビュー ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」。さらに5月30日収録「岩上安身によるインタビュー ゲスト エコノミスト田代秀敏氏」後半をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します! ぜひ、「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員に登録を!!

■【スタッフ募集・動画班】大臣会見やシンポジウムなどの中継・取材を行い、撮影した動画の編集業務を行っていただける方、動画の編集(ハイライトの作成・スーパー挿入等)が可能な方を募集します。PCによる動画の編集作業の基本ができる方を特に優遇し、最優先で募集します! もちろん、必要な研修はIWJ内にてOJTで教えていきます。経験が少なくとも、意欲ある若い方、PC操作やカメラの撮影にも、研修を受ければ習熟していけるとの自信や情熱がある方も歓迎です! 有給のインターンの募集も! 夏休みにどうですか!?
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■はじめに~7月末で第12期が終了! 暫定で323万円のマイナス! それでも本日8月1日からIWJは第13期のスタートを切ります! 第12期は、沢山の方々から温かいご支援をいただきました! 心より感謝申し上げます! 第12期の収支につきましては、残念ながら暫定ではありますが323万9511円のマイナスという結果になりました。正確な収支は後日集計後にご報告いたします。第13期も、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 第12期の収支につきましては、7月31日時点で、暫定ですが、残念ながら323万9511円のマイナスとなりました。期末が週末に重なったため、31日までのご寄付・カンパの集計の確定値は、後日改めてご報告させていただきます。第12期最後の7月31日まで、ご寄付・カンパの呼びかけにこたえてくださった皆さまに、私、岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 また、第12期の最終的な収支につきましては、9月末までに経理が決算報告書をまとめ、監査を受けてから税務署に提出します。その結果は、この日刊IWJガイドやIWJのサイト上でご報告いたします。

 第12期が仮に最終的に赤字となっても、IWJは本日8月1日より、新たな第13期のスタートを切ります。

 今期も、IWJにとってはまだまだ険しい道のりが続くと思われます。

 すでにお伝えしている通り、私、岩上安身は、キャッシュフローが足りなかったIWJに対して約1000万円を貸しています。

 第11期と第12期は、会社から報酬を受けとっていませんでした。

 当然、この間は自分の貯金を削り続けおり、個人として、経済的、物理的に、もはや限界です。これ以上は、私、岩上安身個人の力だけではいかんともしがたい状況です。

 どうかIWJ会員の皆さま全員のお力で、IWJをお支えください!

 伏してお願いいたします! どうか皆さま全員のお力で、この窮状をお助け願います!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 皆さまにおかれましても、消費税増税に加えてコロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、会員の数が足りなくなり、ご寄付が途絶えると、IWJは活動していけなくなってしまいます。

 IWJは、市民の皆さま、お一人お一人が会員となっていただくことで、政治権力におもねり、広告スポンサーに牛耳られている記者クラブメディアとは一線を画しています! 権力に不都合であっても、真実を追求し、権力の監視を行う「ウォッチドッグ」の役割を果たし続けることが市民の皆さまのお支えで可能になります。

 ウクライナ紛争が勃発してからの約5ヶ月間、IWJは徹底的に「まとも」な「公正中立」に近い報道に徹してきました。そうしたところ、米国のプロパガンダ機関と化したほぼすべての新聞、雑誌、テレビ、そしてネットの大勢とも違う「スタンス」を取り続ける結果となりました。

 その間の我々の報道を、他の米国のプロパガンダの走狗のような「報道」と比較していただければ、我々が独立メディアとしての使命をいかに果たしてきたか、ご理解いただけると存じます。

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましてはサポート会員へのアップグレードを、無料会員の皆さまにおかれましては有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで会員を新たに始めることができます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 IWJは、国民をないがしろにして、米国の「代理戦争」準備を進める政府と、そのプロパガンダ機関と成り果てたマスメディアに対して、これでいいのか! と声を上げ続けていきます!

