日刊IWJガイド・非会員版「本日岸田新政権組閣! 甘利幹事長はNHKでUR口利き疑惑について『秘書がやった。自分はまったく知らなかった』秘書に責任転嫁! 『国会招致という趣旨には合わない』と身勝手な主張!」2021.10.04号~No.3308号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに〜本日、清新さの全くない岸田文雄新政権組閣、甘利明幹事長はNHK『日曜討論』で「論功行賞人事」との批判に「岸田イズムの適材適所」だと主張! 一方、参院広島河井夫妻をめぐる党本部からの1億5000万円については「説明と領収書はピシッとあっている」として3000万円が不透明なままなのに再調査も再説明も否定! 自らのUR口利き疑惑は「秘書がやった。自分はまったく知らなかった」と秘書に責任転嫁、「国会招致という趣旨には合わない」とどこまでも身勝手な言い分!

■10月に入って4日! 9月のご寄付・カンパは暫定ながら目標額の55%にとどまり、190万円以上も不足に! どうか経済危機のIWJに皆さまの緊急のご支援をお願いいたします!

■【中継番組表】

■日本の大手メディアは報じない!「自由や民主主義、法の支配といった普遍的の価値観」を謳う米国は、ニューヨークで開催された国連の人種差別に反対するダーバン宣言20周年記念会合を欠席! 中国は「彼らが人種差別に反対し、反人種主義の国際協力に参加する意志があるかどうかを疑わせる」と批判!米国が主導し、欧州日本が追随する「普遍的価値観を共有するグループ」は「人種差別反対」を普遍的価値とは認めないのか!?

■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時から、2016年収録「甘利明・前経済再生相が雲隠れ!?『甘利問題』を風化させるな!自民党が提出した睡眠障害の診断書は循環器内科医が書いていた!~岩上安身によるインタビュー 第626回 ゲスト『甘利前大臣疑惑追及チーム』座長・大西健介衆議院議員」を冒頭のみオープンで、その後は会員限定で再配信します!

■<新記事紹介>「精密誘導ミサイルの配備、これは絶対だと思っています」〜元自民総裁選候補で高市早苗現政調会長の「電磁パルスで敵基地無力化」論・防衛論を検証する(その2)
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■はじめに〜本日、清新さの全くない岸田文雄新政権組閣、甘利明幹事長はNHK『日曜討論』で「論功行賞人事」との批判に「岸田イズムの適材適所」だと主張! 一方、参院広島河井夫妻をめぐる党本部からの1億5000万円については「説明と領収書はピシッとあっている」として3000万円が不透明なままなのに再調査も再説明も否定! 自らのUR口利き疑惑は「秘書がやった。自分はまったく知らなかった」と秘書に責任転嫁、「国会招致という趣旨には合わない」とどこまでも身勝手な言い分!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 菅義偉内閣は、本日4日午前の閣議で閣僚の辞表を取りまとめ、内閣が総辞職します。

 その後、午後の衆参両院の本会議で首班指名が行われ、新しい総理大臣が決まります。国会各会派の議席数から、自民党の岸田文雄新総裁が第100代総理大臣に就任することは確実視されています。

