日刊IWJガイド・非会員版「緊急事態宣言解除に伴い菅総理が「退陣会見」! 岩上安身は参加すれども質問できず! メールにて高市『電磁パルス』発言について質問を送付!」2021.9.29号~No.3303号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに〜緊急事態宣言解除に伴い菅総理が「退陣会見」! 岩上安身は参加すれども質問できず! メールにて高市『電磁パルス』発言について質問を送付! 菅総理は、ワクチン接種の進展を自画自賛! 対米従属を一層深化させたことを「外交安全保障に道筋をつけた」と自慢! 北朝鮮拉致問題では万景峰号が日本人を拉致したから入港を止めたとデマ発言!

■9月1日から23日間のご寄付・カンパは目標額の46%、191万1200円にとどまっています!9月も残り2日であと228万8800円が必要です! 経済的危機に直面するIWJですが、どうかご支援をよろしくお願いいたします!

■【中継番組表】

■9月30日を期限として緊急事態宣言の全面解除、まん延防止等重点措置の全面解除! しかし、専門家は現段階での規制の全面解除は第6波を招くだけと否定的!

■<IWJ取材報告>「コロナ対策に携わってきた立場から、新総裁に期待することは?」との質問に「(これまでの対策の)継続と『ウィズ・コロナ』の社会作り」と田村大臣!~9.28田村憲久 厚生労働大臣定例会見

■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時から、9月24日収録「コロナ『冬の第6波』に向けて日本はコロナとどう向き合うのか~オリパラ強行開催が残した課題と感染症に強い社会づくりへ向けた新しい政治 岩上安身による日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師インタビュー(電磁パルス編)」を、公共性に鑑みフルオープンで再配信します!
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■はじめに〜緊急事態宣言解除に伴い菅総理が「退陣会見」! 岩上安身は参加すれども質問できず! メールにて高市『電磁パルス』発言について質問を送付! 菅総理は、ワクチン接種の進展を自画自賛! 対米従属を一層深化させたことを「外交安全保障に道筋をつけた」と自慢! 北朝鮮拉致問題では万景峰号が日本人を拉致したから入港を止めたとデマ発言!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 政府は昨日28日、全国の19都道府県に発令されている緊急事態宣言と、8県に発令されているまん延防止等重点措置について、今月30日の期限をもってすべて解除することを決定しました。緊急事態宣言が出されていた地域もまん延防止等重点措置に移行することなく、すべて解除されます。

 詳しくは後段でお伝えいたします。

 菅義偉総理は、午後7時から、官邸で記者会見を行いました。前回の菅総理会見に出席しなかった岩上安身は、抽選に選ばれ、会見に参加しました。

 岩上安身は、以下のように、総理会見時の様子を連投ツイートしました。

本日、菅総理最後の記者会見。なんと全面解除。この後どうするのか?後継総理総裁に丸投げか?僕は今夜は会見に参加します。また、当ててもらえないだろうとは思いつつ、メールでの質問もできるのでご注目ください。→緊急事態宣言・まん延防止の全面解除 政府が決定: 18:05
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1442777499247599617

定刻通り、7時から菅総理会見が始まりました。緊急事態宣言とまん延防止を今月末で全面解除することを、会見の冒頭で述べました。段階的に解除してゆくと言うが、その後、冬の第6波が訪れたとき、どう対処するのだろう?問いたいところだが、もう総理総裁ではなくなる人。今後を聞いても意味がない。19:07
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1442793521887387656

菅総理会見。その2。案の定、ご自身の功績を誇る話に終始している。ワクチン接種は、先行していた先進国に追いつき、追い越す勢いとのことだが、ワクチンを2回接種してもブレイクスルー感染が出ていることはどうするのか。一度感染して、陰性になっても再感染する人が続出している現実はどうなるのか。19:16
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1442795465502715904

菅総理会見、その3。ワクチン接種した人のパスポートにも言及。パスポートを持たない人の行動は制約される。アレルギーがあり、アナフィキラシーの恐れがあって、ワクチンを接種したくてもできない人の人権はどう担保されるのか。19:22
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1442796783860535296