 自民党は、日本をウクライナと同様に、米国の「代理戦争」の道具にするために、大切な国民の主権を外国に譲り渡すことを平然と行おうとしています。

 「売国」的な改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。この緊急事態条項は、国民主権と議会制民主主義を根こそぎ奪うものです。その先には、終わりのないファシズムと、国民の声に一切耳を貸さない、問答無用の戦争が待ち受けています。ウクライナと同じく、日本が米国の「代理戦争」の道具となり、戦上となることは避けられません。

 また、安倍元総理が、統一教会の信者の息子である山上容疑者に殺害されるという衝撃的な事件も起きました。

 岸信介元総理から数えて安倍元総理まで3代にわたり、岸・安倍両家は、そして自民党は、韓国という外国発の反日カルトである統一教会=国際勝共連合とは、ずぶずぶの関係にありました。「日本人が洗脳され、全財産が巻き上げられ」ようとも、「日本はサタンの国」であるとして、その日本人から財産を巻き上げるのは教義上許されるのだと正当化する犯罪的な反日カルトの活動を、警察が組織犯罪として摘発してこなかったのは、統一教会と自民党との深い癒着関係があったからです。

 「保守」「愛国者」「ナショナリスト」を自認している自民党支持者らが、なぜ黙認し続けるのか、理解できません。

 自民党が、「愛国者」政党ではないことだけは明らかですが、既存メディアも銃撃事件と行き過ぎな献金の話は詳報するものの根本の教義や、自民党がなぜ反日カルトとずぶずぶの関係なのか、という根本的・本質的な問題にほとんど立ち入りません。

 その統一教会が求める政策が、9条の改憲であり、緊急事態条項の創設であり、夫婦別姓反対であり、ジェンダーフリー反対であり、LGBT反対なのです。自民党の政策は、韓国発の反日カルトである統一教会の求める政策の焼き直しに過ぎません。

 資金面でも、選挙の際のマンパワーの面でも、統一教会に支えられてきた自民党は、政策面までも統一教会という外国の反日カルトの「使い走り」に成り下がっていると言っても過言ではありません。

 そんな反日カルト集団の言いなりとなっている自民党の改憲を、果たして許していいのでしょうか!?

 最大の問題である、緊急事態条項の阻止という、このテーマに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく、IWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

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※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからもお振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身拝

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◆中継番組表◆

**2022.8.1 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】18:30~「新型コロナ新規感染者数で日本は世界ダントツ1位! サル痘も迫る! 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師インタビュー」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 岩上安身による上昌広氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた上昌広氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%b8%8a%e6%98%8c%e5%ba%83

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◆中継番組表◆

**2022.8.2 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】18:30~「前川喜平さん講演会『子どもたちが危ない!~いま、日本の教育は~』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 府中市内で行われる前川喜平氏講演会を中継します。これまでIWJが報じてきた前川喜平氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%89%8D%E5%B7%9D%E5%96%9C%E5%B9%B3

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■東アジアで「代理戦争」を起こすための旅なのか!? ペロシ米下院議長がアジア歴訪に出発! 焦点の台湾訪問については明らかにせず!! 中国の『環球時報』前編集長は、ペロシ氏の搭乗機とエスコートの米軍戦闘機を「撃ち落とせ」と過激なツイート! 米中電話首脳会談で、習近平氏は台湾問題について『火遊びをすればやけどするだけだ』と牽制!!