 その後、新閣僚が発表され、夕方には皇居で総理大臣の親任式と閣僚の認証式が行われます。

 夜、首相官邸で総理記者会見、初閣議と記念撮影、各大臣の記者会見が行われ、その後、深夜にかけて各大臣が担当省庁で記者会見を行うのが慣例でした。

 予想される岸田内閣の顔ぶれは以下の通りです。顔ぶれをみると論功行賞以外のなにものでもないのが分かります。

【首相】岸田文雄(64)(岸田派)衆[9回]広島1区:元政調会長 

【財務相】鈴木俊一(68)(麻生派)衆[9回]岩手2区:元総務会長・再入閣

【総務相】金子恭之(60)(岸田派)衆[7回]熊本4区:元国交副大臣・初入閣

【法相】古川禎久(56)(無派閥)衆[6回]宮崎3区:元財務副大臣・初入閣

【外相】茂木敏充(65)(竹下派)衆[9回]栃木第5区:外相・再任

【文科相】末松信介(65)(細田派)参[3回]兵庫県選挙区:参院国対委員長・初入閣

【厚労相】後藤茂之(65)(無派閥)衆[6回]長野4区:元法務副大臣・初入閣

【農水相】金子原二郎(77)(岸田派)参[2回]衆[5回]長崎4区:前参院予算委員長・初入閣

【経産相】萩生田光一(58)(細田派)衆[5回]東京24区:文科相・横滑り

【国交相】斉藤鉄夫(69)<公明党>衆[9回]比例中国ブロック:公明党副代表・再入閣 

【環境相】山口壮(67)(二階派)衆[6回]兵庫12区:元外務副大臣・初入閣

【防衛相】岸信夫(62)(細田派)衆[3回]参[2回]山口2区:防衛相・再任 

【官房長官】松野博一(59)(細田派)衆[7回]千葉3区:元文科相・再入閣 

【復興相】西銘恒三郎(67)(竹下派)衆[5回]沖縄4区:元経産副大臣・初入閣(沖縄北方兼務)

【国家公安委員長】二之湯智(77)(竹下派)参[3回]京都府選挙区:参院政審会長・初入閣

【経済再生担当相】山際大志郎(53)(麻生派)衆[5回]神奈川18区:元経産副大臣・初入閣

【経済安保担当相】小林鷹之(46)(二階派)衆[3回]千葉2区:元防衛大臣政務官・初入閣(科学技術・宇宙兼務)

【デジタル相】牧島かれん(44)(麻生派)衆[3回]神奈川17区:自民党青年局長・初入閣(行革・規制改革兼務)

【ワクチン担当相】堀内詔子(55)(岸田派)衆[3回]山梨2区:環境副大臣・初入閣(五輪兼務)

【少子化相】野田聖子(61)(無派閥)衆[9回]岐阜1区:元総務相・再入閣(女性活躍・男女共同参画・地方創生など兼務)

【万博相】若宮健嗣(60)(竹下派)衆[4回]東京5区:元防衛副大臣・初入閣

 しかし2日付け読売新聞は、「政府は、4日に発足する岸田内閣の新閣僚による就任記者会見について、慣例として首相官邸で順番に行ってきた会見を取りやめ、各省庁での会見だけとすることを決めた」と報じました。

※【独自】岸田内閣、新閣僚「深夜の就任会見」廃止…省庁での1回のみに(読売新聞、2021年10月2日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0ccc949f48ed216941bc50b53c4cec2ddd074ba

 一方、昨日3日朝のNHK『日曜討論』には、自民党の甘利明幹事長、立憲民主党の枝野幸男代表、日本共産党の志位和夫委員長、日本維新の会の片山虎之助共同代表、国民民主党の玉木雄一郎代表が出演しました。番組名には「討論」とついていますが、スタジオに呼んだ各党代表を時間差で入れ替える個別インタビューでした。

 この中で甘利幹事長は、党役員人事と組閣人事について「新総裁は、老壮青、適材適所で党の役員も組閣でもされている」と主張。

 これに対して番組キャスターの伊藤雅之氏が「役員人事を見ると、総裁選の論功行賞、あるいは派閥や実力者へ配慮したものではないかという指摘もあるが、甘利さんはどう考えるか?」と質問すると「岸田総裁自身のお考えだ」と応じ、「先入観念を打ち破った人事。これから行われる組閣も、岸田イズムが反映されたものになる」と、伊藤キャスターの指摘を否定しました。

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■10月に入って4日! 9月のご寄付・カンパは暫定ながら目標額の55%にとどまり、190万円以上も不足に! どうか経済危機のIWJに皆さまの緊急のご支援をお願いいたします!