菅総理会見、その4。第6波にどう備えるか、という質問に対して、尾身会長が、なぜ今回、急激に感染拡大し、急激に減少しつつあるのか、分析をする必要があると回答。5つの要素があり、1.人々の協力、2.夜間の人流の抑制、3.ワクチン未接種者が夜の滞留を避けた。4.ワクチン接種の効果。19:27
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1442798235240726528

菅総理会見、その5。尾身会長の述べた5つの要素のうちの5番目。医療機関、高齢施設での感染減少。どの要素もまだ定量的な検証が必要である、とのこと。今回の第5波の感染者の減少の要素を「成功体験」として語られ、定着していくと、今後も検査の過少は改まらないことになる。嘆息。19:34
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1442799762919493632

菅総理会見、その6。ちなみに、今、僕が座らされている席は、記者席全体の一番後ろの列の左端の末席。総理からも、司会からも最も遠い席。これは官邸側が指定するので、他の席には行けない。これではいくら元気よく挙手しても、当たらなそうだなと、ハナからちょっと諦めムード。19:44
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1442802383856156679

菅総理会見、その7。最後の二人と司会からアナウンスがあり、まず、朝日の記者から、なぜ臨時国会の招集を行わなかったのか、という質問。憲法上の義務である。憲法違反ではないか、という問いに、それはない、で終わり。最後は江川紹子さん。やはり、僕の出番はありませんでした。残念。19:58
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1442806012637958150

 上記の連投ツイートの時系列でもおわかりの通り、案の定、岩上安身は指名してもらえませんでした。

 会見終了時、菅総理はメールで1問質問を受け付けるとのことでした。岩上安身が用意していた質問は、以下の通りです。この内容で官邸広報室にメールを送信しました。

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 後継者選びとなる総裁選にちなんで安全保障に関する質問を、ひとつさせてください。

 総裁選候補の1人、高市早苗氏が「敵基地攻撃論」とは別に独自に「電磁パルスによる敵基地無力化論」を唱えております。

 具体的には、9月10日のテレビ朝日「ワイドスクランブル」に出演され、中国との戦争を前提に「敵基地を一刻も早く無力化する。これを先にやった方が勝ち」と述べ、ツールとして「強い電磁パルス」を用いる。しかも「向こうからミサイル発射の兆候が見えた場合」に行う、と言われました。つまり中国の先制攻撃のそのさらに先手を取ることを地上波で公言したわけです。

 電磁パルスを発生させる、EMP弾は現実に世界中で研究開発がなされ、防衛省も研究を進めましたが、現在、中断しています。防衛省の研究は「敵部隊の無力化」で、高市氏が実現を主張する「敵基地の無力化」とはケタ違いで、次元が違います。

 この高市氏の論には、ハードルがいくつもあります。

 第1に、強い電磁波パルスを発生させるには、中国領土上空で核爆発を起こす必要があります。つまり日本が核保有する必要があります。

 この点を、石破元防衛大臣に会見でうかがったところ、「EMP弾にはご指摘の通り核爆発が伴うものであり、(中略)日本が核保有すれば、今のNPT体制があっと言う間に瓦解します。それが良い世界のあり方だと私は思いません」とはっきりと懸念をされました。

 総裁選に出馬している岸田候補にも会見でおうかがいしたところ「私は核保有は絶対に反対だ」と述べ、否定されました。

 第2のハードルとして、中国のミサイル発射の兆候を察知することが本当に確実にできるのか、しかもその発射の前に、猛スピードで中国上空まで核ミサイルを飛ばして爆発させられるのか、という問題です。

 技術的に到底困難であり、また「先の先」を取るとは、奇襲に近く、真珠湾攻撃によって敵国の怒り、報復感情を爆発させた、その二の舞となるリスクがあります。

 第3のハードルとして、EMP弾は、ミサイル基地だけを選択的に無力化するのではなく、すべての電子機器を破壊します。高度にコンピュータ化、電子化、情報化された現代社会においてEMP弾を用いることは、広範囲にわたり社会全体をマヒさせ、一般市民の被害が膨大なものになります。

 EMPは現代社会において、無差別大量破壊兵器であり、使用すれば世界中から非難を浴びる可能性があります。

 第4のハードルとして、敵基地の一部を無力化したところで、広大な中国全土の基地および海中の潜水艦のSLBMまですべて無力化できるはずがありません。日本側が先に核の先制使用をしたのですから、中国から残存核戦力による報復核攻撃を受けるのは必至です。