 米民主党のペロシ下院議長が、台湾を訪問するのではないかと報じられています。

 7月31日付け朝日新聞は「ペロシ下院議長は29日の会見でアジアへの訪問について問われ、『とても楽しみにしている』と語った。ただ、『安全上の問題』を理由に、台湾を訪問するかどうかを含め外遊の詳細は明らかにしなかった」と報じました。

 ペロシ下院議長は米国時間の29日に出発し、日本、インドネシア、シンガポールなどを歴訪する予定です。

※ペロシ米下院議長、アジア訪問出発か 台湾訪問明らかにせず(朝日新聞デジタル、2022年7月31日)
https://www.asahi.com/articles/ASQ704SM8Q7ZUHBI00V.html

 ペロシ下院議長の台湾訪問の可能性について、最初に報じたのは、7月19日付けの英『フィナンシャル・タイムズ(FT)』でした。FTは「関係者の話」として、次のように報じています。

※Nancy Pelosi’s plan to visit Taiwan prompts outrage from China(FINANCIAL TIMES、2022年7月19日)
https://www.ft.com/content/09669099-1565-4723-86c9-84e0ca465825

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■<インタビュー告知>本日午後6時半から「新型コロナ新規感染者数で日本は世界ダントツ1位! サル痘も迫る! 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師インタビュー」を冒頭のみオープン、その後は会員限定で生配信します!

 岩上安身は本日午後6時半から、医療ガバナンス研究所理事長の上昌広医師にインタビューを行います。インタビューはIWJのYouTubeチャンネルで生配信いたします。

 新型コロナウイルス感染第7波は、新規感染者数が連日のように過去最多を更新し、現在、日本は新規感染者数で世界1位です。

 第7波では、感染力が高いとされるオミクロン株の亜型「BA.5」への置き替わりが進み、各地で医療体制の逼迫が始まっています。

 政府が行動制限に消極的な姿勢を示す中、市中では検査キットの不足も報じられています。

※抗原検査キットが“足りない” 医療機関でも不足?都内薬局は既に在庫切れも(FNNプライムオンライン、2022年7月28日)
https://www.fnn.jp/articles/-/395400

 一方、政府は、オミクロン株で重症化率が低下していることを踏まえ、第7波の収束後に、新型コロナウイルス感染症対策を見直す検討に入りました。7月30日付け東京新聞は「感染者を全数把握する仕組みの変更や、一般の医療機関で広く感染者を診療する体制の構築が中心となる」と報じました。

※政府、コロナ対策抜本見直し 全数把握停止、一般診療も(東京新聞、2022年7月30日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/192787

 上医師は、7月27日の『MAG2NEWS』への寄稿で、第7波について、「この時期に感染が拡大するのは、昨年、一昨年と同じだ。過去2年とも8月に感染はピークとなり、その後、減少に転じた。もうしばらく感染拡大は続くだろう」との予測を示しています。

 その上で上医師は「第7波対策で重要なことは、科学的エビデンスに基づき、合理的に対応することだ」と述べ、年齢を問わず、ワクチンを接種することを推奨しています。

※上昌広医師が緊急提言。第7波対策には年齢問わぬワクチン接種を(MAG2NEWS、2022年7月27日)
https://www.mag2.com/p/news/546628

 今後の見通しや有効な対策などについて、岩上安身が上医師に詳しくお話をうかがいます。

 詳しくは、ぜひ本日のインタビューをご視聴ください。インタビューは冒頭のみオープンで、その後は会員限定で配信いたします。

 仮に、その日の都合で観られなくても、会員になっていただければ、一般会員なら2ヶ月以内、見逃し配信を自由な時間に観られますし、サポート会員ならば、いつまでも、いつでも好きな時にコンテンツを無期限で視聴できます!

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【IWJ_YouTube Live】18:30~
新型コロナ新規感染者数で日本は世界ダントツ1位! サル痘も迫る! 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師インタビュー
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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■統一教会問題「何が問題か分からない」!? 自民・福田達夫総務会長、会見での発言を即日釈明するも、「何がわからない」のかは不明のまま!! 一方、幼少時に南平台の岸信介邸に住んでいた岸防衛大臣は、会見で「統一教会の中の方と旧知であるが、それ以上の関係ではない」と苦しい答弁!