 10月に入って4日が経ちました。IWJの第12期も3ヶ月目に入ります。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算の見通しを立てさせていただきました。その上で、今期の会費収入は、7月時点で前期より10%の減少と予想し(第11期実績、6200万円、第12期予想6000万円)、ご寄付・カンパの目標額を月額420万円(年間5040万円)とさせていただきました。前期の目標額は月間450万円でしたから、さらに緊縮して30万円下げております。

 それでも、コロナ禍の続く現状を見ていると、会費・ご寄付・カンパ等の収入は、予測を下回ってしまうかもしれません。何とぞ、皆さまのご支援、ご協力をお願いいたします。

 9月にお寄せいただいたご寄付・カンパは、暫定ですが、218件、229万5400円となっています。ご寄付・カンパいただいた皆さま、本当にありがとうございます。
 
 9月の上記の金額は、月間目標額の420万円の約55%にとどまりました。9月だけでも190万4600円の不足となってしまいました。

 さらにIWJは、赤字でキャッシュフローの足りなかった8月を乗り切るため、100万円を岩上安身から借り入れました。すでにお伝えしている通り、IWJは、岩上安身に前期だけで993万5000円借り入れており、今回の100万円とあわせて1093万円を借り入れてしまっています。

 個人から1000万円を超えるお金を会社に貸す、というのは大変なことです。第12期のスタートにあたって、岩上安身は前期も途中から無報酬で働いておりましたが、今期も1年間、無報酬で働くことを決めています。これ以上、会社が岩上安身に頼るのは苦しい状況です。

 どうか皆さまのお力で、IWJをお支えください!

 コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています!

 IWJも例にもれず、前期の第11期に、突然のコロナ禍とコロナに伴う経済的危機の影響により、残念なことですが、会員数が大幅に減少してしまいました。

 9月30日時点の会員総数は3526人で前月同日比で63人減、前年同日比で810人も減少してしまいました。

 どうぞ、IWJを、ご友人、知人にご紹介いただき、会員になっていただけるよう、御口添えをお願いいたします。

 会費とご寄付・カンパがIWJを支える収入の2本柱ですので、会員の減少は即、会費の減少につながり、ご寄付への依存度がどうしても上がってしまうことになります。

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまにご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、特定のスポンサーをもたないことで、縛られず、何者にも忖度せずに、真実をお伝えしてゆくのが、独立メディアであるIWJの存在意義です。

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます。

 その会費と、月々、皆さまからお寄せいただく、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのためになる真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 自民党総裁選が終わり、蓋を開けてみれば、結局は、安倍・菅政権を継承することを前面に打ち出した岸田文雄氏が新総裁に選ばれ、麻生氏が副総裁、甘利氏が幹事長、高市氏が政調会長と、連日「何も変わらない・変えさせない」人事が聞こえてきます。

 それでも、このあとには衆議院選挙を控えており、その際には、報道と言論の力によって日本を変え、破滅的な戦争への道からまぬがれることはできるはずだと我々は信じています。またそうならなければ、日本は本当に滅んでしまいます。

 現在、政府・与党は、このコロナ禍のただ中にもかかわらず、日本列島を中国のミサイルを吸収する「ミサイルホイホイ」にするという米軍戦略に追随し、自殺行為とも言える中距離ミサイルを配備する用意をしています。

 政調会長のポストを得た高市氏は、総裁選中、「電磁パルスで敵基地を無力化」などというトンデモ発言をしていましたが、問題発言はそれだけではありません。高市氏は、中距離ミサイルの配備は「絶対です」とまで公言していました。

※自民党総裁候補・高市早苗氏の「核爆発による電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者にきく!(その3) 元防衛省キャリアで元内閣官房副長官補の柳澤協二氏は「漫画の読みすぎなのかもしれない。もっと現実の政策にもとづく議論をすべき」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496610