 防衛省の研究によれば、日本は5発の核攻撃で壊滅するという結果が出ているそうです。高市氏は核の先制使用による電磁パルス攻撃で先手を打った後、相手から反撃されることについて何も言及していません。

 菅総理におうかがいします。

この高市氏の「敵基地無力化論」を支持しますか、反対されますか?その理由を含め、ご見解をお聞かせください。

また、電磁パルスによる「敵基地無力化論」をふりかざす高市氏が後継総裁としてふさわしいのかどうかも、お聞かせください。

岩上安身

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 岩上安身による菅総理への質問に、官邸から回答がありましたら、あらためてご報告いたします。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ご覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■9月1日から23日間のご寄付・カンパは目標額の46%、191万1200円にとどまっています!9月も残り3日であと228万8800円が必要です! 経済的危機に直面するIWJですが、どうかご支援をよろしくお願いいたします!

 いつも皆さまにご支援をいただいているおかげで、IWJは活動を続けられています。スタッフ一同、皆さまのご支援に感謝しております。

 今期第12期の年間の予算の見通しを立てさせていただきました。その上で、今期の会費収入は、7月時点で前期より10%の減少と予想し(第11期実績、6200万円、第12期予想6000万円)、ご寄付・カンパの目標額を月額420万円(年間5040万円)とさせていただきました。前期は月間450万円でしたから、さらに緊縮して30万円下げております。

 これでも、コロナ禍の続く現状を見ていると、会費・ご寄付・カンパ等の収入は、予測を下回ってしまうかもしれません。何とぞ、皆さまのご支援、ご協力をお願いいたします。

 9月1日からの23日間でお寄せいただいたご寄付・カンパは、182件、191万1200円となりました。ご寄付・カンパいただいた皆さま、本当にありがとうございます。

 今月の、上記の23日までにいただきました191万1200円ですと月間目標額の420万円の約46%となります。9月も残り3日となましたが、目標額まであと228万8800円が必要となります。

 さらに先月は、赤字となっており、IWJはキャッシュフローの足りない8月を乗り切るため、100万円を岩上安身から借り入れました。すでにお伝えしている通り、IWJは、岩上安身に前期だけで993万5000円借り入れており、今回の100万円とあわせて1093万円を借り入れてしまっています。

 個人から1000万円を超えるお金を会社に貸す、というのは大変なことです。第12期のスタートにあたって、岩上安身は前期も途中から無報酬で働いておりましたが、今期も1年間、無報酬で働くことを決めています。そうなりますと、岩上自身の生活は貯金を崩しながら、糊口をしのいでいる状態が続きます。これ以上、会社が岩上安身に頼るのは苦しい状況です。

 どうか皆さまのお力で、IWJをお支えください!

 コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています!

 IWJも例にもれず、前期の第11期に、突然のコロナ禍とコロナに伴う経済的危機の影響により、残念なことですが、会員数が大幅に減少してしまいました。

 会費とご寄付・カンパがIWJを支える収入の2本柱ですので、会員の減少は即、会費の減少につながり、ご寄付への依存度がどうしても上がってしまうことになります。

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまにご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、特定のスポンサーをもたないことで、縛られず、何者にも忖度せずに、真実をお伝えしてゆくのが、独立メディアであるIWJの存在意義です。

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます。

 その会費と、月々、皆さまからお寄せいただく、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのためになる真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 長引くコロナ禍とそれに伴う不況に、まだ出口は見えません。IWJの苦境も、間違いなく第12期も続くでしょう。

 しかし今秋には衆議院選挙を控えており、その際には、報道と言論の力によって日本を変え、破滅的な戦争への道からまぬがれることはできるはずだと我々は信じています。またそうならなければ、日本は本当に滅んでしまいます。

 現在政府・与党は、このコロナ禍のただ中にもかかわらず、米国の盾と矛の両方となるべく、日本列島中に、中距離ミサイルを配備する用意をして、その結果、米軍に向かうべき中国のミサイルを日本列島内で「吸収」させるという「破滅的計画」の準備を推し進めています。