 自民党の福田達夫総務会長(群馬4区)が29日、記者会見で旧統一教会について「何が問題か分からない」と発言したことについて、同日夜、釈明文を出していたことが明らかになりました。

 29日付け毎日新聞は、福田総務会長が29日の記者会見で、旧統一教会と自民党所属議員との関係について、「僕自身が個人的に全く関係がないので、なぜこんなに騒いでいるのか正直よく分からない。何が問題か僕はよく分からないと」述べたと報じました。

 毎日新聞の記事によると、福田氏はさらに「(関係を)取り立てて問題だと言うことが、本当に何か物事を良くするのか、極めて疑問に思っている」と述べたとのことです。

 一方、記事は「福田氏は29日夜、急きょコメントを発表し『社会的に問題が指摘されている団体との関係が問題であることは、言うまでもない』と説明。「そのような団体との付き合いについて『何が問題か分からない』との趣旨の発言ではない」と釈明した」と報じています。

※自民と旧統一教会の関係 福田総務会長「何が問題か分からない」(毎日新聞、2022年7月29日)
https://mainichi.jp/articles/20220729/k00/00m/010/264000c

 しかしこの記事でも、また他メディアの報道を見ても、福田総務会長が何を指して「何が問題か分からない」と発言したかについては、何の説明もしていないようです。

 これでは釈明にすらなっていないのではないでしょうか。

 一方、7月26日の会見で、旧統一教会との関係について認めた岸信夫防衛大臣は、29日の会見で、記者から集中砲火を浴びました。

※二之湯智国家公安委員長、岸信夫防衛大臣が旧統一教会との関係を認める! 岸防衛大臣は「選挙だから、支援者集めは必要なこと」と開き直り!! 山本朋広元防衛副大臣は、2017年の旧統一教会イベントで韓鶴子総裁を「マザームーン」と連呼! 当時の旧統一教会会長の名前をあげ「我々自民党に対して、たいへん大きなお力をいただいています」と感謝を表明!!(日刊IWJガイド、2022年7月29日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51130#idx-4

 以下は、29日の岸防衛大臣会見の、統一教会問題に関する質問と岸大臣の回答です。

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■ウクライナのミサイルが、自国民の捕虜の殺害を狙った!? ドネツクのウクライナ人捕虜収容所がウクライナ軍のミサイルによって攻撃を受け、53人が死亡! ロシア国防省とドネツク人民共和国は「ウクライナが米供与のハイマースでミサイル攻撃」と非難! ウクライナは「ロシアの戦争犯罪隠蔽のための偽旗作戦」と主張!

 7月30日付け共同通信は、「ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は30日のビデオ声明で、ウクライナ東部ドネツク州オレニフカにあるウクライナ人捕虜収容施設への攻撃による死者が50人になったと述べた」と報じました。

 ウクライナ紛争で、驚くべきことが起こりました。

 ウクライナ軍のミサイル攻撃で、ウクライナ人捕虜、特にネオナチ部隊のアゾフらが犠牲になったというのです。この攻撃が意図的なものならば、自国の捕虜をウクライナ軍が殺害したことになります。目的は「口封じ」のためなのか、ロシア軍に「投降」すると、このようにウクライナ軍に殺害されるという見せしめだったのか、狙いはまだ判然としません。いづれにせよ、戦史上でも、まれにみる「事件」です。

 記事によると、コナシェンコフ報道官は、「米国が供与した高機動ロケット砲システム『ハイマース』を使用したウクライナ軍による攻撃だ」と非難しました。ところが一方のウクライナ軍は「ロシアが『(自作自演の)偽旗作戦で戦争犯罪を隠蔽しようとしている』」と反発していると伝えています。

※ロシア「ウクライナの責任」強調 捕虜50人死亡で国防省(共同通信、2022年7月30日)
https://nordot.app/926085454074511360

 ロシアのメディア『RIAノーボスチ』は29日付けで、このロシア国防省の発表を次のように報じています。

 「ウクライナ軍は、アゾフ民族主義大隊(その戦闘員がロシアで刑事訴訟を受けている)の捕虜が収容されているDNR(ドネツク人民共和国)のイエレニフカ(オレニフカ)の収容施設を『ハイマース』で攻撃したと、国防省は発表した。