 安倍・菅政権をそのまま継承することになるであろう岸田政権は、いよいよ改憲政権になる可能性があります。岸田新総裁もまた、緊急事態条項を堂々と憲法に導入する安倍改憲の支持者です。

 岸田文雄氏は、本来は、リベラルの色彩が強い宏池会出身ですが、2012年の第2次安倍内閣成立以降、右傾化がはなはだしかった安倍・菅政権の約10年の間ずっとその内部で支えてきた人物です。よく言えば、順応性が高い人物といえるでしょう。

 急に新総裁になって目がさめて、宏池会の伝統のハト派になりましたあー!などということは、まずありません。

 改憲による緊急事態条項の導入も、実現すれば、ナチスと変わらない独裁内閣が実現し、どんな無茶な国民への「命令」であろうと、法律と同じ効力をもつ「政令」として出せるようになります。

 もし、次の衆議院選挙で改憲勢力を勝たせるような投票行動を国民がすれば、危険な緊急事態条項が憲法に組み込まれてしまいます。

※コロナ「冬の第6波」に向けて日本はコロナとどう向き合うのか~オリパラ強行開催が残した課題と感染症に強い社会づくりへ向けた新しい政治 ~岩上安身によるインタビュー 第1053回 ゲスト 日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496626

 自民党は、中国、北朝鮮など「仮想敵国」に対する態度に硬軟はあるものの、岸田氏も含め、日米安保を外交方針の基軸としたまま、米国任せ、「思考停止」している点では共通しています。自民党が「日本を戦争できる国にする」改憲を進めるのも、米国の意向に沿っているからです。

 ここで、日本人全員が気づかなくてはいけないのは、日本がいつまで米国の庇護を当てにしていられるのか、という問題です。高市早苗氏のような人が、中国との戦争の戦端を切ったあと、米軍が日本を守るために大きな犠牲を払って中国と戦ってくれると本気で思っているのですか?という問いです。

 8月に米軍が20年間に及んだアフガニスタン戦争を終え、全軍を撤退させました。米軍は、9.11の報復として、アルカイダを匿っているという理由でアフガンにミサイルの雨を降らせて侵攻し、「大量破壊兵器」を持っていると虚偽の言いがかりをつけて、次にイラクをまるごと破壊しました。

 その結果はどうなったでしょうか?

 米軍がアフガニスタンで20年も侵略戦争を行い、あげく樹立した親米傀儡政権を無責任にも「もはや米国の国益ではない」と損切り。米軍と20年間戦ってきたタリバンは、あっという間に支配地域をほぼ全土に拡大し、首都カブールに無血入城を果たしました。

 呆れるのは他国を侵略しておいて、コストが見あわないとか、米軍兵士の犠牲が多いなどと判断した時の、米軍・米国の薄情さ、逃げ足の速さです。

 こんな米軍が、日米安保にもとづき、自分たちをいざという時に守ってくれるだろう、などと信じている方が、さすがにどうかしていると言わざるをえません。彼らは、いざという時には守ってくれず、逃げ出す連中なのだ、ということが誰の目にも明らかになったはずです。

 誰の目にも、と書きましたが、我が日本では、まだ多くの人が目を覚ましていません。まだまだ国民の多くは、目を覚まさず、「日米安保」という「御神体」を拝んで、「日米安保基軸」とマントラを唱え続けているのが現状です。

 こうした日米安保カルトの洗脳が解けるには、まだ相当な時間と一定のショックが必要なのかもしれません。それが、愚かな戦争と再度の徹底した敗北なのだとしたら、あまりに犠牲が大き過ぎます。

 今年の衆議院選挙は、与党を中心とした属米改憲勢力を落選させ、最低限、衆議院の議席の3分の2以下にまで減らして、改憲発議ができないようにしなければいけません。

 そうでないと、改憲による緊急事態条項導入が即座に現実のものとなってしまいます。そして本当に頭のネジが何本か外れた対米依存症の政治家と、米国の言うことを追認するだけの官僚、今ですら「忖度」ばかりの御用メディアがさらに「大本営発表」のプロパガンダ一色にしてしまって、しなくてもいい戦争をしてしまい、地獄を見ることが現実のものとなってしまう可能性があります。