※日本列島に軍事標的を分散配置、中国のミサイル攻撃を吸収する米戦略!「重要土地利用規制法が反対運動取り締まりに利用されるのでは?」とのIWJ記者質問に岸大臣から否定の言葉はなし!!~6.22岸信夫 防衛大臣 定例会見 2021.6.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493477

 改憲による緊急事態条項の導入も、実現すれば、ナチスと変わらない独裁内閣が実現し、どんな無茶な国民への「命令」であろうと、法律と同じ効力をもつ「政令」として出せるようになります。

 そんな危険な緊急事態条項を堂々と憲法に導入すると言っている自民党の総裁候補の中には、安倍晋三前総理が支持する「お気に入り」の高市早苗氏のような、中国の軍事施設の上空まで核ミサイルを飛ばし、上空で核爆発させて、電磁パルスによって敵のミサイルを無効化させるなどというとんでもないことをテレビで公然と発言して、軍事についてくわしくない一般の人々の支持を得ようとする人物までいます。

 まず第1に、核保有国でない日本が簡単に核保有できるわけがありません。その上で、中国からの攻撃を察知して、その直前に、中国の領空の上までミサイルを飛ばして核爆発を起こして電磁パルスを引き起こすというのも、ムチャクチャな話です。

 仮に核爆発によって電磁波パルスを発生させたとしたら、基地だけを選択的に無力化させることはできず、広範囲にわたってあらゆる電子機能を破壊します。

 大規模停電を引き起こすだけでなく、ありとあらゆるインフラが機能しなくなり、電子機器の誤作動も引き起こされます。事故も多発するでしょうし、人命も損なわれるでしょう。地上の中国の核兵器の命令系統に狂いが生じ、誤発射されたり、誤爆したりする可能性もないとは誰も言いきれません。

 電磁波パルスを用いたEMP兵器は、高度にコンピュータ化され、電子化され、情報化された現代社会にとっては、まさに無差別大量破壊兵器であり、日本が使用すれば、中国だけでなく国際的な非難を浴びることは間違いありません。

 高市氏の言う通りに日本がEMP爆弾を用いたら、その時の中国のダメージは大きく、かつ電磁パルスの「奇襲」攻撃への報復感情は凄まじいものになるでしょう。「無効化」できる核戦力は、一部に限られます。海中の原潜のSLBMなど「無効化」できない残存核戦力が必ず残ります。電磁パルスの「奇襲」を「第2の真珠湾攻撃」と受け取られた時、日本列島全土への核攻撃が正当化され、決断を下されかねません。

 高市氏の頭には、「第一撃」を中国より早く撃ち込むこと、そのことしかないようです。「その後」にまったく考えがおよんでいません。これほど危険な考え方はありません。

 驚くべきことに、高市氏の頭の中では、電磁パルスで相手のミサイルが一時的に無効化されたら、まるで中国軍がその後、報復してこないかのような設定となっています。これはまったくの妄想です。

 自民党の総裁となる者は日本国の総理となる可能性が非常に高いわけですが、そんな人物が、自分の頭の中のファンタジーの世界にひたって、総裁選の最中にその妄想を喋り続けているのです。

 「第一撃」を敵に食らわせた、その後の戦争の見通しがまったく「白紙」で、何も描けていない。政治家として、総理総裁候補者として、これほど危うく、愚かな人はいません。

 こんな愚かな人物が、自民党の総裁候補として立候補し、安倍晋三前総理に支持され、独裁を可能にする改憲を主張しているのです。

 しかも自民党の党員・党友アンケートでは、高市氏の支持が急激に高まり、彼女が落選確実な泡沫候補者どころか、初回投票を2位で通過し、3位の岸田氏と「2位・3位連合」を組むことができれば、世論調査で圧倒的に支持率を集めてきた河野氏を逆転して、まさか、まさかの、日本初の「電磁パルス攻撃」首相の誕生となってしまうかもしれません。戦争は、確実に、現実のものとなるでしょう。

 問題なのはマスコミです。高市氏が昼間のワイドショーでこれだけ危険な発言を行ったことを、産経新聞を除いて、読・毎・朝・東京各紙は一切掲載していません。電磁パルスとは何か、何も報じず、何の解説も論評も批判も行われていないのは、メディアとしての役割を完全に放棄していると、言わなくてはなりません。これこそ、「忖度」そのものでしょう。