 『今夜、キエフ政権によって意図的に流血の挑発が行われた』と同省は述べている。

 ロシア国防省は当初、ウクライナ人捕虜の死者40人、負傷者75人と発表した。その後、DNR領土防衛本部は、53人が死亡したと明言した。

 ロシア軍省によると、ウクライナの指揮官を威嚇し、今後降伏しないようにすることが目的だったという」

※Киев ударил ракетами HIMARS по изолятору в ДНР с пленными азовцами(RIA Novosti、2022年7月29日)
https://ria.ru/20220729/obstrel-1805813274.html?utm_source=yxnews&utm_medium=desktop

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■<IWJ取材報告>事件から6年、相模原で集会――7.24 津久井やまゆり園事件は終らない~入所施設と地域移行の狭間で考える―登壇:成田洋樹氏(神奈川新聞記者)、松尾悦行氏(県立中井やまゆり園OB)、伊藤卓氏(横浜共生会職員)

 7月24日午後1時30分より、神奈川県相模原市のソレイユさがみにて、「津久井やまゆり園事件を考え続ける会」の主催により、「津久井やまゆり園事件は終らない~入所施設と地域移行の狭間で考える」集会が開催されました。

 登壇者は、福祉新聞記者の福田敏克氏、神奈川新聞記者の成田洋樹氏、県立中井やまゆり園OBで社会福祉士の松尾悦行(よしゆき)氏、横浜共生会職員の伊藤卓(まさる)氏の4名です。

 2016年7月26日、神奈川県相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で元同施設の職員だった植松聖(さとし)死刑因が、入所者19人を殺害、職員等26人に重軽傷を負わせた事件から6年が経過しました。

 「津久井やまゆり園事件を考え続ける会」世話人の杉浦幹(もとき)氏は、「津久井やまゆり園事件が起きてのち、いろんなところで集まりをもった人たちがだんだん集まってきて『考え続ける会』というかたちで始まった」と述べ、「いろんな考え方があって(中略)、それぞれの考え方、思いを尊重して、この場を作っていく、そんなスタンスで6年間続けてきました」と語りました。

 福祉新聞記者の福田氏は、「匿名(追悼式で犠牲者19人の氏名が伏せられ、遺影もなかった)」の問題について、「匿名問題を考え続けなければいけない。どうすれば匿名にしなくても済む世の中になるのかについて、考え続けなければならない」と語気を強めました。

 神奈川新聞記者の成田氏は、「事件で問われたのは、差別感を膨らませて犯行に及んだ彼(植松死刑囚)ただ一人ではない。障害の有無や程度で、学ぶ場所、暮らす場所、活動する場所を厳然として『分ける社会』のありようがあり、その『分ける社会』を形づくっている私たち一人ひとりも問われている」として、以下のように結論づけました。

 「施設を全否定するつもりはないが、施設で長期間暮らさざるを得ないという状況は改善されるべきだし、(中略)地域で普通に暮らす、この『普通に暮らす』というところをもう少し、もっと考えていかなくてはいけないと思っています」。

 松尾氏は、昨今職員による入所者への虐待疑いが多数報道され、現在、外部調査委員会が調査を続行中である神奈川県の障害者施設「中井やまゆり園」のOBです。

 松尾氏は、行政の障害者福祉施策、制度のしくみについて批判や提言を行い、次のように自身の発言を締めくくりました。

 「問われているのは、やっぱり、本人が意思決定をした暮らしの場で、本当に豊かに暮らせることをどう実現するか。ここにかかっていると思うので、そういった意味で、入所施設はまだまだ必要だと、私は思います」。

 障害の有無や年齢に関わらず、誰もが当たり前の生活を、自分たちの地域の中で営むことのできる社会の実現を目指す、社会福祉法人「横浜共生会」の職員である伊藤氏は、入所施設・グループホームでの自身の経験を紹介しつつ、以下のように語りました。