 今年秋の総選挙は、日本という国の生存、存続がかかった、最後の、重要な選挙となるかもしれないのです。

 属米改憲勢力が大勝するようなことがあれば、報道の自由も言論の自由もなくなり、IWJの存続ももちろん不可能になると思います。

 一部の野党だけでなく、多くのメディアが既に権力に屈していることは、自らスポンサーとなった東京五輪を巡る報道や、民放連が自主規制なしに改憲CMを受け入れると開き直っている姿勢を見れば一目瞭然です。

 先述した通り、高市早苗氏の、テレビ生放送中の重大な問題発言も、ほとんどのマスメディアが、「問題視」せず、ベタ記事程度ですませています。会見などで質問し、問題視し続けているのはいまだにIWJだけ、というのが、この国の報道・言論の鈍感さ・思考放棄・事なかれ主義のあらわれなのです。

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(前編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496407

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(後編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496442

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その1)石破茂氏は「核爆発を伴うものであり、NPT体制と不整合」と述べる!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496596

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その2)岸田文雄氏は「核保有、これはまったく、するべきではない、私は絶対に我が国は核兵器をもつべきではない」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496601

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その3) 柳澤協二氏は「アメリカはまったくそんなことを考えていない。もっと現実の政策にもとづく議論をすべき」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496610

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると考えています。

 決して負けられないこの戦いに、IWJとともに、ぜひ皆さまにも一緒に参戦していただきたいと思います。前線には我々が立ち、売国的な権力に挑みます。皆さまにはぜひ、後方支援となる会員登録とご寄付・カンパをどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 12年目となるIWJへ、皆さまからの温かいご支援を、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。(クレジットカードの場合は、上記URLからお入りください)

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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◆中継番組表◆

**2021.10.4 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】10:30~「河野太郎新型コロナワクチン接種推進担当大臣記者会見」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 河野太郎新型コロナワクチン接種推進担当大臣の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた河野太郎大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B2%B3%E9%87%8E%E5%A4%AA%E9%83%8E

【IWJ・Ch5】11:30~「日本共産党 国会議員団 総会」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 日本共産党の国会議員団総会を中継します。これまでIWJが報じてきた日本共産党関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A

【タイムリー再配信 1007・IWJ_YouTube Live】20:00~「甘利明・前経済再生相が雲隠れ!?『甘利問題』を風化させるな!自民党が提出した睡眠障害の診断書は循環器内科医が書いていた!~岩上安身によるインタビュー 第626回 ゲスト『甘利前大臣疑惑追及チーム』座長・大西健介衆議院議員」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2016年3月に収録した、岩上安身による大西健介氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた甘利明氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%94%98%e5%88%a9%e6%98%8e

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/292244

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◆中継番組表2◆

**2021.10.5 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 1008・IWJ_YouTube Live】20:00~
「雲隠れ」を続ける甘利明氏を刑事告発!あっせん利得罪の構成要件「請託」「権限行使」「財産上の利益を収受」すべて揃った滅多にない事件だ ~岩上安身によるインタビュー 第631回 ゲスト 宮里邦雄弁護士
視聴URL(フルオープン配信):https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2016年3月に収録した、岩上安身による宮里邦雄弁護士インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた甘利明氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%94%98%e5%88%a9%e6%98%8e

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/293990

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「重症者以外は入院させない」入院制限について、IWJは上昌広医師に取材! 上医師は「保健所の負担が大きいので、中軽症患者は見捨てた」!「病床不足は国立病院機構や尾身さんの病院を全部空ければいい」「厚労大臣は辞職もの!」と一刀両断!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497025