 ここで、日本人全員が気づかなくてはいけないのは、日本がいつまで米国の庇護を当てにしていられるのか、という問題です。高市早苗氏のような人が、中国との戦争の戦端を切ったあと、米軍が日本を守るために大きな犠牲を払って中国と戦ってくれると本気で思っているのですか?という問いです。

 同時多発テロ以降、米軍が20年間も戦ってきたのは、見当違いの「標的」でした。主犯のビン・ラディンはサウジアラビア人で、サウジのイスラム原理主義教義ワッハーブの信奉者でした。同時多発テロに、アフガニスタンもタリバンもイラクも関わっていません。

 しかし、米軍は、サウジの独裁政権やワッハーブのイスラム原理主義者を攻撃するのではなく、見当違いなことに、アフガンにミサイルの雨を降らせて侵攻し、次にイラクを「大量破壊兵器」を持っていると虚偽の言いがかりをつけて、国をまるごと破壊しました。

  その結果はどうなったでしょうか?米軍がアフガニスタンで20年も侵略戦争を行い、あげく樹立した親米傀儡政権を無責任に見捨てて米軍が撤退すると、米軍と20年間戦ってきたタリバンは、あっという間に支配地域をほぼ全土に拡大し、首都カブールに無血入城を果たしました。

 呆れるのは他国を侵略しておいて、コストが見あわないとか、米軍兵士の犠牲が多いなどと判断した時の、米軍・米国の薄情さ、逃げ足の速さです。

 こんな米軍が、日米安保にもとづき、自分たちをいざという時に守ってくれるだろう、などと信じている方が、さすがにどうかしていると言わざるをえません。彼らは、いざという時には守ってくれず、逃げ出す連中なのだ、ということが誰の目にも明らかになったはずです。

 誰の目にも、と書きましたが、我が日本では、まだ多くの人が目を覚ましていません。まだまだ国民の多くは、目を覚まさず、「日米安保」という「御神体」を拝んで、「日米安保基軸」とマントラを唱え続けているのが現状です。

 こうした日米安保カルトの洗脳が解けるには、まだ相当な時間と一定のショックが必要なのかもしれません。それが、愚かな戦争と再度の徹底した敗北なのだとしたら、あまりに犠牲が大き過ぎます。

 自民党の総裁選が終わったら、次はこの秋の衆議院選挙が、大きな焦点となります。

 今年の衆議院選挙は、与党を中心とした属米改憲勢力を落選させ、最低限、衆議院の議席の3分の2以下にまで減らして、改憲発議ができないようにしなければいけません。

 そうでないと、改憲による緊急事態条項導入が即座に現実のものとなってしまいます。そして本当に頭のネジが何本か外れた対米依存症の政治家と、米国の言うことを追認するだけの官僚、今ですら「忖度」ばかりの御用メディアによって、しなくてもいい戦争をして地獄を見ることが現実のものとなってしまう可能性があります。

 今年秋の総選挙は、日本という国、1億2000万の国民や、北海道から沖縄までの国土が、米軍に利用されてしまうかどうか、そして民主主義と国民主権と平和と日本国憲法を守れるかどうかがかかった、最後の、重要な選挙となるかもしれないのです。

 属米改憲勢力が大勝するようなことがあれば、報道の自由も言論の自由もなくなり、IWJの存続ももちろん不可能になると思います。

 一部の野党だけでなく、多くのメディアが既に権力に屈していることは、自らスポンサーとなった東京五輪を巡る報道や、民放連が自主規制なしに改憲CMを受け入れると開き直っている姿勢を見れば一目瞭然です。

 先述した通り、高市早苗氏の、テレビ生放送中の重大な問題発言も、ほとんどのマスメディアが、「問題視」せず、ベタ記事程度ですませています。会見などで質問し、問題視し続けているのはいまだにIWJだけ、というのが、この国の報道・言論の鈍感さ・思考放棄・事なかれ主義のあらわれなのです。

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!!高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(前編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496407

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!!高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(後編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496442