 「やっぱり、何が言いたいかというと、人生楽しみたいですよね。(中略)『どういう暮らしがしたい』っていうのをお手伝いしていきたい。楽しい暮らしをお手伝いしたい。お手伝いの仕方というのは、大きい集団より小さい集団のほうがやりやすかったり、小さい集団よりも一人の方がやりやすかったり、そういう意味では、入所施設よりもグループホームを選びますし、グループホームよりも一人暮らしを選びます。

 ただ、『どっちがいい、どっちが悪い』というのはどっちもないと思います。それぞれの良さ、それぞれの利点。それぞれが徹底した個別支援をしていれば、どっちがいい悪いというのはないだろうと思っています」。

 詳しくは、ぜひ全編動画を御覧ください。

※事件から6年、相模原で集会――7.24 津久井やまゆり園事件は終らない~入所施設と地域移行の狭間で考える―登壇:成田洋樹氏(神奈川新聞記者)、松尾悦行氏(県立中井やまゆり園OB)、伊藤卓氏(横浜共生会職員)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/508930

■7月発行の「岩上安身のIWJ特報!」はロシアによるウクライナ侵攻を受けて3月3日に収録した「岩上安身によるインタビュー ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」。さらに5月30日収録「岩上安身によるインタビュー ゲスト エコノミスト田代秀敏氏」後半をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します! ぜひ、「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員に登録を!!

 IWJではメルマガサイト「まぐまぐ」で、「岩上安身によるインタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!」として、毎月発行しています。

 7月は、5月6月に引き続き、3月3日収録の「ロシア軍侵攻で世界に衝撃! 東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」の後半部分を発行いたします。

 第564号(その7)と第565号(その8)をもちまして、完結です。

 各号の大まかな内容がわかるよう、以下に目次を掲載します。ぜひ、ご一読ください。

(第564号の目次)
・「国際法違反の国に代償を払わせるか、第3次世界大戦か」という選択肢を口にするバイデン大統領の怖さ!
・ノルドストリーム2は現代の3B政策!? 覇権国家アメリカが分断したいエネルギー生産地と消費地の結びつき!
・EUの政策は戦争終結ではなく拡大? 非NATO国のスウェーデンまで米国に引きずりこまれてウクライナへ武器供与!

(第565号の目次)
・「悪者はロシア」の構図で全世界のメディアをコントロールする米国!「それを見て中国は方針転換、ロシアと距離おいた」
・外交問題評議会会長が「核使用も排除されず」とツイート! ウクライナに核を持たせて使用させる思惑か!?
・一般教書演説でウクライナの現状に触れ、「長い時間をかけて準備した」工作の結果だと勝ち誇るバイデン大統領!
・これまでのドンバスの問題を踏まえれば、プーチンは決して「自分が間違っている」とは思わないだろう

 さらに、新たに今年5月30日に収録した「『長期化するウクライナ紛争~米国の代理戦争の代償』『米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓』(第4回)~岩上安身によるインタビュー第1078回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏」から、後半部分「米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します。

 7月は第566号(その1)と第567号(その2)を発行し、8月に続きます。

 田代氏がグレアム・アリソンの著書の根本的な間違いを指摘。そしてアテナイとスパルタの戦いを、歴史的事実にそって解説するくだりは、このインタビューのクライマックスです。

 これは現在、世界中が巻き込まれている、米国と中国の覇権争いの行方を理解する上で、重要なヒントが示されています。「歴史は繰り返さないが、歴史は韻を踏む」からです。

 各号の大まかな内容がわかるよう、以下に目次を掲載します。ぜひ、ご一読ください。

(第566号の目次)
・覇権国のアテネを「新興国」としたアリソン本の要約は間違い!?「ハーバードでこんなレポート出したら登校禁止だ」
・歴史は繰り返さないが「韻を踏む」! 似ているパターンが出てきて変化。だから、元のリズムをよく見ること!
・紀元前600年、「硬貨と数字」の出現が思考の大変革をもたらす! 都市国家同士が同じ価値を共有、交易ゾーンが大きく広がる!