【第524-526号】岩上安身のIWJ特報! 日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 日本は「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! 岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー 外交安全保障編
https://twitter.com/iwakami_staff/status/1444272984550637573

◆昨日テキストアップした記事はこちら◆

コロナ禍で米中覇権交代が加速か!?「帝国の墓場」アフガニスタンから米軍が撤退! 中国の後ろ盾を得たタリバン新政権に国際社会はどう応じる!?〜9.5岩上安身による第1050回 ゲスト 放送大学名誉教授高橋和夫氏
https://twitter.com/iwakami_staff/status/1444227061929820164

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■日本の大手メディアは報じない!「自由や民主主義、法の支配といった普遍的の価値観」を謳う米国は、ニューヨークで開催された国連の人種差別に反対するダーバン宣言20周年記念会合を欠席! 中国は「彼らが人種差別に反対し、反人種主義の国際協力に参加する意志があるかどうかを疑わせる」と批判!米国が主導し、欧州日本が追随する「普遍的価値観を共有するグループ」は「人種差別反対」を普遍的価値とは認めないのか!?

 ニューヨークにある国連本部で開催された第76回国連総会一般討論演説が、9月21日から27日までの6日間の全日程を終了しました。加盟国193カ国の首脳らがそれぞれ演説を行いましたが、アフガニスタンとミャンマー2カ国は演説を見送っています。

 菅義偉総理も24日に登壇し、「強靭な国際保健システムの構築」、「グリーンで持続可能な社会の実現」、「法の支配に基づく、自由で開かれた国際秩序の重要性」、「より平和で安全な国際社会の実現」を訴えました。

 3番目の「法の支配に基づく、自由で開かれた国際秩序の重要性」では、「地域、そして世界の平和と繁栄のため、先人たちが築き上げてきた、自由、民主、人権、法の支配といった普遍的価値を貫徹していかねばなりません。私は、力ではなく、自由で開かれた国際秩序こそが、その根底にあるべきと確信しています」と述べ、「これを実現するためのビジョンが『自由で開かれたインド太平洋』だと強調しました。

 同日、ワシントンのホワイトハウスで発表されたクアッド共同声明と呼応する内容でした。

※はじめに~米国の・バイデン大統領と中国の習近平主席が国連で演説! バイデン大統領「新しい冷戦は望まない」! 習近平主席「民主主義はどこかの国の専売特許ではなく、各国人民の権利である」 !(2021年9月23日、日刊IWJ)
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210923#idx-1

※国連総会一般討論(外務省、2021年9月28日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/unsokai/toron.html

※第76回国連総会における菅総理大臣一般討論演説(外務省、2021年9月24日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/unp_a/page4_005422.html

 菅総理が国連総会で演説し、クアッド首脳による共同声明が発表された24日、中国では中国外交部の趙立堅報道官による定例記者会見が開かれました。同会見で、『The Paper』紙が、ダーバン宣言について質問しました。

※Foreign Ministry Spokesperson Zhao Lijian’s Regular Press Conference on September 24, 2021(「趙立堅報道官の定例記者会見」中国外交部、2021年9月24日)
https://www.fmprc.gov.cn/mfa_eng/xwfw_665399/s2510_665401/2511_665403/t1909582.shtml

 ダーバン宣言とは、2001年9月に、国連の「人種主義、人種差別、排外主義および関連する不寛容に反対する世界会議」で採択された植民地の過去を正す宣言です。日本も台湾、朝鮮半島の植民地支配とアジア諸国に対する侵略戦争への反省を迫られています。

 クアッド首脳会談の2日前、9月22日の国連総会で、ダーバン宣言の採択から20年を記念して「ダーバン宣言・行動計画」採択20周年記念ハイレベル会合が開かれ、国の責任で人種差別をなくさなければならないとした政治宣言が採択されました。

※ダーバン宣言20年(しんぶん赤旗、2021年9月25日)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-09-25/2021092502_01_0.html

 残念ながら、この「ダーバン宣言・行動計画」採択20周年記念ハイレベル会合について、日本国内の大手メディアでは黙殺されており、『しんぶん赤旗』が取り上げた他は、ほとんど取り上げませんでした。

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■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時から、2016年収録「甘利明・前経済再生相が雲隠れ!?『甘利問題』を風化させるな!自民党が提出した睡眠障害の診断書は循環器内科医が書いていた!~岩上安身によるインタビュー 第626回 ゲスト『甘利前大臣疑惑追及チーム』座長・大西健介衆議院議員」を冒頭のみオープンで、その後は会員限定で再配信します!