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その1)石破茂氏は「核爆発を伴うものであり、NPT体制と不整合」と述べる!2021.9.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496596

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その2)岸田文雄氏は「核保有、これはまったく、するべきではない、私は絶対に我が国は核兵器をもつべきではない」と回答! 2021.9.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496601

※自民党総裁候補・高市早苗氏の「核爆発による電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者にきく!(その3) 元防衛省キャリアで元内閣官房副長官補の柳澤協二氏は「私も兵器マニアではないけれども。漫画の読みすぎなのかもしれないしね。もっと現実の政策にもとづく議論をすべき」と回答! 2021.9.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496610

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると考えています。

 決して負けられないこの戦いに、IWJとともに、ぜひ皆さまにも一緒に参戦していただきたいと思います。前線には我々が立ち、売国的な権力に挑みます。皆さまにはぜひ、後方支援となる会員登録とご寄付・カンパをどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 12年目となるIWJへ、皆さまからの温かいご支援を、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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※みずほ銀行
支店名 広尾支店

店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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◆中継番組表◆

**2021.9.29 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】16:00~「立憲民主党 枝野幸男代表 記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 立憲民主党・枝野幸男代表による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた枝野幸男氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9e%9d%e9%87%8e%e5%b9%b8%e7%94%b7
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【IWJ・Ch5】16:45~「日本共産党 志位和夫委員長 記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 日本共産党 志位和夫委員長による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた志位和夫氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%bf%97%e4%bd%8d%e5%92%8c%e5%a4%ab
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【タイムリー再配信1002・IWJ_Youtube Live】20:00~「コロナ『冬の第6波』に向けて日本はコロナとどう向き合うのか~オリパラ強行開催が残した課題と感染症に強い社会づくりへ向けた新しい政治 岩上安身による日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師インタビュー(電磁パルス編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
 
 9月24日に収録した、岩上安身による 青木正美医師、前田佳子医師インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%96%b0%e5%9e%8b%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%b9

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496626

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◆中継番組表2◆

**2021.9.30 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信1003・IWJ_Youtube Live】19:00~「コロナ『冬の第6波』に向けて日本はコロナとどう向き合うのか~オリパラ強行開催が残した課題と感染症に強い社会づくりへ向けた新しい政治 岩上安身による日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師インタビュー(コロナ編)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
 
 9月24日に収録した、岩上安身による 青木正美医師、前田佳子医師インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた医療体制関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8c%bb%e7%99%82%e4%bd%93%e5%88%b6

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496626

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「コロナ対策に携わってきた立場から、新総裁に期待することは?」との質問に「(これまでの対策の)継続と『ウィズ・コロナ』の社会作り」と田村大臣!~9.28田村憲久 厚生労働大臣定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496809

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■9月30日を期限として緊急事態宣言の全面解除、まん延防止等重点措置の全面解除! しかし、専門家は現段階での規制の全面解除は第6波を招くだけと否定的!

 政府は28日午前に、新型コロナウイルスに関する基本的対処方針分科会を開き、19都道府県に発令している緊急事態宣言を30日の期限で全面解除する方針を諮問し了承されました。

※緊急事態宣言の全面解除、分科会了承 飲食店の時短要請は1カ月継続(毎日新聞、2021年9月28日)
https://mainichi.jp/articles/20210928/k00/00m/040/088000c

政府は午後に新型コロナウイルス感染症対策本部会合を官邸で開き、ここで正式に政府方針として決定しました。

※緊急事態、30日で全面解除 まん延防止も、27都道府県(東京新聞、2021年9月28日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/133570?rct=politics

 現在緊急事態宣言が発令されている19都道府県は北海道、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、岐阜、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、広島、福岡、沖縄です。  
 また、まん延防止等重点措置を適用中の8県も30日で全て解除するとしています。