(第567号の目次)
・パルテノン神殿は防衛費の金庫だった!? ペルシャの再侵攻に備えて同盟都市から集めた拠出金をアテネが独占!
・都市国家による安全保障の同盟を利用してアテネ中心の「TPP」が完成! 基軸通貨もアテネの貨幣に!
・人の集まる裁判所や劇場で銀貨を配布、貨幣専用の市場で使わせ普及促進! 銀行ができ、投資や信用取引もスタート!
・自国の法律を他国に適用しようとするアテネ。民主主義発祥の地は「帝国主義発祥の地」でもあった!
・抑圧的で何をしでかすかわからないアテネ。その同盟国は属国!「貢ぐのをやめたら攻めてくる」
・「民主的」なアテネで演説上手な者が戦争を煽る「気まぐれなデモクラシー」。今のアメリカの姿と重なる!

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 また、孫崎氏に行ったインタビューは、以下のURLから御覧いただけます。こちらもぜひあわせて御覧ください。

※「この国(日本)には考える場所がない」東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ危機」が同時に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第1066回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.1.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501593

※「米国の方が現状変更」!「東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(続編)」~岩上安身によるインタビュー 第1067回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.1.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501693

※ウクライナ東部独立は悪? 東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(第3回)~岩上安身によるインタビュー 第1068回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.2.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502334

※ロシア軍侵攻で世界に衝撃!東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)~岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.3.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503032

 また、2014年のユーロマイダンの騒乱と、ヤヌコビッチ政権の崩壊、ロシアによるクリミア編入とウクライナ東部の戦闘、停戦協定である「ミンスク合意」へと経過を辿ってきた一連のウクライナ危機については、以下の特集も、ぜひあわせて御覧ください。

※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine

 また、田代氏へのインタビューは、以下のURLから御覧いただけます。こちらもぜひあわせて御覧ください。

※「米国の代理戦争が引き起こす食糧・エネルギー不足により『狂乱物価』の大波が日本を襲う!」~岩上安身によるインタビュー第1074回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2022.5.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505554

※「今や世界経済の大転換機、世界は人口減少期にはいった! 米国の代理戦争が引き起こす食料・エネルギー不足により『狂乱物価』の大波が日本を襲う!」(第2回)~岩上安身によるインタビュー第1075回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 2022.5.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505807

※「米国の代理戦争が引き起こす食料・エネルギー不足により『狂乱物価』の大波が日本を襲う!」(第3回)~岩上安身によるインタビュー第1076回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 2022.5.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506112

※「長期化するウクライナ紛争~米国の代理戦争の代償」「米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓」(第4回)~岩上安身によるインタビュー第1078回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 2022.5.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506591

■【スタッフ募集・動画班】大臣会見やシンポジウムなどの中継・取材を行い、撮影した動画の編集業務を行っていただける方、動画の編集(ハイライトの作成・スーパー挿入等)が可能な方を募集します。PCによる動画の編集作業の基本ができる方を特に優遇し、最優先で募集します! もちろん、必要な研修はIWJ内にてOJTで教えていきます。経験が少なくとも、意欲ある若い方、PC操作やカメラの撮影にも、研修を受ければ習熟していけるとの自信や情熱がある方も歓迎です! 有給のインターンの募集も! 夏休みにどうですか!?

 時給は経験・ノウハウのある方ならば1300円から、能力・実績次第で昇給します。超過勤務の残業手当や深夜業務による手当は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

 雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。副業としての雇用や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 また、夏休み中に有給のインターンも募集しています。給与の条件(時給等)は一般スタッフと同じです。学生の皆さま、どうでしょうか!?

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220801

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、浜本信貴、城石裕幸、中村尚貴)

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