 岸田文雄新総裁による自民党新執行部が1日、発足しました。

 幹事長には甘利明氏、総務会長に福田達夫氏、政調会長に高市早苗氏、選挙対策委員長に遠藤利明氏、幹事長代行に梶山弘志氏、組織運動本部長に小渕優子氏、広報本部長に河野太郎氏。

 1日付け朝日新聞は、就任会見で甘利幹事長が「2016年に発覚した自らの現金授受疑惑について『寝耳に水だった』とし、野党が求める国会招致については『国会がお決めになること』と述べるにとどめた」と報じています。

※自民党の新執行部が発足 甘利幹事長、現金授受疑惑は「寝耳に水だ」(朝日新聞デジタル、2021年10月1日)
https://www.asahi.com/articles/ASPB16CYKPB1UTFK00V.html

 2016年に『週刊文春』が報じた記事では、UR(都市再生機構)と千葉県の建設業者・薩摩興業との立退交渉で、薩摩興業側から甘利氏本人に対し、大臣室で50万円、地元事務所で50万円が手渡されたとされています。

 問題発覚後、「睡眠障害」を理由に雲隠れした甘利氏は、その後も説明責任を果たしていません。

 そこで本日午後8時から、2016年3月16日に収録した、「岩上安身によるインタビュー 第626回 ゲスト『甘利前大臣疑惑追及チーム』座長・大西健介衆議院議員」を再配信します。

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【タイムリー再配信 1007・IWJ_YouTube Live】20:00~
「甘利明・前経済再生相が雲隠れ!?『甘利問題』を風化させるな!自民党が提出した睡眠障害の診断書は循環器内科医が書いていた!~岩上安身によるインタビュー 第626回 ゲスト『甘利前大臣疑惑追及チーム』座長・大西健介衆議院議員」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

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※甘利明・前経済再生相が雲隠れ!?「甘利問題」を風化させるな!自民党が提出した睡眠障害の診断書は循環器内科医が書いていた!~岩上安身によるインタビュー 第626回 ゲスト「甘利前大臣疑惑追及チーム」座長・大西健介衆議院議員 2016.3.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/292244

■<新記事紹介>「精密誘導ミサイルの配備、これは絶対だと思っています」〜元自民総裁選候補で高市早苗現政調会長の「電磁パルスで敵基地無力化」論・防衛論を検証する(その2)

 9月19日朝のフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に、総裁選に立候補している河野太郎規制改革・ワクチン担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行が生出演し、安全保障政策について持論を展開しました。

 高市候補は、9月10日にTBS系の「大下容子のワイド!スクランブル」で、「電磁パルスで敵基地を無力化」と発言。敵国上空で核爆発を起こすという、世界191ヵ国が参加している核兵器不拡散(NPT)条約や、日本の憲法をはじめとする法制度、防衛政策を飛び越えた高市発言の内容をどのように説明するのか、注目されました。

 当シリーズ(その1)で検証したように、19日の「日曜報道 THE PRIME」では、高市氏は10日の「電磁パルスで敵基地無力化」発言をなんの説明もなく「衛星への妨害で敵基地を無力化」にこっそり修正しました。

※批判を受けて高市氏は「電磁パルスで敵基地無力化」を「衛星の妨害で敵基地を無力化」にこっそり修正!〜自民総裁選候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地無力化」論・防衛論を検証する(その1)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496643