 まん延防止措置の対象になっている8県は宮城、福島、石川、岡山、香川、熊本、宮崎、鹿児島です。

 宣言解除地域では1カ月程度段階的措置を講じるとしています。

 1. 宣言解除地域では1カ月程度、飲食店への時間短縮要請などを継続するとしています。

 2.感染対策の第三者認証を取得した飲食店は午後9時まで、それ以外の店は午後8時までの営業時間短縮を求め、酒類の提供も可能とします。

 3. ただし感染状況に応じ、各知事が緩和・厳格化を判断するとしています。

 4. イベントは定員の50%または1万人を上限とするとしています。

 5.カラオケは設備の利用自粛を要請。

 6.外出移動に関しては、期限を区切らず、混雑時を回避し少人数で行動を要請、県をまたぐ移動は基本的な感染対策の要請、検査推奨。

※緊急事態宣言・まん延防止の全面解除 政府が決定(日経新聞、2021年9月28日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2815S0Y1A920C2000000/?unlock=1

 こうした政府の方針に対して専門家はどう見ているのでしょうか。

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■<IWJ取材報告>「コロナ対策に携わってきた立場から、新総裁に期待することは?」との質問に「(これまでの対策の)継続と『ウィズ・コロナ』の社会作り」と田村大臣!~9.28田村憲久 厚生労働大臣定例会見

 9月28日午前11時半頃より、東京都千代田区の厚生労働省庁舎にて、田村憲久 厚生労働大臣の定例会見が開催されました。

 会見冒頭、田村大臣より、以下のとおり、4件の報告がありました。

1.政府が推進すべき自殺対策の指針について
2.第75回 赤い羽根共同募金について
3.医療・介護・障害福祉における感染防止対策の継続と新型コロナウイルス感染症の診療に関する特例評価の拡充について
4.小学校休業等対応助成金・支援金の受付開始について

 田村大臣からの報告後、各社記者と大臣との質疑応答となりました。IWJ記者は政府のワクチン施策に関する質問を準備していましたが、指名されず、質問をすることはできませんでした。

 他社の記者からは、「新型コロナ感染症の今後の医療提供体制の構築と病床確保計画」、そして「緊急事態宣言ならびにまん延防止等重点措置の全面解除」等についての質問がありました。

 田村大臣は、質疑応答の最後に行われた「自民党総裁選の開票が明日に迫っています。(中略)コロナ対策に携わってこられた立場から、新総裁に期待することをお願いします」との質問に対して、次のように答えました。

 「新総裁が総理になる可能性が非常に高いんだろうと思いますけれども、コロナは今までも色々な対策をやって参りました。継続事項もいっぱいあります。そういう意味では、継続すべきものはしっかりと継続して頂きたい。

 と言うのも、今までも、専門家の方々や分科会を通じて、色んなご提言も頂いて、それに対する色んな対応もしてきておりますので、継続頂ければありがたいと思っております。

 急に方向が変わるということはないんだ、というふうに私は認識致しておりますので、コロナのリスクというもの、感染リスクというものをしっかりとご理解いただく上で、新しい総裁は、国民の皆さま方に、安心をして頂く『ウィズ・コロナ』の社会づくりというものをしっかりとやっていただけるものというふうに思っています」

 詳しくはぜひ、全編動画をご確認ください。

※「コロナ対策に携わってきた立場から、新総裁に期待することは?」との質問に「(これまでの対策の)継続と『ウィズ・コロナ』の社会作り」と田村大臣!~9.28田村憲久 厚生労働大臣定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496809

■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時から、9月24日収録「コロナ『冬の第6波』に向けて日本はコロナとどう向き合うのか~オリパラ強行開催が残した課題と感染症に強い社会づくりへ向けた新しい政治 岩上安身による日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師インタビュー(電磁パルス編)」を、公共性に鑑みフルオープンで再配信します!

 本日午後1時から自民党総裁選の投開票が行われ、新しい総裁が決まります。自民党の新総裁は、すなわち日本の新総理大臣ということになります。

 IWJはこの間、総裁選候補の一人、高市早苗前総務相の無責任で危険かつ荒唐無稽な外交安全保障論を批判してきました。

 高市氏は外交・安全保障政策に関して、テレビ番組や討論会で、中国を念頭に「強い電磁パルスで相手基地を無力化する」との発言を繰り返しています。

 IWJでは、他メディアが完全スルーを決め込む中、高市氏が主張する「強い電磁パルス」の発生には、核爆発を高高度で起こす必要があることを指摘し、高市氏の発言がいかに危険で非現実的なものであるかを記事にしています。