 宇宙開発やサイバー技術で米中に遅れる日本が、中国の「衛星の妨害」をできるのか、現状どのくらいのリアリティがあるのか疑わしい部分がありますが、中国本土上空で核爆発を起こし電磁パルスを発生させるという異常な発言から1歩後退したことになります。

 しかし、高市氏の安全保障政策には、それ以外にも大きな問題があります。高市氏の主張は「精密誘導ミサイルの配備は絶対」、「衛星への妨害による敵基地の無力化」、「無人機の導入」、「電磁波による防衛」「防衛の研究を大学で認める」の5点です。

 この5点の筆頭、高市氏が「精密誘導ミサイルの配備、これは絶対だと思っています」と強調する、日本列島への中距離ミサイル配備政策もまた、大きな課題を抱えています。これは日本列島全体を中国とのミサイルの「相討ち」に自らを追い込むことになり、喜ぶのは米国です。

 しかし、核保有していない日本が、中国と通常弾の中距離ミサイルで、打ち合ったところで、最終的に中国から核兵器を打ち出されたら、日本はお手上げです。

 実際に核が投下されれば5発で日本は壊滅すると防衛省はかつて、シュミレーションしたこともあります。「勇ましい」ことを言うだけで、軍事において「次の展開」をまったく考えていない軍地音痴の高市氏の思考や発言は、自国の無用の危険にさらすばかりです。

 また、9月29日に自民党の新総裁に選出された岸田氏のあいまいな中距離ミサイル配備許容発言は、振り返ってみれば、番組放送の19日には、岸田・高市連合ができていたことを暗示していたと思わせるものでした。

 現実を飛び越えた感のある「電磁パルスで敵基地無力化論」に比べると、日本列島への中距離ミサイルの配備は、現在着々と進行しつつある差し迫った現実の脅威です。本稿(その2)では、高市氏が「絶対」とまで固執する日本列島への中距離ミサイルの配備の課題について検証します。

【目次】
◆米軍がアジア、特に東アジア「第一列島線」上への中距離ミサイル配備を急ぐ理由
◆米軍に中距離の精密誘導ミサイルを「積極的にお願いをしたい」と高市氏、「スネオ流安全保障論」で地獄の釜の口を開けるのか
◆精密誘導型中距離ミサイルの「国産化」はすでに始まっている。日本の国産ミサイルの射程延伸の意味とは?
◆中国が核報復すれば、日本は5発で滅びる! 中国攻撃のミサイルを日本に設置し、攻撃の報復は日本が引き受けろと米国は要求! 高市氏は米国の国益のエージェントか?
◆河野氏は「米国だけが引き金に指をかけたミサイルを日本に置いても、日本の抑止力は高まらない」、「『敵基地ナントカ能力』は、かえって不安定化の要因」と高市氏を痛烈批判!
◆橋下徹氏は必死の高市擁護!米軍ミサイルの「引き金を引く権利を日本が確保する」という絵空事の橋下発言を、河野氏は「勇ましい『やれやれ』というような人が喜ぶだけ」と斬り捨てる
◆「『やれやれ』というような人」と言われた高市氏、ミサイルを導入してから誰が引き金を引くか話し合えばいいと、屁理屈で自説に固執!
◆岸田氏は「まったく否定するものではない」とあいまいな許容姿勢、すでに総裁選、岸田・高市連動が水面下で決まっていた?
◆野田氏は橋下氏の(へ)理屈に取りあわず、「抑止力とは単に軍事の話じゃなく、その前にある最善の外交」と訴える!

※「精密誘導ミサイルの配備、これは絶対だと思っています」〜自民総裁選候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地無力化」論・防衛論を検証する(その2)は本日アップされ、 https://iwj.co.jp/ トップページの、公開日順の記事一覧、編集部のおすすめタイムリー記事、からご覧いただけます。

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、城石裕幸、富樫航、中村尚貴)

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