 この記事は重要なテーマなので、10月19日まで特別公開しています。

 ぜひご一読の上、高市氏の発言の危険性を世間に周知するため、一人でも多くの方に拡散してください。

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!!高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(前編) 2021.9.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496407

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!!高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(後編) 2021.9.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496442

 また、高市氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について、IWJは石破茂元幹事長(元防衛大臣)、岸田前政調会長(元防衛大臣)、元内閣官房副長官浦(安全保障担当)の柳澤協二氏(元防衛省キャリア)に、見解をききました。こちらもぜひ、あわせてご一読ください。

※自民党総裁候補・高市早苗氏の「核爆発による電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者にきく!(その1)自民党総裁選で河野氏支持の元防衛大臣、石破茂氏は「核爆発を伴うものであり、NPT体制と不整合」と述べる! 2021.9.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496596

※自民党総裁候補・高市早苗氏の「核爆発による電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者にきく!(その2)自民党総裁選で高市氏と競う元外務大臣で元防衛大臣でもある岸田文雄氏は「核保有、これはまったく、するべきではない、私は絶対に我が国は核兵器をもつべきではない」と回答! 2021.9.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496601

※自民党総裁候補・高市早苗氏の「核爆発による電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者にきく!(その3)
元防衛省キャリアで元内閣官房副長官補の柳澤協二氏は「私も兵器マニアではないけれども。漫画の読みすぎなのかもしれないしね。もっと現実の政策にもとづく議論をすべき」と回答! 2021.9.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496610

 この高市氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について、本日午後8時から、先週9月24日に収録した「岩上安身によるインタビュー第1053回 ゲスト 日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師 」から、自民党総裁選について議論した部分を抜き出した「電磁パルス編」を再配信します。

 岩上安身によるインタビューで、岩上安身が高市氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言の危険さについて、解説しました。

岩上「これまで核攻撃というのが軍事史上のエポックでそれを超えることはなかったんですけど、それを超えちゃうんです。無差別破壊なんですよ。

 社会全部が電子化、コンピューター化されたじゃないですか。社会全体が通信網とネットで繋がっている。そこに全部情報が入っていて、情報化社会になっている。高度情報化社会になって、初めて有効な攻撃なんです。

 こんな高度情報化社会にあって、電子化された情報を全部消してしまうとか破壊してしまうとか」

 EMP(電磁パルス)攻撃が与える現代社会への破壊的な影響は明白です。固定電話だけではなく、スマートフォンやIoT化された家電製品、パソコン、ハードディスクや企業や官公庁のサーバーに保管された情報、クラウドにあげている情報、そしてコンピューターで制御されているインフラ、電子部品が壊れたら動かない事、電車、飛行機、金融市場から原発まで、挙げていけばキリがありません。

青木医師「こんなものを総裁選に臆しもせず出してくるような時代に私たちは生きているのかと」

岩上「あってはならないことなんです。全国民がちゃんと知っていないといけないこと」

 その他、岩上安身によるインタビューでは、高市氏が「絶対」と熱望している、米国のミサイルを日本列島各地に配備する計画のリスク、日本列島を「ミサイルホイホイ」にする米軍戦略にも話が及びました。

 詳しくはぜひ、本日の再配信をご視聴ください。公共性に鑑み、全編フルオープンで配信いたします。

 仮に、その日の都合で見られなくても、会員になっていただければ、一般会員なら2ヶ月以内、見逃し配信を自由な時間に見られますし、サポート会員ならば、いつまでも、いつでも好きな時にコンテンツを無期限で視聴できます!

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【タイムリー再配信1002・IWJ_Youtube Live】20:00~
「コロナ『冬の第6波』に向けて日本はコロナとどう向き合うのか~オリパラ強行開催が残した課題と感染症に強い社会づくりへ向けた新しい政治 岩上安身による日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師インタビュー(電磁パルス編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
 
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※コロナ「冬の第6波」に向けて日本はコロナとどう向き合うのか~オリパラ強行開催が残した課題と感染症に強い社会づくりへ向けた新しい政治 ~岩上安身によるインタビュー 第1053回 ゲスト 日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師 2021.9.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496626

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、浜本信貴、城石裕幸、富樫航、中村尚貴、木原匡康)

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